2023年7月18日(火)今日の最高は34℃。相変わらず暑い!!!
社会保険料もどんどん上がる。高齢化社会になるのは前から分かっていた。でも何の対策もなく、ほったらかしにしていた。こんなのばかりだ。何にもしない!何かしたら失敗だらけ!うんざりだ!
郷ひろみは若々しいね。昭和30年生まれだから高齢者だ。
彼は運動しているね。それも普通の程度ではない。若い頃から続けているからできるんだろうけど。運動の量も質も優れているから若さを保てる。
なぜ運動により若々しさを保てるのか?
〇骨から放たれるホルモン=オステオカルシン
筋肉運動をすることで、骨の中にある骨芽細胞がオステオカルシンというホルモンを放出する。運動をしないとこの物質は減る一方だ。
運動をしていることが脳に伝わると脳が骨をつくるように!と指令を出す。この時のメッセージはホルモン=オステオカルシンなのでしょうか?
・インスリンを作らせて、血糖値を下げさせる働きをする。
・脳に入り海馬に働いて、認知症を改善する。
・睾丸に働いて男性ホルモンを作らせ筋力増強をもたらす。
・体の臓器にも良い影響を与える。
ーーーこれらは血流によりもたらされるーーー
〇筋肉から放出される若返り因子=アペリン(ペプチド)
アペリンは加齢とともに血中から減っていく。加齢によって、筋肉量が減り筋力が衰えている人は特に少なくなっていることが分かっている。
アペリンは筋肉の収縮により筋組織で作られて、筋肉の幹細胞に働きかけて、筋肉細胞の分裂を促すそうだ。
「運動が大切」という5文字の言葉には以上のような根拠がある。
老化で顕著になるが、若い人でも運動をしない人は年齢以上に老けてしまうから、あまりバカにしない方がいい。
しかも、
炎症が起きやすくなるぞ!!!
厚生労働省
健康づくりのための身体活動基準 2013 (概要)には、18歳から64歳までは
歩行又はそれと同等以上の身体活動を毎日60分と息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分程度行うことを推奨している。
65歳以上は強度を問わず身体活動を毎日40分行うことを推奨している。
65歳以上も、できるだけ頑張ることが必要みたいだ。
参考文献
免疫と「病」の科学(講談社 BLUE BACKS)
参考
動脈硬化も炎症が関係する