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青空ーすべてはバランス

がん遺伝子ー2 生命の成長・維持にかかわる

2021年5月31日(月)月末。朝はいい天気。午後から雲が多くなった。
今日も「がん遺伝子=サーク」を考える。

昔から「がん細胞」というものはおかしな細胞だなぁ!と常に気になっていた。神がおつくりになった生命の終わりのシステムなのかもしれないと考えていました。昔は「がん」は絶対に治らなかったから。

 がん遺伝子(Srcサーク)は、多細胞生物に存在する。多細胞の植物プランクトンから哺乳動物などに至るまでの多細胞生物は、がん細胞に侵される運命にある。
なぜなら、がん遺伝子(Srcサーク)は、体のほとんどの細胞を増殖させる役割を持っているからです。細胞分裂を繰り返し生物を成長させる。新陳代謝を活発にして元気な体を維持させる。
けがをした時も傷口の細胞を増殖させ、運動(移動)させ、傷を治す働き(創傷治癒)にも影響している。

なんてことだろう!憎きガンのはずなのに?いや、この時はまだ生命の成長・維持に多大なる貢献をしている。
正常な細胞の中でまっとうに働いている

あらまぁ!

そのまま真面目に働いてほしいけど、そうもいかないらしい。

いわゆる「がんになった!」という状態とは、ここからどんな状態に変化するというのだろう?

その前に・・・
生物の体は常に細胞の秩序を守ろうとする働きをしているそうだ。
例えば、「ボルボックス」という直径1mmの植物プランクトンは512個の細胞をもっている。細胞は寿命で死んだりするから増殖が必要だが、無秩序に増殖しすぎた過密状態では正常な細胞の働きを行なえない。だから、増殖を抑える働きをする遺伝子も存在する。このアクセルとブレーキのような遺伝子の役割がバランスよく機能して常に512個の細胞を維持しているようです。
細胞密度の状況を細胞はちゃんと感知しているのです。

知れば知るほど感動する!


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