SAMURAI・コーチング!

戦国武将は、なぜ茶の湯に魅せられたのか?茶室で男は、日本男児になる!
喧騒から静寂へ…~SAMURAIたちの世界~

SAMURAI・コーチング! 新年のご挨拶!

2021年01月10日 | 狂言
 

皆様、あけましておめでとうございます。

 
色々と大変なことが起きていますが、そんなときこそ、
 
東洋の智慧、日本古来の和文化の精神で、より良きことをなしてゆきたいと存じます。
 
本年も、何卒よろしくお願いいたします。

 
昨年、いつもお世話になっております、

和泉流狂言師 小笠原由祠先生のご指導の下、
 
京都観世会館にて、狂言 「酢薑」を披露させていただきました。


 
 

 
狂言は、室町時代から600年、続いております、日本古来の伝統文化です。
 
ユネスコ世界文化遺産に登録されている、日本最古の喜劇です。
 
 
酢薑は、
酢売りと薑売り(ショウガ)が鉢合わせして互いに譲らず、

商売をしようとするのですが、

ダジャレで勝負(この発想が、すばらしい~)して、勝った方が売る権利を得ようとするのですが~


 


最後は大笑いして、笑い収めるという、おめでたい演目です。

 
私は、シテを お隣の方は、狂言師さんです。この方が相手役のアドで、

初心者の私を上手にリードしてくださいました。
 
 
掛け合いが楽しいのと、互いに譲らず、どんどん調子があってきて、

とても楽しい演目でした。

 
600年前、その頃から、日本人は笑いが大好きだったのですね?


 
笑う門には福来る!

 
 
衣装は、橙の丸文の袴に、モスグリーンの肩衣。
 
格子の着物に腰ひもがきりりと閉まると、丹田に自然に重心が入り、

姿勢が決まります。

 
きっとサムライ達も、袴のひもをきりりと締めて、刀をさすと心身統一できたのでしょう~
 
 
能舞台はやはり、特別な場で、花道のような橋掛というそうですが、

その路を通って舞台に一歩入ると、
 
明るくて、温かいエネルギーにつつまれて、自然に笑みがこぼれました。
 
 
声も楽に朗々と出て、とても楽しく務めることができました。
 
狂言、どうぞ、機会があればご覧くださいね!
 
 
 
お稽古してみたい方は~  小笠原由祠先生  まで!
 
  
 


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