以前から、ちらっちらっと耳にしていたことがある。焼く料理は体に良くないとかなんとか・・・。でも気にせずに過ごしていたものの、やはり気になって、どういうことかはっきりさせようと思いました。
私はまず最初にこの表を目にしました。
私はまず最初にこの表を目にしました。
食品中に含まれるアクリルアミドについて、国立医薬品食品衛生研究所食品部が一覧表を公開している。👉食品中のアクリルアミド分析結果
ダントツに多く含まれているものは・・・
検出値(ng/g)(複数の製品の数値)を挙げてみた。
★ポテトフライ(原料 馬鈴薯)
3544 2175 1542 1385 1008 875
★フレンチフライ(フライドポテト ポテトフライ)(原料 馬鈴薯)
784 693 565 512
★コーンスナック(原料 とうもろこし)
535 387 238 117
★かりんとう (二度揚げしている商品が特に数値が高い。)(原料 小麦)
1895
★ほうじ茶
567 538 519
参考:1ng/gとは 生物1gあたり1ng(ナノグラム)の化学物質が存在していることです。 例えば、マグロ(100kg)の体の中に、 食卓塩の塩粒1個分(0.1mg=0.0001g)が含まれる濃度に 相当します。
1ng=0.000000001g(10億分の1g) 10億ng=1g=1000mg(ミリグラム)
一体何のことか?
パンや肉、魚などを焼いたり、ジャガイモを揚げたりすると、褐色になり良い香りがします。美味しそう!と幸せ気分になる。美味しそうな褐色への変化を「メイラード反応」という。この反応は、食品に含まれるアミノ酸と糖が高温で加熱(120℃以上)されることで起きる。
このメイラード反応では、発がん性が疑われているアクリルアミドや老化の原因といわれるAGEs(エイジス)などを排出するという。その数値が特に高い食品があるので注意しないといけないらしい。
(参考:日経gooday)
もうずいぶんと前に発表されているので、知っている方も多いかもしれないが、私は知らなかったからびっくりしています。
でも、数字だけ見れば、ポテトチップスの3544ngという数値を見ても感覚的に分からない。換算すると0.000003544gだ。