青空ーすべてはバランス

asian youth orchestra コンサート

2023年8月28日(月)晴れ。最高33℃最低24℃。免許の更新に行ったら、免許証の写真がこすれて顔が見えなくなっていたので再発行してからの更新となり、写真代500円が別にかかってしまった。
でも、無事免許更新は終わった。
夜は大事な用がある。

ちょうどいい温度のホールはステージから浴びせられる音にウォー!!!参った!という感じで、生きのいい魚が飛び跳ねているかのようだ。
ボリュームいっぱいの大きな音がホール内をうねっている。
asian youth orchestra のみなさんだ。若い情熱あふれる力強い音。何だかこの老体が若返っていくように感じた。

「ウイリアムテル」序曲に続いて2曲目はジョセフ・バスティアン指揮によるブラームスのバイオリン協奏曲。この曲は中学2年生の時に初めて聴いた大好きな曲だ。当時はジョージ・セルがクリーヴランド管弦楽団を指揮し、オイストラフが演奏したレコードが宝物だった。
懐かしい曲だ。久しぶりに聴くなぁ!これをニン・フェンが演奏する。初めて聴かせていただいたが、なかなかに素晴らしい音色を持っている。うわー、丁寧にやさしく、でも力強い演奏に引き込まれていった。

私は演奏後抑えきれず「ブラボー!」と叫んでしまった。みんなほとんど体も揺らさず拍手だけしている。大概のコンサートで見る光景だ。「またか!」感動したら素直に立ち上がったり叫んだりして自分の感動を表現すればいいのに・・・。

最後は副指揮者・女性のソフィー・モック。細身の体から滑らかであり力強い指揮の動きとともに若い楽団員たちからの力強い音を受け止めて操っている。
チャイコフスキーの交響曲第4番だ。
激しい運命の叫びのような弦楽器と管楽器の激しく駆け巡る音。そして木管楽器のため息と忍び泣くかのような物悲しい旋律が交互に続く。
やつぱりピチピチとはねてる!と思ったら弦楽器すべてがピチカートの第3楽章だった。
終盤では第1楽章冒頭のファンファーレが再び姿をあらわし、最高のクライマックスへといざなう。

ありがとうございました。感動しました!!!

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