2023年9月24日(日)晴れ。
ニュースを見ていたらエゾシカが街中を走っていて交通事故に遭っている映像があった。
エゾシカは、明治の初めには乱獲や大雪などの影響を受けて一時は絶滅寸前になったこともあるそうだ。
その後、保護政策等で数が次第に増え、ここ30年ほどでは数が急増している。
その後、保護政策等で数が次第に増え、ここ30年ほどでは数が急増している。
生息数は平成22年度には65万頭にまで増加している。
天敵だったエゾオオカミが絶滅したり、ハンターの数が減少していること。農地という新しいえさ場が増えていることなどの理由があるそうだ。
ヒグマも天敵のはずだけど。ヒグマの生息数が減っているという事でしょうか?
とにかく、生息数が増えすぎるとバランスがくずれて厄介なことになる。
街中を歩き回って交通事故が起きているし、農作物が荒らされている。農作物だけでなく樹木の皮や希少植物を食べつくし、今までの自然環境(生態系)が壊れてしまう。
私の家の近くの道の駅に「いのしし」と「しか」の肉が売られている。いわゆる「ジビエ(狩猟によって捕獲された野生の鳥獣 )」ですね。
日本全国で野生動物が人間の活動領域に入ってきて生活するようになっている。餌が豊富なのと意外に安全なのでしょう。
昔は里山があった。人里近くにあり、 昔から人々が生活のために利用してきた山で、この領域が野生動物と人間との境界だと動物も感じていたはずだけど、里山再生の活動も盛んになってきたにしても、大分この境界が荒れてきて判別つかなくなってきているのも理由のひとつとも言われる。