酸いも甘いも・・・


酸いも甘いも、もっと経験してから、鈍行各駅停車の汽車でゆっくり
行きましょうか・・・

サヨナラは言わない・・

2024-11-25 14:21:48 | 日記
友が一人で住んでいた白壁に緑の屋根の綺麗な家は、住む人のいない寂しい家になりました・・

玄関横の駐車場には、乗る人のいなくなった黄色の車が止まっています・・

「もっと、明るい色の洋服の方が似合うのに・・」
「少し痩せられたら良いですよ・・」
「髪はもう染めないのですか?  以前は染めていたのに・・」
「今はどんな歌を歌っているの?」
「膝の痛みに効く、良いサプリメントがありますよ、飲んでみたら・・」
などなど・・質問と要求の多い友でした・・

「私の事は、構わないでもらえないかしら・・」と、正直、思う事は度々ありました。
しかし・・彼女が突然消えてしまった今・・
その私への執着こそが、友情であったと気づかされます。

入院前夜に送られて来たメールの最後に、ありがとうの言葉がありました。
覚悟のお別れの言葉だったような気がします。


ご本人の希望で面会もお見舞いも出来ませんでした・・
お通夜にご挨拶に伺いましたが、会えませんでした。
お洒落な人でしたから、やつれた顔を見せたくなかったのでしょう。

又、きっと、会いましょう・・









友・・死す・・

2024-11-21 11:31:25 | 日記
二十年来の友が、一昨日亡くなられました・・
お互いの家の全景が見える至近距離に住んでいて、
一日に一回も顔を見ない日はない、と言っても過言ではありませんでした。。

10月31日深夜に突然入って来たメール・・
何事かと、開くと、相当体の具合が悪そうな様子でした。

乳がんの治療を5年間、受けて来ている彼女でした。
抗癌剤の副作用が強くて、体が疲弊しているようでした。
一人暮らしですので、夜が明けたらすぐに入院措置のお願いをするようにと、
取りあえず言って、病院にも付き添いますとも伝えたのでした。

そして、翌11月1日に愛息に伴われて入院しました。
それから18日目の19日に、彼女の人生は幕を降ろしたのです。

私より一回りも若くて、今回の選挙戦では公明党の候補者の為に動き回っていたそうです。
体が辛かったに違いないのに・・
信仰心が強い人だけに自分を犠牲にしてまで頑張った結果としか思えません。

信仰とは・・一体・・なんぞや・・
お金を巻き上げる宗教。。
病人をも使い選挙活動する宗教。。

だから、私は、新興宗教は嫌いなのだ・・・
洗脳されるがままに、使われる信者にも警鐘を鳴らしたい・・


友よ・・天で待つ夫の許へ・・迷わず力の限り走れ・・
両手を広げて・・抱き抱えてくれるでしょう・・









お墓参りが趣味ですねぇ~~

2024-11-18 14:30:53 | 日記
去年の8月25日に亡くなった長男の、今日は1週間早い15回目の月命日のお墓詣りにお嫁ちゃんと行きました。

近隣の奥様が、「風が強いのに何処へお出かけですか?」と・・
お迎えの車の到着を待つ私に声を掛けてくれました・・

「息子のお墓詣りに行ってきますね~~」
「お墓参りが、趣味ですねぇ~~」
   ううん!  お墓参りが趣味??
とり方は色々あっても良いが・・趣味はおかしいだろう。。

しかし・・人様からしたら、そのように思われても仕方ない節があるのかも知れない。

何故なら、分骨して二か所の墓苑に葬られていますので、毎月2回、お墓参りをしているからです。

まあ・・趣味と思われるのならそれでもいいけれど、母親の気持ちを逆撫でされたようで少し悲しかった・・・

貴女も大切な息子を亡くしたら・・私と同じようになりますよ・・


月光

2024-11-10 20:51:00 | 日記
辻井伸行さんのピアノ演奏{月光}を聞いていたら、亡き息子「H」の幼少時を想い出した。

3歳で父親を亡くして、私と二人暮らしをしていた頃です・・
小学校へ上がる前からピアノを習わせ始めていました。

私が音楽好きですから、その血を引いていれば必ず才能がある・・
なんて、勝手に思い込んでいたからでした。

国立音大からピアノの先生に自宅へ来て頂いて、レッスンしたものでしたが・・
母親の思いとは裏腹にピアノには全然興味を示さず、先生が来ると嬉しくて
遊び始める始末です。

先生を馬にして馬乗りしたり、肩車をしてもらったり・・
そんな事をしている内に1時間は過ぎてしまいました。

その内に、先生が言いました・・
「お母さん!  これではレッスン料は頂けませんのでやめさせてください」

習い事は本人が希望してからにするものだと、学びました。

でも、成長するにつれて、息子は音楽が好きになりました・・
中学生になるとギターを独学で学びました。
歌も歌える人になりました。
やはり・・私の血を引いていましたよ・・

ある時・・聞きなれたピアノの曲が流れました。
なんと・・息子が月光を弾いていました。
触り程度のものでしたが・・
高校生の時でした。

だから・・月光を聞くと、息子を想い出して涙が出ます・・

辻井伸行「月光」1楽章ベートーヴェン31歳ドイツBeethoven "Moonlight" 1st Movement 












女三人・・

2024-11-05 21:45:19 | 日記
83歳の元気なお婆さんは、亡き息子のお嫁ちゃんと孫娘を引き連れて、
地元に近い有名うどん店に昼食を摂りに行きました。

なべ焼きうどんに天ぷらの盛り合わせを頂きました・・

女三人・・
まだ38歳の可愛らしい孫娘。
去年還暦を迎えたスタイル抜群のお嫁ちゃん。
そして、年相応な私・・

仲良し3人組で食べるゴハンは美味しいわね~~

月一で食事会をしています・・
今日はひ孫君は学校がありましたから、不参加でした。。

いっちゃん!
次には行こうね~~~