SAMURAI・コーチング!

戦国武将は、なぜ茶の湯に魅せられたのか?茶室で男は、日本男児になる!
喧騒から静寂へ…~SAMURAIたちの世界~

SAMURAI・コーチング! ~たしなみ~!

2021年12月15日 | たしなみ

  た し な み 


お茶のお稽古をしていて、感じることは、

誰もがまんべんなくできるということは、素晴らしい、ということです。


誰でもその場にいる人が入れ替わり立ち替わり、

亭主として点前が出来、半東(亭主を補佐する役目)になったり、

お客様にもなれるということです。こうしましょうと言った時、

「それでは、」とすぐ取り掛かれるということです。


パリ JETRO 開場で、日本文化の発信!

力のある日本の企業は、きっとこういうことができていると思うのです。

誰もが高等教育を受けていて、一定基準の知識、技量、能力がある人が大勢いるということです。

誰かが何か提案をした時、そこにいる人がすべてを瞬時に理解し、

行動できるということです。


日本の教育は、そういったことをずっと目指してきました。

文盲の人がいない、ということは当然のことでした。


お茶の世界も、そういったことが言えます。

勿論流派や、それぞれのキャリア、背景も違うでしょうが、

基本なことは皆ができるということです。


以前、私が、大阪市の「ビジネス交流会」の方々とパリを訪問したときのことです。

   その際、日本の文化を紹介したい。


という思いのもと、流派の違う方々とご一緒に、レセプションの茶席を設けることになりました。

互いに出来ることを工夫しながら、茶席の準備をしました。

そんな中、レセプション当日、予想よりも沢山のお客さまをお迎えすることになり、

どうしようかと困っていると、

ツアーに参加しておいでの方が、「お稽古したことがあるので…」

お手伝いを申し出て下さいました。


パリ駐在の担当の方もお茶の たしなみ のある方で、

あっという間にそれぞれの担当が決まり、

たくさんのお客様をお迎えすることができました。


 皆ができる、ということは本当に素晴らしいことです。


そして自ら手を挙げて「出来ることをいたしましょう」と心を合わせて下さる、

そういう気持ちこそが  おもてなし の心だと思うのです。


   お問い合わせは、こちらまで~


    


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SAMURAI・コーチング!  ~... | トップ | 新年おめでとうございます ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

たしなみ」カテゴリの最新記事