青空ーすべてはバランス

内閣府の高齢者白書ー何のための調査か!

2023年8月26日(土)晴れ。今日も真夏の空でした。最高気温34℃。なかなか涼しくならない。

内閣府の高齢社会白書がある。
第1章 高齢化の状況(第3節 1-2)
第3節 国際比較調査に見る日本の高齢者の生活と意識の特徴(2)
2 経済的な暮らし及び就労意識について
こう続いてきて、
(1)各国の60歳以上の人の老後生活における主な収入源は公的年金と就労収入
各国の60歳以上の人に、主な収入源を尋ねたところ、いずれの国も「公的な年金(国民年金、厚生年金など)」とする回答割合が最も高く、次いで「仕事による収入」の回答割合が高くなっており・・・
こう書いている。
さらに、
(2)日本の高齢者は高い就労意欲を持ち続けている
各国の60歳以上の人に、今後、収入を伴う仕事をしたいか尋ねたところ、日本を除く国の過半数が「収入の伴う仕事をしたくない(辞めたい)」と回答している。
一方、「収入の伴う仕事をしたい(続けたい)」とする割合は、日本が40.2%(44.9%)と最も高く、次いでアメリカ29.9%(39.4%)、ドイツ28.1%(22.7%)、スウェーデン26.6%(36.6%)の順となっている。
平成27年度調査と比較すると、ドイツを除き割合は減少しているものの、他国と比較して日本の高齢者の就労意欲は高い傾向が見られる(図1-3-3)。

日本の勤労意欲がすごいと誇りたいの???
さらに続く。
(3)収入の伴う仕事をしたい主な理由は、日本は「収入が欲しいから」、他国は「仕事が面白いから」
「収入を伴う仕事をしたい(続けたい)」と回答した各国の60歳以上の人に、収入を伴う仕事をしたい(続けたい)理由を尋ねたところ、日本は「収入が欲しいから」、その他の国は「仕事そのものが面白いから、自分の活力になるから」と回答した割合が最も高くなっている。次に高い回答割合となっているものをみると、日本は「働くのは体によいから、老化を防ぐから」、その他の国は「収入が欲しいから」となっており、各国の60歳以上の人の仕事に求めるものの違いが表れている。
平成27年度調査と比較すると、日本、ドイツ、スウェーデンは「収入がほしいから」と回答した割合が増加している(図1-3-4)。

これは何でしょうか?何か対策を立てるための調査?ただの暇つぶしの調査?
年金で生活できない人が多いから働かざるを得ないのは明らかでしょ!「働くのは体によいから、老化を防ぐから」は確かにそんな要素もある。年金で足りてる人はそんな理由で働いている。
日本は「収入が欲しいから」、その他の国は「仕事そのものが面白いから、自分の活力になるから」と回答した割合が最も高くなっている。
他の国のように答えられない日本の問題を改善してくださいよ!内閣府はこの資料をどうするの?どう役立てるのか?

問題を解決しない日本の政治!

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