家賃ナシ、食費ナシ、雑費ナシ、
何もかも親持ちで、居候を続けていた息子のお尻を叩いて、結婚せぬなら
いい加減に家を出ていきなさい! と促したのは息子が三十歳を過ぎた頃だったか・・
独身貴族ほど優雅な暮らしはありません。
お給料は全額自分の為に使える暮らしなのですから・・
その言葉に結婚を決意した息子でした。
その結婚が成功だったかは分からないが、大きな問題を起こさず今に至っている。
あちらからこちらを見れば、言いたい事はあるのだろう。
又こちらからあちらを見れば、やはり申したいことはあるが、いざこざは起こしたくないから、忍の一字・・
それで争わなくて良いなら、それが一番である。
老いては子には従わないが、従わせる気もない。
結婚させたら、他人様の物でいい。
そんな気持ちになれた時、母親は完全に子離れ出来た時かも知れない・・
現在の私の心境です。
パリの空の下/レイモン・ルフェーヴル
母親と息子の関係は、多種多様、、、本当に複雑なものですね。(^_^)
息子様の御結婚は、独身貴族にピリオドを打つには絶好の機会、その後の人生も大きな支障なければ良しとしましょう。(^-^)
私は母親を亡くしましたから余計に思うのかもしれませんが、人生は悲喜交々、肩肘張らずに、もっと本音で母と語り合えばよかったなぁ、と。m(_ _)m
いずれにしても、新しい生命をこの世に届けることが出来るのは女性、お母さんだけです。(^。^)
息子は、いつまでも母親が気になり、また、母も息子を案じる、、、それでいいんですよね!( ^_^)/~~~
母と子は臍の尾で結ばれた同じ命のようなものです。
だから想いが深いのです。
断つに絶てない・・死んでも尚・・
なんでしょうね。
息子(長男の方)は娘を亡くしてから泣きすぎて、
涙腺が傷つき、「ものもらい」ような目になりました。
眼科医に通っています。
お腹を痛めない父親でさえ、壮絶な悲しみの中で生きています。
母親もウツ気味です。
お婆ちゃんはこれも宿命だと、諦められました。
冷たいのでしょうか・・・
泣いて生き返ってくれるなら、一升瓶一本分の涙を流しますが、悲しいかな・・帰らざる人です・・・