こんにちは
ササキングです

本日6月1日(月)から
ワ・ラッセは営業再開しました! 




先日のブログでお伝えした通り、臨時休館前以上に
感染症予防対策をしっかりとした上で営業します

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今日はたくさんの方が・・・というわけではありませんが、
ねぶたをご見学に来ていただきました

ちょっとずつ、また館内がにぎわっていけばいいなと思います
そして今日からミニねぶた展が始まりました!

「ミニねぶた展」は各ねぶた師から推薦されたお弟子さん制作の
ミニねぶたを紹介する展示会です
後継者育成のため、そして青森ねぶた祭のPRを目的に毎年青森ねぶた祭前の
6月から8月にかけて、ワ・ラッセ及び市内各所に展示しています。
今年は青森ねぶた祭が中止になったこともあり、
新しい大型ねぶたが見れなくて気落ちしてしまうところがありますが
ぜひ新作のミニねぶた4台をご覧いただいて元気になってもらえればなと思います
今日から6月14日(日)までワ・ラッセ1Fエントランスホールで展示、
その後は8月23日(日)まで青森空港、新青森駅、津軽海峡フェリー、ワ・ラッセに
1台ずつ展示される予定です。
それでは今年のミニねぶたをご紹介します

「ともに前へ」 (ともにまえへ)
まずは今年の3月31日にねぶた下絵コンクール除幕式でお披露目されたミニねぶたです

第9回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール
小学生部門最優秀賞作品
下絵:横山 加奈 さん 監修:北村 春一 さん 制作:板垣 大地 さん
【由来】
「下絵制作者:横山加奈さん題材説明より」
私は去年、黒い羽が虹色に光り輝く神様トンボを見て、あまりにもきれいだったので、
このトンボをねぶた絵にかきたいと思いました。トンボは、前へ前へ進むことから、
前向きなイメージがあるので、どんな困難や試練があっても、まっすぐ前を向き、
挑んでいく様子をねぶたに現しました。若者におそいかかってくる大きなオニの手は、
立ちはだかる困難をイメージしています。若者が、困難に挑む自分の強い気持ちを、
扇から吹く風にのせて、トンボとともに前へふみ出していくところをかきました。

【制作者板垣さんからのメッセージ】
私に制作を任せていただき感謝しています。この下絵を見た時にぜひ作りたいと思い
立候補させていただきました。トンボがねぶたの題材になるのは初めての事で、
特に羽の表現にすごく悩みました。
「浪士燕青」(ろうしえんせい)

監修:内山 龍星 さん 制作:林 良紀 さん
【由来】
燕青は「水滸伝」の登場人物の1人で全身に見事な刺青を入れ、
相撲の達人として知られている。
このねぶたは泰山の奉納相撲で任原が燕青に打ち負かされ、
暴れ回る弟子達に対し、燕青が鬼瓦を投げつけ反撃する場面である。
【制作者林さんからのメッセージ】
高校入学と同時に弟子入りし、今回が3作目になります。鬼瓦と人の配置や、
細かな色使いに注目してもらいたいです。
「金太郎」(きんたろう)

監修:千葉 作龍 さん 制作:吉町 勇樹 さん
【由来】
金太郎とは坂田公時の幼名であり、日本では昔話や童話として
取り上げられる事が多い。生まれ育った足柄山では熊と相撲を取ったり、
母に孝行するなど、元気で心優しい子供に育った。
後に、源頼光にその力量を認められ、家来となり、大江山での鬼退治など、
様々な伝説を残す事となる。
ねぶたは、天に昇って龍へと姿を変える鯉の滝登りを自身になぞらえ、
我もこの鯉のように勇往邁進しなければならないと決意を固める金太郎の勇姿である。
【制作者吉町さんからのメッセージ】
ハッキリとした、誰にでもわかりやすく、また重厚感のあるねぶたを
作っていきたいと思っております。
「坂田公時」(さかたのきんとき)

監修:諏訪 慎 さん 制作:倉内 裕太 さん
【由来】
平安時代、相模国足柄山に龍神と山姥の間に生まれ山中の動物を従え、
熊と相撲を取るなど怪力の持ち主の怪童丸という若者がいた。
のちに源頼光に見出され「坂田公時」と名を与えられ、頼光四天王の一人として
大江山の酒呑童子、土蜘蛛退治などで活躍する。
【制作者倉内さんからのメッセージ】
大胆に作るところ、繊細に作るところをはっきりと、
奥行きのあるねぶたを作っていきたい。
どうでしょうか
ミニサイズではありますがとても迫力のあるねぶたが揃いました


ぜひぜひ若手制作者の皆さんの力作をご覧いただければと思います



【ワ・ラッセ展示】
6月1日(月)~6月14日(日) 9:00~22:00
1Fエントランスホール
【市内公共施設展示】
青森空港・新青森駅・津軽海峡フェリー・ワ・ラッセ
各1台ずつ展示 (どのねぶたが行くかは調整中)
6月15日(月)~8月23日(日)
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