茶室では、前回、述べたように、様々なことが起こります。
それらは、茶室が、心に働きかけるように作られているから~
としか言いようがない様に感じるのは、私だけではないと思います。
ではこのあたりで、それらは、どのように働きかけているのか、
そこを探るために、お伝えしたいことがあります。
私は、茶道のお稽古を始めた頃、前後して、NLPという、実践心理学を学び始めていました。
これも何かの縁? または、意味があったのかもしれません~
後に、NLPをとおして、また、茶道を通して様々な驚きや、気付き、発見をいたします。
それはさておき、ここでは、NLPに触れてみたいと思います。
NLPとは、 Neuro Linguistic Programming の略です。
日本語では、神経 言語 プログラミングと訳されています。
NLPとは、 Neuro Linguistic Programming の略です。
日本語では、神経 言語 プログラミングと訳されています。
現在は、NLPの認知度も上がって来ていますが、
当時は、? ? ? 何それ~ という感じでした。
私のNLPとの出会いは、・・・
1998年、ある講演会の会場で、私は、グリーンのチラシを受け取ります。
そこには、『最強のコミュニケーションツール』を手に入れる。と書かれていました。
よくわからないままに、これはきっと今の私に必要なはず。
そんなインスピレーションを受け取って、早速そのセミナーに参加しました。
受講してみて、今までのパターンとはまったく違うという感覚に捉われます。
そこで出会ったのは、
①キャリブレーション、 ②ペーシング、 ③ラポール、などという項目でした。
①キャリブレーション、 ②ペーシング、 ③ラポール、などという項目でした。
理論や概念の説明はほとんど無く、ただただ実践あるのみーなのです。
やってみてどうなのか、効果があるのか無いのか。
他の人のやり方はどうか? 比較検討する。 実践することがもっとも大切。
もちろんそうですね。やってみて現実を変化させないと何にもなりません。
当たり前のことですが、知識偏重教育にどっぷり漬かっていた私には新鮮でしたが、少し腰が引けてしまいました。
ちゃんとやらなきゃ~という概念が邪魔をしてしまったのでしょう。
しかしながら、まだまだ本当のことは何も理解できていませんでした。
今までのやり方に慣れていた私には、ほとんどといっていいほど理解できず、
ただただ潜在意識の働き~ということに心惹かれていました。
① キャリブレーション:(calibration)
① キャリブレーション:(calibration)
微細な変化の様子から意識下で起きている内的状態を識別すること。
例えば会話の相手の表情や顔色、呼吸やちょっとした、しぐさなどの微妙な変化から、相手がどのように変化し、今の状態はどうなのかを把握すること。
呼吸数が減り肩の位置が下がったから、緊張が緩和したことがわかるし、
落ち着き始めたのだなと、内的変化を感じ取ることができる。
②ペーシング:(Pacing)
NLPのコミュニケーションスキル、相手のペースに合わせること。
話し方、声の調子、動作、言葉や、呼吸のリズムなどのペースを合わせる。
ペースがあってくると緊張感が軽減し、居心地が良くなる。
③ラポール:(Rapport)
相手と同調し、一体感が共有できている状態。居心地がよく、ストレスがない状態。
これらの事は、実は、茶室で、亭主(主)が、お客様の様子をさりげなく観察し
ている時、「目の前のお客様は、どのような状態なのか」を把握するために、
行い、確認していることなのでした。また、客同士も、互いに体験していること
でもあります。
その後は、NLPについて、実際に使うというよりは、その不思議さに惹かれてしまいます。
『NLPは現代の魔法~と、いわれています。』
この一言に魅了されてしまったのです。
現代の魔法とは・・・・?
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