2024年10月16日(水)あたたかいくもりの日。
デジタルファッションとは?
SNSやゲームなどにある「デジタルファッション」。
ゲーム内のキャラクターに衣装を着せたりして、メタバース内での自己表現を拡張するアイテムとして人気を呼んでいるようだ。
しかし、最近はゲームだけでなく、現実世界でも普及し始めている。
と言っても、現実世界で着用するわけではなく、AR技術やVR技術を活用して疑似的に試着するのだ。つまり仮想現実の体験。
と言っても、現実世界で着用するわけではなく、AR技術やVR技術を活用して疑似的に試着するのだ。つまり仮想現実の体験。
ゲームでキャラクターに衣装を着せるように、自分の写真や映像に衣装をデジタルフィッティングさせる。
2018年にオランダの「The Fabricant(ザ・ファブリカント)」という世界初のデジタルファッションハウスが誕生して以降、欧米を中心に多くの有名ブランドがデジタルファッションに参入しているそうだ。
現物を作らずデジタルでしか存在しないアイテムを扱うブランドもあるというぞ。
ひぇーすごいね。
デジタルファッションのメリットとは
アパレル産業は、世界2位の環境汚染産業で、製造工程での環境汚染や廃棄物の多さといった環境への影響が大きな課題となっている。
そういうことを考えると、デジタルファッションはクリーンで無駄が少ない。
実際の衣服と比較したら、CO2の排出量が97%少ないといわれる。製造工程での環境汚染もなく、包装や輸送もいらない。
購入してもインターネット上に存在するだけ。使用後に廃棄されることによる環境負荷もない。
しかし自分で実際に着ることができなくても満足できるの?
ファッションは外で人に見せるという側面もあるんじゃないの?
考えてみると・・・
オンラインでネット上の友達とビデオ通話をする場面で、「これどう?」なんてデジタルファッションを見せ合うなんてことはできそうだ。とにかく店にもないような奇抜なファッションを体験して見せ合えれば楽しい。いちいち服などを買って着てそのうち捨てるなんてことも少なくなる。
それでいいと割り切れればいいんだけどね。