数年前にPM2.5の怖さを感じて、環境省の「そらまめ君」を毎日チェックしていましたが、最近は全然チェックしてませんでした。すぐに忘れてしまう。目に見えないものだし、感じるくらいの体の異変もない、となると頭の中から警戒信号が消えるみたい。でも、突然思い出したものだから、もうすぐ春だし、再びチェックを始めようと、今回は、パソコンだけでなく、スマホでもすぐチェックできるようにしました。
PM2.5とは?Particulate Matter(粒子状物質)の頭文字がPMです。そして、大きさが直径が2.5マイクロメートル以下の微粒子のことを「PM2.5」と呼んでいます。1μm(マイクロメートル)は1mmの千分の1の大きさだから、かなり小さな物質です。以前は浮遊粒子状物質(SPM:10μm以下の粒子)について環境基準を設けて対策してきたようです。
どうして心配なのか?小さいだけに、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系への影響に加え、循環器系への影響が心配されています。
環境省HP(出典:USEPA資料)(出典:国立環境研究所)
粒子状物質については2種類あります。
1物の燃焼などによって直接排出されるもの。
2硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したもの。
2硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したもの。
発生源としては、ボイラー、焼却炉などのばい煙を発生する施設、コークス炉、鉱物の堆積場等の粉じんを発生する施設、自動車、船舶、航空機等、人為起源のもの、さらには、土壌、海洋、火山等の自然起源のものもあります。
環境省の基準はどうなっているの?人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準として定めている数値。
1年平均値 15μg/m3以下 かつ 1日平均値 35μg/m3以下(平成21年9月設定)
全国の数値が分かるの?大気汚染防止法に基づいて、地方自治体によって全国700カ所以上で常時監視が実施されています。
環境省の(大気汚染物質広域監視システム【そらまめ君】)では、全国の1時間おきの速報値を見ることができます。注意報・警報状況もすぐわかります。
各都道府県のホームページからも確認できますし、スマホのアプリをダウンロードして利用できます。
各都道府県のホームページからも確認できますし、スマホのアプリをダウンロードして利用できます。
私は1年平均で行動します。1年平均を上回れば外の運動は止めて、外出時はマスク着用にします。