あと30分で今年も行きますね。
今年も身近なところも、遠いところも騒がしい、落ち着かない年でした。
コロナウイルスも変異しながら相変わらずで、今日は国内10万人越え、死者256人
それでも規制のない正月
私自身も微妙に恐れながらも、前ほどではなくなって来ているので不思議
相変わらずなのねと思う国々もあり、それでも紅白歌合戦を見ている自分がいて。
来年は落ち着いた年になって欲しいと思う。
メガネをかけないと本を読みにくいので、かといってタブレットでもイマイチで
結局「100分で名著」を楽しんでいる。
先週まで中井久夫の「戦争と平和」だったのですが、その内容が
***戦争は「過程」であり平和は「状態」であるという話です。
戦争が容易に無秩序に向かうのに対し
秩序を維持するのが格段に難しいのは、部屋を散らかすのと片付けるのとの違いである。
戦争では散らかす「過程」が優勢である。
平和は「維持」であるから、唱え続けなければならない。
すなわち持続的にエネルギーを注ぎ続けなければならない。
しかも効果は目に見えないから、結果によって勇気づけられることめったになく、あっても弱い。
平和の時代は戦争に比べて大事件に乏しい。
人生に個人の生命を越えた(みせかけの)意義づけをせず、「生き甲斐」を与えない。
これが「退屈」感を生む。***
という内容で、来年のいや今年の目標はこれにしようと思う。
退屈でも「持続的に注ぎ続ける」ことにしよう。