人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

温かな風のような政治を

2020年06月30日 | 徒然
 持続化給付金、さすがに5回目の不備メールはなく、無事に振り込まれた。
 二ヶ月にわたった手続きの煩わしさから解放されたのが、何より嬉しかった。

 申請主義と言われる日本の旧態然とした縦割り行政をいいかげん変えろ!
 これではパソコンも交通費も時間も住所もない弱者には、どんな救済も届かない。

 三ヶ月ぶりに県内三カ所の朗読講師を再開できて落ち着いたので、資料本を暫し脇に置いてガス抜き読書を再開。
 選んだのは、『水滸伝』(北方謙三)全19巻と今年のノーベル文学賞候補 多和田葉子の作品『地球にちりばめられて』
 どちらも、外から見た国(日本)というものの姿を客観的に語っていて とても新鮮だ。

 コンピューター付ブルドーザーと呼ばれた田中元首相の言葉。(宝島社)
 「いい政治というのは、国民生活の片隅にあるものだ。目立たず、つつましく国民の後ろに控えている。吹きすぎてゆく風―政治はそれでよい。」

 つい数十年前には、覚悟を持って前線で闘う こういう政治家が実在していたのだ。
 いま私たちは、新コロナという未知の脅威の前に、議論もせずに素直に小さく閉じこもっているだけなのか。

  <長兄夫婦の散歩道にある牧場風景・・穏やかだ>
  
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