小学生の頃(昭和40年頃1965年頃)、家で小鳥を飼っていました。確か「十姉妹」だったと思います。あれは姉が飼っていたのかな?人の手により作り出された家禽だそうで、江戸時代に中国から輸入されたものが先祖。つまり、野生にはいないそうです。
野鳥とは、十姉妹のような人に飼われている家禽以外の野生の鳥という意味ですね。
[野鳥の種類は?]
日本には、約550種類くらいいるそうです。留鳥・漂鳥・渡り鳥(冬鳥、夏鳥、旅鳥)・迷鳥に分類されます。これらの中で、渡り鳥は6割から7割近くまでを占めています。
[留鳥とは?]
留鳥(りゅうちょう)は、年間を通して同じ場所に生息し、季節による移動をしない鳥のことを言います。次のような鳥です。
カワラバト、キジバト、メジロ、ハシブトガラス、スズメ、キジ、ヤマドリ、フクロウ、ウグイス、イワヒバリ、オオトラツグミ、エゾライチョウ、カンムリワシ、エナガ、コサギ、コアカゲラ、セイタカシギ、チョウゲンボウ、ダイサギ、ヤマセミ、カワラヒワ、カワガラス、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キバシリ、サンカノゴイ、シメ、ハシボソガラス、イソヒヨドリ、ゴジュウカラ、ギンザンマシコ、クロサギ、タマシギ、カワラバト、カワウ、コゲラ等。
四季を通じているわけだから、暑さも寒さも耐えられる環境の変化に強い鳥なのかな?
[漂鳥とは?]
漂鳥(ひょうちょう)は、暑さ、寒さを避けるため、夏は山地、冬は平地、と言うように繁殖地と越冬地を区別して日本国内を季節移動する鳥です。
ウグイス、ヒヨドリ、ホオジロ等。(生息地によると留鳥の場合もある。)
[迷鳥とは?]
迷鳥(めいちょう)は、悪天候などの特殊な事情で迷って飛来した鳥のこと。群れからはぐれた渡り鳥のが多い。まれに他の地域の留鳥が迷鳥になることがあるそうです。・・・分かる!群れからはぐれた渡り鳥といえば、人間の場合は、仲間はずれにされた人や自ら集団から一人離れて行動する人のことを言うと思うけど・・・。ちなみに、渡り鳥はぐれ鳥は沢田研二の42枚目のシングルだそうだ。何と「はぐれ鳥」が絡んだ歌のタイトル結構多いね!!関係ないけど・・・。
迷鳥が確認されると、バードウォッチャーが集中して観察に訪れることがある。やっぱ珍しい鳥が見れますからね。石川県舳倉島や長崎県対馬、山口県見島などの日本海の離島は、渡り鳥の中継地点であるために、他の鳥の群れに混じるなどして、珍しい迷鳥が観察されるポイントになっているそうだ。
アカガシラサギ、アネハヅル、アメリカヒレアシシギ、アメリカホシハジロ、イエガラス、インドガン、オオグンカンドリ、カタシロワシ、カナダヅル、カラフトアオアシシギ、クロウタドリ、クロツラヘラサギ、クロハゲワシ、コスズガモ、サバクヒタキ、シジュウカラガン、シベリアオオハシシギ、シラガホオジロ、シロハヤブサ、ニシコクマルガラス、ハイイロペリカン、ハクガン、ヒメハジロ、ヒメクビワカモメ、ミヤマシトド、ドリギツグミ、ミツユビカワセミ、ミナミメンフクロウ等。
続く