2024年4月7日(日)晴れの春らしい天気に恵まれた。
私たち人類は太古の昔からキノコを食べてきた。もちろん食べていいキノコと毒のあるキノコを経験で知っていたことでしょう。
今の人間にとってもキノコは非常に健康に良い食べ物になっている。長い長い年月をかけて体の健康の機能を作り上げてきたからね。
細胞もDNAもよく知り尽くしている食物になっている。体を守る免疫にとっても長い付き合いの安心の食物だ。
キノコは落ち葉や枯れ木などを土に返す働きがある。樹木が自分を丈夫にする物質「リグニン」を分解する能力がある。
石炭が取れる地層の時代(石炭紀ー3億6千万年前から始まっている)にはキノコにこの能力がなかったそうだ。だから分解されない倒木などは土に帰らず「石炭」となっていったそうだ。
キノコは他の菌類、マツタケとアカマツなどの植物、昆虫などとも共生関係にある。
マイナス15℃以下の低い温度でできる雲は、鉱物など無機物が氷晶の核となっていることが分かっていたが、2008年に高度500mという高度の低い大気からキノコの菌糸を発見したことで、キノコの胞子が核となっている可能性が出てきたそうだ。
キノコ恐るべし!!!
参考:NHK サイエンスZERO