心穏やかに・・・

孫育てonlyの日々も少なくなり
和太鼓を楽しみながら時々仕事も行って
愛犬ムクと一緒に充実した毎日を送っています

第11回西国お参り

2015年08月29日 | 西国33所

はぁ・・・一ヶ月も前のことをUP・・・これもやりかけたこと 最後までと思うのです。

ところが!

明日の第12回お参りは最終回だというのに先日キャンセル!

32番33番行けず。。。

9月末には善光寺お礼参りの予定・・・やはり全部お参りしてこそのお礼参り。

その日までに一人でお参りしてこよう 御朱印いただいてこよう  そう思ってます。

幸い滋賀県と岐阜県なので ウチから近いと言えば近いので。

 

7月26日日曜日 (そうです!北海道旅行の前日!こういう無茶をやってる愚か者)

39名参加  先達さんはまたもや穏やかなお人柄が大好きなFさん。

 

【31番 長命寺(ちょうめいじ)】  ご本尊:千手十一面聖観世音菩薩三尊一体

歩きならば808段の石段を上がらなければいけないけれど このツアーではタクシー利用。

     

ここでタクシーを降り 108段はどうしても自分の足で上がらなければならない

     

        山門

     

      山門からまた石段・・・・・

     

登りきれば眼下には琵琶湖が見渡せる! お天気に恵まれラッキー!

     

       本堂

ご本尊は 千手観音・十一面観音・聖観音 3体の観音様でいずれも秘仏 お前立にお参り。

 

    

   

 静かな山の中にあるお寺さんで 平地がほとんどないとのことで巨石も多し。

   

    

       三仏堂  釈迦、弥陀、薬師の三尊が祀られている

     

      三重塔

こちらの屋根はこけら葺き(薄い板を張り合わせるもの) 修復工事の模様をパネルで紹介してあり

ざっと眺めたところ気の遠くなりそうな作業! ということを感じた次第。

 

これらの伽藍を一望できる場所があって そこから撮ると・・・こんな感じ。

(一番手前『護法権現社拝殿』は個別に撮らず)

     

 

     

    上の写真を撮った高い場所にある  鐘楼

 

 

10時半に【長命寺】のお参りを済ませたのですが 次のお寺さんへは午後2時の乗船予約とのこと。

この日琵琶湖では 『鳥人コンテスト』 が行われるとのことで湖岸道路の渋滞も予想され

時間に余裕を持たせて・・・というスケジュールだったようです。

が意に反して道路はガラガラ・・・乗船まで時間たっぷり・・・

 

     

長浜黒壁スクエアの近くでお昼をいただいたあとは 

各自散策なり買い物で時間を潰してください 休みたい人は食事をしたところで寝転んでてもOK。

気持ち的には寝転んでいたい!  

でもお仲間さんの中で黒壁スクエアは初めて という方のためにフラフラとお店を覗くことに。

     

でもでもやっぱりみな暑さには勝てず 涼しい甘味処で休憩してました

     

バス駐車場に停まっていた スクリューとタイヤを兼ね備えた観光バス?観光船?

『水陸両用バス』  琵琶湖へ突進 していくようです。

10年近く前は一人でもよく足を運んだ黒壁スクエアだけど これはなかった。。

(昨年3月から始まったようです)

 

 

【30番 宝厳寺(ほうがんじ)】  ご本尊:千手千眼観世音

     

午後2時長浜港から船に乗り 琵琶湖に浮かぶ竹生島まで片道30分。

この島は神仏のみの島で 人は住んではいけないそうで

関係者は一人残らず 竹生島を出る最終の船で毎日島から出るんだそうです。

先達さんいわく 「生活感がないので私は好きですね」

 

     

神社もあるのでなんせ鳥居が多く 端っこを小さくなって通過することに(3月に父を亡くしてるので)

一度階段を踏み外すと船着き場まで転げ落ちていく・・・といわれるほどずっと階段が続いてる。

 

     

上がれば景色はいいのですが・・・実は階段を上り始めてすぐに熱中症か?

と思われるほど意識が薄れいて 竹生島での記憶はほとんどなし・・・というのが正直なところ。

     

       観音堂

観音堂入り口 国宝である 『唐門』 は現在修復のため シートや足場で覆われ本来の姿は見えず。。

    唐門  宝厳寺HPより拝借

 

観音堂から奥へと『都久夫須磨(つくぶすま)神社本殿』が 『舟廊下』で結ばれてる ということで

皆さんお参りに行かれたが わたしは当然ヤメ。

     

       本堂(弁才天堂)  ご本尊:大弁才天

竹生島弁才天は相模の江島神社・安芸の厳島神社と並んで日本三大弁才天のひとつとのこと。

(弁財天 とは書かないそうです)

 

結局お参りはそこそこに 船着き場近くの売店で250円もするポカリを飲み 回復に必死だった軟弱者。

3時50分発の船に乗り長浜港に戻り 4時半名古屋に向け帰途に。

 

そんな第11回のお参りでした。

 

 


第10回西国お参り

2015年07月22日 | 西国33所

6月28日日曜日 久しぶりに太陽の陽射しを浴び 朝7時半42名で出発。

先達さんはその穏やかさが大好きなFさん・・・ラッキー!

ところが添乗員さんは 第8回お参り で手順・手際に???ばかりでどっと疲れた女性。。

今回もやっぱり・・・集合場所で受け付け終えた途端 『数珠玉』 を渡されビックリ!

1ヶ寺につき一粒 それぞれ違う梵字が刻印された数珠玉がいただけ

満願できればそれでお数珠が出来る・・・というもの。

私もお仲間さんも お参りするからこそいただける物 と思ってるのに

なのになのにお参りする前 しかも名古屋でいただいてしまってえっ???

(ちなみに第8回の時はバスに乗ってすぐにいただき この時も仰天!)

やはり終わってみても前回よりは良かったな・・・と思えることもなく。

先達さん・添乗員さんによって 気持ちのいいお参りの時もあれば

なんだかなぁ・・・という時もあり これもわたし自身の修行ができてないから・・・かな。

 

     

今回は京都といえど日本海側 天橋立方面2ヶ寺のお参り。

北陸は 『弁当忘れても傘忘れるな』 と言われる通り 9時過ぎから雨が・・・

名神:米原JCT⇒北陸自動車道:敦賀JCT⇒舞鶴若狭自動車道:舞鶴東ICで下りたのが10時。

一般道から山深い狭い道をクネクネ走ること30分 野生のサルがあちらこちらにいっぱい!

     

どんな小さな畑にも電流を通した金網が張り巡らされてるのは サルに荒らされないためとのこと。

 

【29番 松尾寺(まつおじ)】  ご本尊:馬頭観世音

ご本尊は秘仏なので 開かずの厨子の前に祀ってある『前立本尊』に参拝。

こういうお寺さんが多いが 御利益はもちろん変わらない。

 

     

         山門

     

          本堂

     

11時15分松尾寺を後に再び舞鶴東ICから乗り どんつきの与謝天橋立ICまで走り

12時半昼食会場へ到着。

  

   肌寒くてコンロの火が嬉しい 冷たいお弁当を車内で・・・ではなくありがたい昼食

     

きれいに手入れされた庭園  天橋立も見えるけれどやはり上から見ないと・・・

 

 

     

次のお寺さんへは こんな(写真ではよくわからないけど)急勾配で急カーブの狭い道を・・・

 

【28番 成相寺(なりあいでら)】  ご本尊:聖観世音

 

     

         本堂  (正面から)

     

        本堂  (斜めから)

 

     

        手水所   ですが・・・重要文化財

     

 

     

          鐘楼   ですが・・・ 撞かずの鐘    

     

 

     

         五重塔

 

  

『急な上り坂』・・・行くのやめようか・・・なぜか身体が重く疲労困憊。

でもお仲間さんに 「せっかくだから行こ!」 おかげで最初の写真が撮れたわけでして・・・

 

2時20分打ちおさめ  あとは数回休憩しながら名古屋駅までひたすら走るのみ。

5時半という早い時間に到着でビックリ!

これも昨年開通したという 舞鶴若狭自動車道のおかげ。

高速道路・自動車道が網羅され 以前と比べ日本も一段と狭く感じるようになりにけり。

 

 

終盤に差し掛かってもやはり心に響くことが少ない 西国33所のお参りだけど

あと2回 残すところ4ヶ寺 何とか満願できそう。

わたし 毎回何を思って参加してる?・・・情けない。

先日手足口病には罹ってしまったけれど 普段は元気元気のばたる。

そしてオットも次男もわたしも 何とか健康で日々過ごすことができている。

これはお参りを続けてるおかげ・・・そう思えば意義はある・・・良し!としよう。

 

 

数回に分け下書きした第10回・・・11回のお参りが今週末の26日予定。

野生の動物から作物を守るための電流を流す柵

先日痛ましい事故が起きお気の毒です・・・しっかり点検・管理して欲しいものです。

 

 


第9回西国お参り

2015年06月23日 | 西国33所

一ヶ月経ってしまってからの記録ですが・・・

5月24日 日曜日 第9回の西国お参りで3ヶ寺を訪れました。

42名満席で 例のごとく7時半名古屋駅出発

先達さんは穏やかで大好きなFさん・・・久しぶりにご一緒でき嬉しかった~!

添乗員さんも非の打ちどころがなく とても心地良くお参りできた第9回。

そして大きなおまけ・・・と言ったらとても失礼だけれど

行きのバス車内で 「今回は兵庫の3ヶ寺・・・しかも三田市のお寺もある・・・三田といえばMさん!」

急きょMさんにメール  「近くまでお参りに行きます!」

数回やりとりして・・・「清水寺で会いましょ!」 って言ってくださった!

ほんの僅かな時間しか会えないのに駆け付けてくださった!

めっちゃ嬉しかったのです!

         

 

番外 花山院(かざんいん)】   ご本尊:薬師瑠璃光如来 

正式名称は 菩提寺

バス駐車場からタクシー4台でピストン輸送 

      

    とても細い道&急坂で急カーブの連続 たった数分で花山院山門脇の駐車場に到着

 

     

           山門

花山法皇はここで髪の毛を下ろされた(出家)とのことで 菩提を祈るお寺さんとのこと。

     

        花山法皇殿

     

        お薬師堂

     

 

境内には

     

     

というお地蔵さまがズラッと並んでて

      

「泥沼に咲く蓮の花のように華やかな心を持って、母・妻・嫁、それぞれの立場で私らしい人生を・・」

    華やかな心ねぇ・・・わたしネクラ・・・

 

     

「心に塵なく子供夫婦や孫達に知恵を授けられる人として いつまでも生き甲斐のある人生を・・」

   知恵ねぇ・・・わたしアホ・・・

     

「本当に賢くて知恵のある人となれますように。」

賢者地蔵様 のお手をしっかり握ってきました!

 

 

        くっつけるには無理がありますが・・・標高400mの花山院からの眺め  

写真左:三角の山は有馬富士 手前の樹で半分しか見えない・・・六甲の山並みです

  

トイレにも寄ったのですが・・・正真正銘のクラシックトイレでして

子どもの頃はそんなトイレを使って育ったわたしですが・・・怖かった~!

ものすごくアンモニア臭が強く目が痛くて開いてられない!

今の子どもたちは絶対使えないわ! と思うトイレでした。

そんなトイレの話しのすぐ後にですが・・・

 

 

     

    東条湖のほとりにある  『グランド赤坂』 で昼食  (宿泊もできるようです)

名前忘れましたが おうどんのようなお蕎麦のような・・・美味しかったです! 黒豆ご飯も!

     

        右手端には観覧車もあり 夏にはファミリーで賑わうところ?

 

この後Mさんに会ったわけですが 『グランド赤坂』 について彼女いわく・・・

「まだやってたんだね・・・名前聞いてHPで確認し 営業中と知りビックリしちゃった!」

 

25番 播州・清水寺(ばんしゅう・きよみずでら】  ご本尊:十一面千手観世音

バスが駐車場に着くとMさんの姿が!

いや~・・・何年ぶりだろう・・・ドッキドキ・・・おっと誤解をされないよう 素敵な女性です。

     

         山門  (Mさんとツーショット バイバイする直前)

 

 

  大講堂    立派過ぎてでフレームに収まらないので 角度を変えてもう一枚

 

     

          今回の添乗員さん  

腰が弱点なのかコルセットをして 全員の納経用品を入れたリュックを担いで

ご朱印代行してくださいました。

Mさんはお経を上げ終るまで待ってくださり そのあと見どころを一緒に回りました。

 

     

          大塔(多宝塔)跡  緑が眩しいです

 

  

   壁に掲げられた十二神将   中央におられる薬師如来を守っている とのこと

   

   これは巳年の神将              お薬師堂  この中の壁面に掲げてあります 

 

      

          大塔(多宝塔)跡  緑が眩しいです

 

     

         本堂裏手にある茅葺の小さな建物 

 

初詣はもちろん いろんな節目には必ず清水さんを訪れるというMさん 「初めて見るわ」

お互いに寿命3年延びることを祈って。

 

     

          緑・緑の中で目を惹くピンク色  愛らしいクリンソウ

 

もっともっと話がしたいけれど その後はすぐに次のお寺さんへ向け出発です・・・

最初反対側で手を振ってくださってたけれど わたしの席が分かると 

わざわざこちらに回り いつまでもいつまでもバイバイ・・・って。

気が付いたら 彼女のクルマはバスのすぐ後ろを走ってた!

途中の分かれ道で反対方向に行かれたのか 見えなくなったけれど。

僅かな時間しかないことを承知で駆け付けてくださったMさん  ありがと~!

とっても嬉しかったです!  今度はゆっくり会いたいですね!

   

【24番 中山寺(なかやまでら)】  ご本尊:十一面観世音   

聖徳太子の創建によるわが国最初の観音霊場とのこと。

なのに 1番札所ではない?

番外花山院 花山法皇のおんとき巡礼の道順にしたがい第24番札所となり今日に及んでいるとのこと。


中山寺は代々皇室の崇信もあつく、安産祈願本邦随一の霊場として頼朝をはじめ

武家・庶民より深く信仰され、ことに秀吉は当山に祈願して秀頼をさずかり、

秀吉亡きあと秀頼は片桐且元に命じ伽藍を再建しました。これが即ち現在の伽藍です。

幕末、明治天皇御平産祈願のおんこともあって、いよいよ霊徳を高め、

全国からあつまる大ぜいの参詣者で毎日にぎわっております。

 

   

バス駐車場から阪急電車の線路をくぐる地下道を出るとこんな道に出て 歩いて行くと
  

       山門  大きくて立派!

       まだまだ本堂は見えてきません

     

        なんと! エスカレーターがあります!

お腹の大きい女性でも身体に負担をかけずお参りできるように との配慮とのこと。

わたしたちは もちろん階段をあがりました。

     

     

            本堂

     

       

      鐘楼も撮ってはみました       『石の櫃』 も覗いてはみました

 

 

西国33所お参りも残すところあと3回 6ヶ寺となりにけり。

しかし未だによくわからず ピンとくるもがないのです。

いいんだろうか・・・そんな思いが拭えないまま 今月は28日日曜日に出かける予定です。

 

 

     


第8回西国お参り

2015年05月23日 | 西国33所

この第8回は添乗員さんの手際の悪さ いつもと違うパターンに疲れました。

新人さんでもなく落ち着いた女性で 言葉は丁寧ソフトでgoodなんですが

帰り際に漏れ聞こえたのは お参りツアーの添乗は初めてとのこと。

お参りツアーでは添乗員さんの仕事内容が半端じゃないんです。

細かい配布物も数多く ほんとよくやってくださると いつも感心してるのですが。

一緒したお仲間さんは  「ベテラン添乗員について研修の必要あり!」  

帰り際に渡されるアンケートにそう書いたって!

もう一つ皆が唖然としたのは 運転手さんが2回も道を間違えたこと。

一度は 行き止まり  の道へ突っ込んで

二度目はインター入り口を見落としたようで しばらく走ってから とある駐車場でUターン。

走行距離273キロということでドライバーさんは2名体制

プロのドライバーさん二人いて・・・です。

 

4月18日(土)  7時半 バス2台(私は2号車38名)で名古屋駅出発

ご高齢の方が多く 車椅子の奥様・そして付き添いのご主人様もおられました。

バス2台なので 2号車は行程表の逆回りをする ということで和歌山までひた走り・・・

 

     

            いつものようにバス車内で昼食のお弁当です

野菜は面取りしっかり 詰め方もぎっしりで見習いたいところですが・・・

     

       今年は和歌山で開催  通りの名前はそのものズバリ!

 

【第2番 紀三井寺(きみいでら)】  ご本尊:十一面観世音菩薩

 

     

              山門

この山門をくぐり 本堂へ行くには・・・

     

             こんな立て看板があり

  

             これらも含め231段上がらなければなりません

 

     

              本堂

 

 

        本堂前にある 近畿地方で桜開花宣言の基となる桜の樹

 

     

木造立像では日本最大となる総漆金箔張大千手十一面観音像

フラッシュなしの撮影OK! 比較する物が写ってないのですが・・・高さは11メートル!

 

ところで・・・

正式名称は金剛宝寺 紀三井寺は通称で紀州にある三つの霊井のあるお寺という意味。

     

境内には今もつきることなく清浄水・楊柳水・吉祥水の三井水が湧き出てます

 

     

参道からの一枚 写真真ん中の伽藍 ここに先ほど大きな観音様がおられます

 

 

【第3番 粉河寺(こかわでら)】  ご本尊:千手千眼観世音菩薩

770年開創  豊臣秀吉によって焼失し 現在の諸堂は大小20有余数あるそうですが

何れも江戸時代の再建とのこと。

     

     

             大門

     

            中門   ここには四天王が安置されてます

     

     

         西国33所の中では最大級という本堂

     

     本堂右手にある御神木 樹齢1200年のクスノキ

 

     

    本堂前のこの階段を下りると 左右には桃山時代の枯山水の庭園があります

 

     

           左手

     

            右手

 

     

こんなお堂を見つけたらお参りせずにはおられません 走って行ってお願いしてきました!

     

      

何しろこんなに広い境内で お堂も多く 写真も多く撮りましたが・・・省略!

よろしかったらこちらをどうぞ http://www.y-morimoto.com/saigoku/saigoku03a.html 

(リンクが調子良くなくってURLを貼っておきます)

  

    

大門を出たすぐ右手にあるお社の御神木 こちらもデカイ!  木漏れ日がきれいでした!

わたしは喪が明けていないため近寄ることは遠慮し 離れたところで眺めパワーをいただくことに。

   

     

【第4番 施福寺(せふくじ)】  ご本尊:十一面千手千眼観世音菩薩

西国33所のうち一番の難所!

     

駐車場でもう4時半・・・速い人でも25分という坂道&階段を上がらねばなりません。

      

           38名中4名はバスに残り 10名は途中で脱落。。。

       

『園児参拝記念』 ! 年長組さんが頑張ったんでしょうね

     

納経帳を背負ったアシスタントさんも一歩 また一歩・・・・・ふぅ~・・・まだですかね~

     

       

お寺さん関係者の方が 賽銭集めそして火の始末をされていました もうすぐ5時です。

「お大師様が髪の毛を初めて剃られたところですよ」  と教えてくださいました。

       

『弘法大師御剃髪所跡』 から少し上がった反対側 左手にあります

     

     

              辿り着きました!  本堂です!

汗いっぱいかきました!   なんとか30分で到達! 

24名揃ったところで拝観料500円を払えばご本尊前でお経を上げられる・・・

ということで皆さん賛成。  価値ある500円でした。

帰りがけに岐阜発のグループがやってきてビックリ! えーっ!今から?

こちらの添乗員さん新人さんのようでオロオロ・・・

電話は入れてあると思われるものの とっくに時間外ですから

納経所ではアシスタントさんが何度も何度も頭下げてました。

ん?  あら~~っ!

四国お遍路の時ここでお世話になったアシスタントさんです!

 
            (21番太龍寺で撮らせていただいた写真)

30数冊の納経帳入れたリュック背負って 12分 で駆け上がって来たって!

やはり5本指のシューズ履いておられました!

 

今回のお参りこれにて打ち止め

四国の71番弥谷寺(いやだにじ)か 西国4番施福寺(せふくじ)か・・・

どちらも難所として印象深く残るであろう お寺さんです。。

 

 

 

 


第7回西国お参り

2015年04月06日 | 西国33所

父を送り出した一週間後の3月22日日曜日 西国お参り第7回の予定が入っていました。

 

一回抜けると後が大変。

今年1月始まりの第7回・・・7月に参加すれば9月のお礼参り(善光寺)には間に合うけれど

わたしは昨年の9月始まりのツアーに参加してて 7月には既に第11回が申し込んであります。

月2回はちと厳しい  (四国では抜けた回の穴埋めのため月2回が2度ありましたけどね)

 

神社は当然ダメだけど お寺さんのお参りだからいいのかな?

周りに聞いても いいと思うよ  の意見ばかり。

心身ともに疲れてるし ある意味骨休み?のつもりで 往復車中はウトウトし

お参りで心穏やかになれれば・・・と出かけることに。

でも喪中の者がお参りしていいのか・・・やはり心配で 朝一番 集合場所で先達さんにお聞きしたら 

   全然構わないです 逆に供養になりますから。

   納め札の裏に戒名書いてあげるといいですよ。

安心してお参りできました!

しかも今回は実家と同じ宗派のお寺さんもあり これも何かの縁かと嬉しかったですね。

 

参加者38名 バス一台で いつもの通り7時半名古屋駅出発

今回は 滋賀県大津市内3ヶ寺  京都市内2ヶ寺  合わせて5ヶ寺のお参り。

 

【12番 岩間寺(いわまでら)】  ご本尊:千手観世音

岩間寺は通称で 正式名は 正法寺

     

           こちらの仁王様はブロンズ製!

     

         本堂

 

ご本尊は 毎夜日没とともに厨子を抜け出て百三十六地獄を駆け巡り 

苦しむひとびとをことごとく救済し 日の出頃 岩間山へ戻られた時には汗びっしょりになられていて 

そのお姿から “汗かき観音さん” と呼ばれているそう。

また雷除け観音さま・ボケ封じ観音さま としても有名だそう。

 

     

          本堂右手にある小さな池  (本堂側から撮影)

 

         正面から見ると こんな感じ

 

芭蕉の句 古池や蛙とびこむ水のおと  この有名な句ができた池だそうです。

芭蕉さん あまりにもちやほやされて疲れ果て 静養されたお寺とのことで 

本当に静かな静かな山の中のお寺さんでした。

 

本堂左手 裏に回ってほんの少し行くと下方に見える  桂の巨木

この祠には神様が祀ってあるので遠くから眺めただけ  近くで見たら大きさを実感できたかも。

    

     枝が龍の首に見える人はよく精進されてる人だとか・・・

 

    

   でかっ!  ・・・  とわたしが見惚れたのは境内にあるイチョウの樹でした

 

 

【13番 石山寺(いしやまでら)】  ご本尊:如意輪観世音

巨大な硅灰石(天然記念物)の上に建立されたことからその名がついたそう。

     

           山門

  

 山門をくぐり参道を少し歩いて階段を上がり・・・正面に見えてくるのが巨大な硅灰石(天然記念物)

 

     

        こんな可愛い梅の盆栽   いっちょまえに咲いてます!

   

     巨大な硅灰石を眺めつつ左に曲がり またまた階段を少し上がると  本堂

 

紫式部が “源氏物語” を執筆されたお寺さんで有名 本堂(国宝)には 「源氏の間」があります。

   

         この中を覗くと・・・           紫式部さん 執筆中

 

一年を通じて 椿・桜・牡丹・霧島ツツジ・花菖蒲・紫陽花・モミジ・山茶花など

季節の花々が絶えない「花の寺」としても知られているということで

          

この時期は梅が真っ盛り!  梅園だけでも3つあり 思いもよらぬお花見ができました。

    

     

        まるで打ち上げ花火のような しだれ梅

何しろ広い境内で お参り後は11時半に麓にあるお食事処に各自集合ということで自由行動。

 

     

「矢印の順に歩き 最後に大黒天のお堂に出口がありますから迷わないように」

先達さんから 何回も 「入り口と出口は違うから気を付けて」 と事前注意があったおかげで

迷わず無事出ることができました。

 

     

        シジミご飯の昼食

 美味しかった~! 完食!  ということは・・・男性はきっと物足らなかったことでしょう。

 

 

【14番 三井寺(みいでら)】  ご本尊:如意輪観世音

三井寺は通称で 正式名は 園城寺

三井寺のいわれは 3人の天皇(天智・天武・持統)の産湯に用いられた霊泉があるからとか。

 

この中に井戸があり 今もお水が湧き出ているのが見え ぼこぼこと湧き出る音が聞こえてました

 

『龍の彫刻はこの上です』  ・・・ 隣りに写真を並べました(笑) かろうじて写ってました(汗、、)

     

 

三井寺の梵鐘はとても大きく立派で 素晴らしい重低音が響くそう (1回300円也)

     鐘楼(三井の晩鐘)

“ゆく年くる年” にもよく登場するそうですが・・・

写真撮り損ねたので  ≪三井寺 HP≫ より拝借です。

 

  

             弁慶の引き摺り鐘 弁慶の鍋 などもあり

 

   

                三重塔あり       ご本尊弥勒菩薩が祀ってある『金堂』を始め 

こちらであちらで祀ってあるそれぞれのご本尊にお参りし

     

   なにしろ広い境内で伽藍も数多くあり わたしたちは今どこにいるの? って感じでして

 

   

        緩やか坂をテクテク・・・階段をヨッコラショ・・・

 

     肝心の観音堂はいったいどこにあるやら・・・・・最後に辿り着きました

 

帰り際 何度もお参りに来てる仲良しさんに呼び止められ

 

 「先達さんの説明なかったけど ここ見て 一体だけ後ろ向いてる観音様あるから探してごらん」

堂内の正面中央に三井寺観音堂(正法寺)本尊と同じ如意輪観音像を奉安し

その左右に西国礼所の三十三観音像を二段に祀っています。

 右には坂東三十三箇所 左には秩父三十四箇所の本尊を安置し 

合わせて百体の観音像を安置することから百体堂と呼ばれています。

ありました! 右手一番手前の観音様が後ろ向きでした! 

お砂踏みと同じで こちらで心込めて丁寧にお参りしたら・・・目指す100観音お参り・・・満願となる?

 

そうそう! こちら三井寺はドラマや映画のロケ地となることも多いそうです。

 『るろうに剣心』 『天地明察』 『大河ドラマ 平家清盛』 など)

 

 

【19番 革堂(こうどう)】  ご本尊:千手観世音

革堂は通称で 本式名は 行願寺

     

            革堂  と呼ばれるようになった経緯

先達さんから話しを聞きましたがメモってなかった・・・立札があった・・・納得。

 

     

             山門

     

             本堂

     

 

【18番 六角堂(ろっかくどう)】  ご本尊:如意輪観世音

六角堂は通称で 本式名は 頂法寺

     

            山門

     

             本堂

 

     

平安遷都の折、東西小路のひと筋が通る所に六角堂があたってしまい

天皇が使者をたてて今少し南北どちらかに御動座頂くよう祈願されると、

礎石(へそ石)一つ残し御堂がにわかに5丈(約15m)ばかり北へ退いた話は有名です。

 

     

     

右端にいる白鳥の右上・・・四角く泡立つかのように見える所から今も水がブクブク湧き出ています

池のほとりに小野妹子を始祖とする住持の寺坊があったところから「池坊」と呼ばれ 

この池坊代々の執行によっていけばなが完成されたとのこと。

仏様に花を手向けたのが華道の始まりで 六角堂はわが国のいけばな発祥の地・・・だそうです。

六角堂の周りは池坊ビルが林立  そのビルの上階からは六角の屋根がきれいに見えるとのこと。

残念! ビルに上がる時間がありませんでした・・・

     

 

 

 

 

 

 

 

 

  

≪西国三十三所巡礼の旅 HP≫ より拝借した写真・・・きれいな六角です!

 

 

 

いやぁ・・・出かけたものの・・・頭はボーッ! (いつものことですがね)  心此処に非ず。

今回は 立札?案内板?を多用した記録になってしまいました。

また文中の斜線文字部分は ≪西国三十三所巡礼の旅 HP≫ より引用したものです。