今日は彼岸の入りです(彼岸明けは25日・・・期間1週間)。前にも書いたように、今年の特徴は22日が秋分の日(彼岸の中日)です。
誕生日が23日の人は、残念ですが・・・。般若心経で「波羅蜜多」はサンスクリット語の「パーラミター」の音訳語であることも以前書きました。「彼岸に到る、仏の世界に渡る」というようなことですね。
太陽は真西に沈み、昼と夜の長さが同じになります。西の彼岸と煩悩に満ちた東の此岸が最も通じやすくなる日。1週間の間に少しは心を磨き鍛えて、彼岸の世界と通じ合えるように、先祖への感謝と供養と自然への感謝や祈りを行います。
お墓は仏教というより、民俗的な習慣の中で生まれたものだから、お墓参りは、日本独特の神道と後に伝わる仏教との融合の産物で日本固有のものらしいですね。
ちなみに、祝日法によると、「先祖をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」とあります。
さっそく、覚えた般若心経を唱え、自然や先祖に感謝しようと思います。
上の写真について
数年前に撮影したもの。9月28日でした。彼岸を過ぎてますが、黒い煩悩に満ちたような雨雲が東に、西の向こうに夕焼けがみえます。どないでっか?