2021年10月29日(金)いい天気に恵まれました。
山の雪が大分多くなった。
芸術の秋にうれしいニュースが続々。
「ジュネーブ国際音楽コンクール」のチェロ部門で、日本の上野通明さんが優勝。若手音楽家の登竜門として知られるコンクール。チェロ部門での日本人優勝は初めてになる。
「ミュンヘン国際音楽コンクール」のバイオリン部門では岡本誠司さんが優勝しました。こちらも若手音楽家の登竜門として知られる。
岡本さんは2014年にドイツの国際バッハコンクールのバイオリン部門でも優勝しています。
第18回ショパン国際ピアノコンクールでは2位と4位入賞を喜んだばかりですが。日本人の音楽家は頑張っています。
多くの有能な音楽家たちがいつまでもその道を歩める世の中が続くことを祈ります。
ところで、
世界中に音楽コンクールはたくさんありますが、その中でも最も権威のあるコンクールが3つあります。
- エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)
- チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)
- ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)
この3つのコンクールすべてに入賞した演奏家がいるそうです。
その名は、ウラディーミル・アシュケナージ。
上から2つのコンクールに優勝し、ショパン国際ピアノコンクール(1955年)が2位だったというからすごい。
この2位になったコンクールには語り継がれるエピソードがあるそうだ。
彼の正確無比な演奏が審査員だけでなくワルシャワの聴衆を驚愕させたと言われている。優勝したのはハラシェビッチという人ですが、彼はアシュケナージにないどんな素晴らしい演奏をしたのでしょうか?気になります。
審査員の一人は審査結果に不服でサインをせず退場してしまったそうです。
こんな話は知りませんでした。でも、ウラディーミル・アシュケナージが演奏しているCDはたくさん持っています。また聴きたくなった。