2022年7月11日(月)晴れのちくもり。
今日も暑いね。夏だから。
酪酸
「MCTオイルとココナッツオイルの成分」の記事を書いていた時に、飽和脂肪酸には種類があることを知った。短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸の3種類だ。
そして、短鎖脂肪酸は炭素数が7個以下の脂肪酸で、酢酸、酪酸、カプロン酸、プロピオン酸などがある。
そして、短鎖脂肪酸は炭素数が7個以下の脂肪酸で、酢酸、酪酸、カプロン酸、プロピオン酸などがある。
現在、MCTオイルを毎日摂取している。体重が標準に戻り維持されている。
成分はほぼカプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)という中鎖脂肪酸だ。
酪酸は炭素数がさらに少ない 短鎖脂肪酸となる。
酪酸
酪酸などの短鎖脂肪酸には、腸内を適度に酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑えたり、殺菌する作用がある。
そして、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌などが棲みやすい環境を整えてくれる。
さらに、腸粘膜を元気にして腸のバリア機能を高める作用も持っていて、ウイルスや病原菌による炎症や感染の危険から守ってくれる。
さらに、腸粘膜を元気にして腸のバリア機能を高める作用も持っていて、ウイルスや病原菌による炎症や感染の危険から守ってくれる。
この酪酸を作り出せるのは「酪酸菌」だけだという。
重要なこと面白いことも分かった。
・酪酸自体を含む食品はほぼないが、臭豆腐やぬか漬けが挙げられる。
・酪酸菌は芽胞(熱や胃酸にも耐えられる)を形成して生きたまま腸に届く。
・酪酸菌は空気がないところで生育する「偏性嫌気性菌」。
・酪酸菌は酸素がほとんどない大腸に生育している。
・酪酸菌は周りの環境が悪くなると胞子を形成し、耐え忍ぶ。
・酪酸は大腸を動かす最大のエネルギー源。
・酪酸は制御性T細胞の数を増やし、免疫の過剰反応を制御する。
・酪酸は制御性T細胞の数を増やし、免疫のバランスを調節する。
・代表的な酪酸菌はフィーカリバクテリウム・プラウスニッツィ(Faecalibacterium prausnitzii)とクロストリジウム・ブチリカム(Clostridium butyricum)。
・特にクロストリジウム・ブチリカムは、酪酸だけでなく酢酸やプロピオン酸という短鎖脂肪酸も作る。また、芽胞(がほう)というバリアを作るのもこれです。
・特にクロストリジウム・ブチリカムは、酪酸だけでなく酢酸やプロピオン酸という短鎖脂肪酸も作る。また、芽胞(がほう)というバリアを作るのもこれです。
・大腸内の酪酸を増やすためには、酪酸菌を元気にすることが必要。
・ 酪酸菌のエサは、水溶性食物繊維とフラクトオリゴ糖、ラクトバチルス・ガセリCP2305株。
参考:制御性T細胞はTreg(ティーレグ) とも呼ばれる。
参考