画像の左側はオーディオSP用のアッテネーターです。先日、これ
を眺めていてちょっと妄想というか、思いつきが....
そう、ギターアンプにかませたらどうかなと。
で、やっちゃいました。
画像のやつの耐入力は連続で15W、ミュージックパワーなら30W。
という事は5E3ならば、なんとかいけそう。
もう一種類持っていて、そちらはミュージックパワー100W対応です。
それなりに発熱するだろうから、100Wの方が良いかな。これなら
連続出力でも40W程度なら大丈夫でしょう。
という事で100Wタイプを採用。実際はアッテネーターもかなり絞らな
いとダメなので、本物のフルアップの音とはちと違うけど、それなり
には使えそう。
キャビネットへの取付はシャーシ裏蓋の金属板の残りでサブパネル
を作り、アッテネーターと入力ジャックを取付けています。
出力はプラグ式にしたので挿しかえすれば、完全にアッテネーター
をスルーする事も可能です。
でも間違いなくエネルギーの無駄遣いだな、これは。
ああ、真空管自体もそうか!
意外といえば意外でした。
よくあるπ型回路かと思っていました。それにしてはノブがあるしなぁ。。。とか。
私がテストで作ったアッテネータはクリーン時の艶が抑えられる感じ(音がこもる感じ?)があったのですがオーディオ用だとその辺もよいのでしょうね。
オーディオ用といえども、トランス式ではなく普通の可変抵抗式
(構造はよくわかりませんが巻線かな?)ですから、
音質の
変化は避けられないですね。FOSTEXのR80Bというのを使用して
いますが、単価は2,000円強。トランス式だとやはり18,000円
程度ですのでとても手が出ません。
アンプ側VOLが3~4程度ならアッテネーターも結構上げられます
ので、家で弾く限りですがクリーンで艶がなくなるような感じは
受けません。
アンプ側フルアップ状態でアッテネーターを極端に絞ると、もう
調整範囲ギリギリですから音が細くなるのがよく分かります。
チャンプならもう少し上げられるでしょうから多少は違うかも
しれません。
今のところ発熱は気になるほどではありません。もっともご承知
のとおり、オーディオの世界では中域か高域SPにしかアッテネ
ーターは使いませんから入力はたかがしれています。常時15Wも
入れてアタックの強い楽器を演奏するとヤバイかもしれませんね。