アメリカ国立ガン研究所が中心となって開始された計画 「デザイナーフーズ・プログラムプロジェクト」でにんにく、キャベツ等と並んでがん予防にトップクラスで効果がありそうだと認められた食品「しょうが」。
な、な、なんと乾燥させると良いらしい!!!びっくり!シイタケも天日干しした乾燥シイタケが栄養たっぷりなのと同じだね。
しょうがの成分
しょうがの辛み成分に「ジンゲロール」というものがある。
これは、殺菌作用・免疫細胞を活性化させる作用・胆汁の分泌を促す作用
(コレステロールの低下)・吐き気、頭痛を抑える作用などがあります。特に大切なのは、血管を広げる作用や抗酸化作用です。
しかし、「ジンゲロール」は酸化しやすく、細かくすりおろすと、一気に空気に触れるので、2~3分で口に入れる必要がある。ちょっと早すぎますよね。
びっくりなのは、生のしょうがを乾燥したり加熱した時にジンゲロールの一部が「ショウガオール (Shogaol)」という成分に変化するということです。「ショウガオール (Shogaol)」も殺菌作用や抗酸化作用があります。また、ストレスを和らげる作用もあります。
体を温める効果については、ジンゲロールが一時的な発汗作用なのに対し、ショウガオールの温め効果は、胃腸を内側から刺激して、血流を高めるから、体の内側からジワジワと時間をかけて温めてくれるらしい。
加熱はどうするのか?
100度を超えないように温度を設定して、オーブンで加熱したり、一日天日干しをしたり、蒸したり、それらを組み合わせたり、方法はいろいろあるみたいです。注意すべきは、この温度を守るということと、急激な加熱は禁物だということ。
「しょうが」を使い分けてみた!
冷ややっこ、刺身などの時は、すりおろしは止めて、せめてスライスにして食べてます。加熱して乾燥させたものは、スープに入れたり、紅茶に入れたり、その他の料理に入れたりしてます。体の芯から健康に!!!