【59番 国分寺(こくぶんじ)】 ご本尊:薬師瑠璃光如来
えっと・・・これが 山門 になるんですかね
階段を上がると本堂が見えてきます
手や口を清めるだけでも健康になれそうな 手水所
本堂
お大師堂
握手をしながら 願い事を
患ってるところをナデナデ・・・
【第62番 宝寿寺(ほうじゅじ)】 ご本尊:十一面観音菩薩
聖武天皇はこのお寺を造っただけでなく 『一宮』 (ほうらく所 といって仏教式で神様を奉る場所)
も造られたとのこと。
お大師様が 聖武天皇の奥様である光明皇后をかたどって(年代が違うので想像で)
彫られたという不動様が納められてるとのこと。
以前(最近?)何とか騒動・・・というものがあったそうで 現在は住職さん不在 霊場会も脱会とのことで
今は本堂もお大師堂もぴったりと扉は閉まり 開けられることはないそうで
先達さんいわく 「非常に有難味なきお寺」。
納経所に詰めてるのは とある銀行から出向されてる方だそうで
12時~12時45分まではお昼休憩で 閉まってしまうので
ご朱印いただくにはその休憩時間にかからないように要注意だそうです。
本堂
お大師堂
【第60番 横峰寺(よこみねじ)】 ご本尊:大日如来
雲辺寺・焼山寺に次いで三番目の高さになる 標高750mの山の中腹にあります。
修験道 とか 神様とも仏様とも判らぬ怖い顔をしたお姿の蔵王権現 とか
石楠花の木で権現様が彫られているとか・・・
先達さんからお話を聞きましたが 全然わかっておりません。
バス駐車場からマイクロバスに乗り換え
走り出してまもなく 林道通行料の看板がチラッと見えましたが 確か普通車1800円!
すれ違いも難しい(待避所が1~21番あったような・・・)クネクネの林道を走ること10分
(帰路は自家用車の数も増え・・・とあるお花が見頃のため観光客も多しとのことで
すれ違いに時間を要し30分かかりました)
マイクロバスを降りたら なんだ坂こんな坂を下ること7分 (帰りはこの坂を上らなきゃなりません・・・)
おお~~!
満開の石楠花が出迎えてくれました! (右奥が本堂)
本堂
本堂お参り後に 右側にある階段を下りて・・・どこへ向かうかと思ったら
なんと・・・山門がこんなところに 以前はこちらから境内に入っていたのでしょうか
向こう側から歩いてきてんです 右側から出てあらためて山門をくぐって中に入り
今歩いて来たここを戻って この奥 右手にある階段を上ります
上った右手に 先ほどお参りをすませた本堂がある というわけです
お大師堂
本堂と向かい合わせに建っています 右側は石楠花が咲き乱れている斜面になります。
きれいでした!
蕾もまだまだたくさんあります!
写真撮影に興ずる参拝者も多く また三脚を立て立派なカメラで撮影してるオジサマたちも多し。
【第63番 吉祥寺(きっしょうじ)】 ご本尊:毘沙門天
『◯◯天』 とつくお寺さんはここだけで 『天』とはインドの神様とのことで他には弁財天とか・・・
お大師様は一本の光を放つ木を発見し これでご本尊を彫られ安置されたとのこと。
山門
本堂
お大師堂
お迎え大師様と くぐり吉祥天女
くぐり吉祥天女・・・ここをくぐると貧苦を取り除き富貴財宝を授かるとのことで
もちろん くぐってきましたとも!
この穴(径30cmほど)に金剛杖を通せば願いが叶えられる・・・らしいです。
金剛杖・・・持ってません。
【第61番 香園寺(こうおんじ)】 ご本尊:大日如来
この建物なんでしょうか この2階に 本堂とお大師堂 があるんです!
まるで『なんとか会館』とか 『なんとかホール』のよう・・・
この香炉台も珍しいとのことで 六角形 真ん中がろうそく立てでその周りが線香立てになっています。
こちらでろうそくとお線香を上げたら 建物横にある階段から2階に上がり
靴を脱いで中に入ると・・・座席がずらり・・・やっぱり『なんとかホール』のよう。
薄暗い照明の中 大きな大日如来様や その隣りにお大師様が。
ご本尊の前でお賽銭・お札を納め お経を唱え
席を移動してお大師様の前で全く同じことを繰り返します。
天井近く高い位置の壁一面には 赤ちゃんの写真がビッシリ!
そのわけは・・・
『子安大師』様としても有名だそうで 赤ちゃん連れのご家族数組に出会いました。
お札に孫4人の名前 そしてお腹にいるまだ見ぬ孫のことを書き 健康をお願いしてきました。
12時45分に昼食・・・でしたが写真がありません 撮ってません・・・讃岐ざるうどんとお寿司でした。
ざるうどんをいただいたらお腹一杯で お寿司は一貫も食べれず・・・
【第64番 前神寺(まえがみじ)】 ご本尊:阿弥陀如来
バス駐車場は山門の中・・・ お参りを終えたあと バスを通り過ぎて山門をカメラに収めるため
小走りで 山門 をパチリ
本堂
お大師堂
お参りを終えた頃 お大師堂の中から卒塔婆を手にした方を始め 大勢の方が外に出てこられました。
本堂ではなくお大師堂で法事? 行われるんですね。
境内近くには立派な石塔が並ぶ墓地がありました。
本堂へ行く途中に滝があり・・・お滝不動尊 というんだそうですが
お願い事をしながら一円玉を投げて 水に流れずピタッとくっつけば成就するといわれてるそうです。
チャンスは3回。
滝の左右に見える白く点々と見えるのは一円玉
でもここは苔が生えてて 投げてくっつくようなところではなく
「手でギュッとくっつけたもの」 と先達さんのお話でした。
やってみました・・・あ・・・あぁ・・・流れてっちゃう~・・・3回トライしてもダメでした。
先達さんもトライ 「今日は流れが強いようですね」 くっつきませんでした。
時刻は2時半 ここで今回のお参りは打ちおさめとなりました。
あとは岡山駅まで 数回のトイレ休憩で停まりながら ひたすら車中の人となり
いつものごとく 6時24分の新幹線で名古屋に戻るのみ。
瀬戸大橋を間近に見る 与島プラザ というSAでも休憩
ところで・・・
今回の先達さん 法螺貝を吹く方 と最初に記しました。
ブォ~! と一発だけではなく 結構長いんです。
お参り始める前と終わったあとで2回・・・ということは一ヶ寺につき 4回吹かれるわけです。
あのホールのような 香園寺でも 計4回
本堂お大師堂と一つの建物だから・・・と省略することもなくごていねいに。
う~ん・・・何だかね・・・結界を作って何とかから守ってくださる とか何とか聞いたけれど・・・
もう音色が耳についちゃって・・・屋内では音色が風に流れていかなくって・・・
時間ももったいないような気がして・・・
他の方々も同じような気持ちだったようです。
今回はどういうわけか 気持ちが乗らず 清々しい気分になることもなく
ずっとボヨヨ~ンとした気分で心此処に非ず。。
9時半に家に着けば 「ばぁばとねるから!」 と言ってきかないという ばたるがまだ起きてました。
サッとお風呂に入ってから寝せようと思い お風呂場に行けば湯は空っぽ。
・・・スーパー銭湯へ行ったそうな。
お湯を張るにもシャワーを浴びるにも時間が・・・顔だけ洗ってばたると就寝。
いやはや・・・即現実 というか日常が待っていました。。。
以上 第9回お参りの覚書でした。
長ったらしい記事をいつも読んでくださる方・・・本当にありがとうございます!