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青空ーすべてはバランス

涙もろくなる理由

2021年7月19日(月)晴れ。今日は土用。
立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(または19日間)が土用です。立秋が8月7日だから、今日から雑節の土用がはじまる。
この期間の中の7月28日が日干支(ひえと)の丁丑(ひのとのうし)になるから「土用の丑」になるのかな?

うなぎも暑くて弱ってくるかもしれないので、早めに食べたほうがいいかも。私はもう今日食べます。


きのうは、泣いちゃだめだという男の我慢がゆるんできて、涙もろくなると考えていましたが、脳の機能低下がずいぶんと影響しているらしいのです。

キレる高齢者が増えていることは、私もよく見かけたりしているし、自分がそうなりかけて思わず「あっ!」と自分に対して驚いたりすることがあります。
暴走老人?

脳の背外側頭前野が記憶や学習、行動、感情の制御を行っているそうだ。
ここの機能が低下して、記憶して学習して行動して感情に表すという繰り返しが素早くできなくなって、感情が空回りするというか、相手から言われたことをすぐ覚えて理解して処理して感情に表すことができない。自分が言いたいことも「あれ」「これ」「それ」なんて言葉が出てこないんだから。自分が悪いのに相手が訳の分からないことを言ってるように思いこんで、突然怒鳴りだすという感じだろうか?

涙もろくなるのは、このあたりにも理由がありそうだ。



人間には感情の涙がある。(人間だけではなさそうですが・・・。) 
喜怒哀楽を他者と共有できるのは、大脳の前頭前野の働きがあるそうだ。チンパンジーや犬、猫などと比べても人間の脳全体に占める前頭前野の割合は29%と高い。
この共感こそが人間の感情の涙の特徴らしい。泣ける映画を見た後に涙の成分を分析したところ、副腎皮質刺激ホルモンが検出されたそうだ。
共感できる映画で感情が大きく揺さぶられ、一時的に精神的ストレスが高くなり副腎皮質ホルモンの分泌が促され、ストレスから身を守るように働いたのだと思われるようだ。

自律神経のことを考えていた時に涙の分泌は副交感神経の役割だということを思い出した。なるほど。女性が泣いたかと思うと、けろっとして今度は笑ってるなんてことあるよね。すっきりしてんだよね。

昔むかし、男が狩りに出かけていた時に、外敵に襲われる危険性があった。女性は大声をあげて助けを求めなければいけない。平素からもわいわいがやがやとおしゃべりをして、外敵をけん制していたのかもしれない。危険を共有・共感することが女性にとって重要なことだったのかもしれない。
一方、男性は、じっと感情と息を殺して、時間をかけて獲物を狙う計画を練り、一気に襲いかかる。今の女性と男性の違いを如実に表していると思っちゃうね!


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