ウォーターラインこちら艦プラ生活広報課

どんどん作ろうプラモデル!おじさん艦隊発進!!

鳥の巣平和公園(和歌山)

2023年01月16日 | 艦船漫歩

2023年最初の「艦船漫歩」は和歌山県にある「鳥の巣基地」の見学からスタート。

波穏やかな入り組んだ湾に作られた「鳥の巣基地」は、攻めてくる敵艦に自爆攻撃を仕掛ける「震洋」の出撃基地として作られました。しかし、配備される事なく終戦を迎えました。

場所はわかりやすく、モスバーガーなど食事ができる場所も近いのでとてもゆっくりと見学ができる環境ではないでしょうか。

車で向かうと、駐車場への看板も設置されていて、初めて来た人でもすぐにわかるように整備されています。5台分とは言え、かなり広い駐車場ですが、一応5台しか止められませんので注意してください。

車から降りて、海岸沿いに歩いていけば目的地の「鳥の巣平和公園」にたどり着けます。

途中狭いところもありますが徒歩なので全く問題ありません。

5分もかからず、目的地の「鳥の巣平和公園」に到着。建物は、資料室として利用されていて、中にはプラモデルの展示や資料など自由に見る事が出来る施設になっていました。

施設の壁には、「震洋」を配備する予定だった洞窟の場所が分かる地図が描かれていました。

その資料室の脇には、慰霊碑と洞窟に展示された「震洋」のレプリカが展示されています。

原寸大のレプリカがある事で当時の緊迫した時代背景が思い出される気がしました。

このような小さなボートに火薬を詰め込んで、敵艦に体当たりするなんて、無謀そのもの。成功すると思った人がいたのだろうかと思いますが、意見を述べる事もできない時代、誰もが悔しい思いをしたに違いないでしょう。

和歌山県の中でも、有名な観光地の白浜の近くに、このような特攻基地がある事に驚きました。風光明媚な景色とのコントラストが戦争の悲惨さをあらためて感じ、平和に感謝の思いでいっぱいになりました。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ようこそ和歌山へ (0-sen(零銭))
2023-01-16 23:40:46
今年の初コメです。今年もよろしくお願いいたします。
和歌山へお越しだとは知りませんでした。改めまして、ようこそ和歌山へ!
和歌山に住んでいながら、こう言う場所があるとは全く知りませんでした。😅 車で近くまで行けると言う事なので、私も機会があれば行って見たいと思います。南紀方面に行く場合、高速利用だとどうしても田辺市をスルーしてしまうので、見逃してしまいがちです。地元民で知らない場所がまだまだ沢山あると言う事ですね。和歌山の知らない場所を紹介して頂きありがとうございました。
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Unknown (わかまる)
2023-01-17 10:13:40
0-senさん今年もよろしくお願いいたします。
もともとが出不精なのですが、目的をもてばどこへでも!ということで、和歌山にいってきました。高速道路も以前よりもはるかに延伸されていてわたしのカーナビは山の中を走っている状態の道路もありました。こういった場所はこれからも存続して戦争の悲惨さを伝えていってほしいですね。この基地から出撃した悲しい歴史は避けられた事はせめてもの救いです。由良の回天の基地跡はいけなかったのでまた機会を見つけて行ってみたいと思います。今年も「道の駅」がんばってくださいね!「道の駅 志原海岸」、「道の駅 椿 はなの湯」に、たちよりました!
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Unknown (宮ちゃん)
2023-01-22 13:28:25
わかまる様、こんにちは。
鳥の巣平和公園にいらしていたんですね。
屋内に稚拙な1/72回天と震洋など(震洋は既製品のリタッチ)があったかと。あれ、私です。
20年ほど前はそこから10分ほどのホテルに「白浜ゼロパーク」という施設があり、零戦62型や海龍、95式軽戦車、陸奥副砲等が展示がされていました。
(現在はその多くが大和ミュージアムに移管されています。)
TOPがイラストリアスに変わりましたね。新旧WLシリーズ箱画の雰囲気そのものでカッコ良いですね!
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Unknown (わかまる)
2023-01-22 23:11:39
宮ちゃんさん驚きの接近遭遇だったのですね!確かに模型ありましたよ!まさか宮ちゃんさんが制作していたとは!ゼロパークも近くにあったんですね。わたしは、そのゼロパークの前の京都にあった嵐山美術館で、零戦、疾風、95式軽戦車を見ました。それぞれバラバラに各地に散ってしまいましたが、現在は、綺麗に保管されていて安心です。95式軽戦車も海外に渡りましたが、日本に帰って来ました。歴史を語るうえで大切な教科書ですからこれからも大切に保管をしてほしいものです。
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