人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

入日本化

2024年04月02日 | 徒然
 四月、春が来た。
 サクラが開花し始めた頃、帯状疱疹になった。

 右腕の神経経路に沿って点々と赤く腫れ、ブツブツが出来て痒い、痛い。
 特に最後は指先だったので右掌を使う度にピリリと感電したように痛む。

 最初は家ダニに喰われたとばかり思いこんでいたので、対策をアレコレこうじている間に最初の発症から三週間ほどが経っていた。
 専門医は「手遅れかも知れませんが抗ヘルペス薬を7日間飲んでみましょう」と。

 次の日曜日には結果がわかる、と他人事のような私。
 とにかくよく噛んで食べ、深く眠るべし。

  <我が家の老桜>
 一枝しか残っていないが健気に咲き始めてくれた。

 相撲協会の「入日本化(にゅうにほんか)」は、日本人こそ一番という差別意識の旗印だ。
 実態は元横綱:白鵬時代に始まったらしい。
 出る杭は打たれる・・・改まらない各スポーツ界幹部の胡散臭さがプンプン臭う。

 どのスポーツもだが、あれだけ外国選手に盛り上げて貰って若いファンを掴み、人気が持ち直した途端に、何もかも取り上げて存在しなかったかのように消し去る方向だとは、あまりに酷い。
 
 想像力が平和を諦めない唯一の力、それを育てるのが文化・スポーツ・芸能の力ではないのか。
 過去を思い、何故今に至ったかを皆が自分なりに想像して考える事が、遠い異国の悲劇を救う機運にも繋がるはずだ。
 
 日本人としての誇りを持つことと、過去に蓋をして偏見と差別を当たり前のように感じる事とは全く違う。
 ごちゃ混ぜにして差別主義者になっていないか、自身に問いかけねばなるまい。
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