このブログで環境ホルモンのこと考えていたら辛くなったから、しばらく休んでました。
最近、息子に「以前録画してたDVD観て、画像がこんなに悪いなんて。DVDが劣化したのだろうか。」とバカなこと言ったら、息子が「今の画像が良くなってるんじゃないの。」と無機質に返事した。
そうか・・・・。確かにそうだなぁ!バカなこと言ってしまった。と思う。
これまで、いつも綺麗な映像だなぁ!と思ってきたのは、新しい機器を買い替えてきたからなのだ。そして過去の画像を確認してこなかったせいなのだ・・・・なるほど。つまり、ずっと綺麗な画像を観てきた自分は幸せだったのだ・・・・・・。
この世で「平等」と呼べるものは「時間」しかないですよね。男女平等と言っても、完全な平等はあり得ない。どんなに不運な人でも幸運な人でも、同じ時が刻まれていきます。
しかし、人間は、時間という完全なる平等に「例外」を作ります。
受験の時の雪などの影響で、時間に遅れても、受験を認めますよね。会社でも公共の交通機関の遅れは、遅延証明をもらえば、遅刻が許されますよね。
昔、クラスの秀才に対し、あいつはなんでいつも成績がいいのだろう?学校から帰って必死に勉強してるはずなのに、そんなにやってない!という。かっ------軽くバカにされているように感じたものだ。しかし、今から考えると、授業中に違いがあったのだと思う。先生の話を聞いているようで、他ごとを考えたり、黒板の文字をノートに書き写していても、絵を描くようにただ書き写していたけど、多分、成績が良い生徒は、先生の話を集中して聞いて理解しようとしていたのですよね。くやしい・・・・。つまり平等な時間の使い方が断然違っていたということです。
大昔の権力者たちは、大真面目に不老不死の薬を追い求めたらしいですが、やがてやってくる死には勝てませんでした。しかし、人間の遺伝子の種類がすべて解明され、ひとつひとつの遺伝子の働きを研究している今、「老い」の遺伝子の操作で「不老」の可能性が見え、全くの夢物語でもなくなってきましたね。クローンの羊を創造した人間は、もはや神の領域に足を踏み入れてしまっている。「Oh my God!」「不老」が現実味を帯びて来たら、人間が神様になっちゃうよ。「おまえが」「おまえが」「Oh my God!」
人間がこの世で唯一平等な時間の概念を取り払う日がやってくるのか?そして幸せになれるのだろうか?