2021年12月5日(日)今日は日曜日。以外に天気が良かった。
今日も正しい姿勢で正しく歩く。
今日は4つ目のリウマチ性疾患について理解するぞ。
リウマチ性疾患は,関節,筋肉,骨,靱帯などの運動器における痛みを伴う疾患の総称で、100種類以上がリウマチ性疾患に分類されている。
そして、疾病が複数発症するなど膠原病とされる疾病が多数ある。
リウマチ性疾患としては次のようなものがある。
関節リウマチと類縁疾患、全身性自己免疫疾患、脊椎関節炎と類縁疾患
血管炎、変形性関節症、結晶誘発性関節症(炎)、感染性関節炎
全身性疾患に伴う関節炎、骨疾患、リウマチ性多発筋痛症
リウマチ性疾患については、次のような例にあるように、名称と分類が今後もさらに追加や修正が行われる可能性があるようです。
例
線維筋痛症
関節、筋肉、腱など身体の広範な部位に慢性の「痛み」と「こわばり」があり、古くから同様の病気の存在が知られていた。心因性リウマチ、非関節性リウマチ、軟部組織性リウマチ、結合組織炎、あるいは結合組織炎症候群などと呼ばれていたようですが、1990年アメリカリウマチ学会により病気の概念と分類(診断)基準が提案されました。
現在考えられること
原因が明らかになっているものには、感染性疾患や外傷性疾患がある。
原因不明のものとして
共通して免疫の異常が存在すると考えられている。
そして、遺伝的要因と環境要因の両方が発症に関係すると考えられている。
一定の遺伝的素因(特定のHLAや種々の非HLA疾患関連遺伝子)をもつ患者に,誘因として何らかの環境因子(感染,薬物,紫外線,ホルモン環境,喫煙など)が加わって免疫応答が起きる・・・
自己抗体が産生
通常、免疫は外敵に対して反応する。当然だ!ところが、「免疫の暴走」という言葉が最近多く聞かれるように、自分の細胞を攻撃して傷つけるということが知られている。
多くのリウマチ性疾患・膠原病患者の血液中には,自己の細胞や組織成分と反応するさまざまな自己抗体が発見されているようです。
今世界は、新型コロナウイルスという外敵に対する抗体を体の中に産生させるためにワクチンを打っていますが、異常な免疫は、自分の細胞や組織成分に反応して抗体を産生してしまう。自分の体の細胞や組織に対して反応してしまう。
免疫は自分の細胞や組織には反応しないようプログラムされている。このことを免疫寛容=免疫トレランスという。しかし、このプログラムが壊れる。
私のブログ「生物は何故死ぬのか?part2アポトーシスとテロメア」の中で、アポトーシスのことを知ったばかりですが、そのアポトーシスの異常,T細胞,B細胞,抗原呈示細胞,サイトカイン,細胞接着分子など、様々なレベルでの異常が指摘されています。
どこでどうなってこれらの異常がおきているのか?
早く答えが見つかるよう祈っています。
以外に身近に答えがあるかもしれませんが・・・。
参考