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SAMURAI・コーチング! 茶室の心理学!

2020年05月25日 | 茶道の心理学
茶室のコミュニケーション!

NLPは、1975年、カリフォルニアのジョン・グリンダー博士と

学生、リチャード・バンドラーによってスタートしました。


天才セラピストのコミュニケーションが、圧倒的変化を起こすことに着目し、

それらをパターン化、モデル化しようとしたのです。


最初、彼らは、家族療法家のセラピーの中から変化を呼び起こす、

七つのパターンを見つけ出し、これが、NLPのモデリングの始まりとなります。

つづいて、精神科医、フリッツ・パールズから得た、いくつかのパターンモデリング

を加わえ、言語学博士、ジョン・グリンダーは、そこに言語的な分析も付け加えます。


最後に、彼らは、現代の魔法使い、ミルトン・エリクソンから、

言語、非言語の催眠のパターンをモデル化して、NLPは一応の完成を見たのです。


 
最初、2人は、コミュニケーションの魔法を新たに作り出そうとしたようなのですが、

なんと、驚くべきことに、3人の天才は、皆、同じことをしていたのです。

つまり、それらは、すべて、真実だったということです。


それらは、3つの魔法と言ってもいいかもしれません~

まず、注意深く相手を観察し、変化の様子を感じ、その人はどういう状態なのか

ということを把握します。

そして、その人の内面の地図の中へ入ってゆきます。

 人は皆、自分に似た人が好き。敵でない、同じような人には、警戒心を解きます。

ですから、相手の世界を大切にしながら、近寄ってゆきます。

つまり、自分をよく見て、合わせてくれる人として、近寄ってゆきます。


察しのいい方は、もうお気づきですね?


これらはすべて、自分を通して相手を体験するということです。

対立がない状態ですからストレスもなく、心地良い状態。

相手を信頼し、ひとつになっています。 物事がうまく運んでゆきます。

ラポールという状態です。

まず、相手と同調し、心地よい関係、場をつくり、互いの世界を共有するのです。


そうです。    それが、 利休7則のひとつ、 相客に心せよ~ 



ひとりひとりに着目し、何が起こっていて、今の状態をどのように築いてきたのか、

に着目。 なぜ?が無いので、問題の原因を一つに絞らず、無理が無いのです。

また、モデリング(形)はまた、そこをたどってゆけば誰でもその状態を導出すること

が出来るのです。 そのやり方をわかりやすく提供してくれているからです。


 写生

  先日、TVを見ていたら、奥村土牛の絵についての解説がありました。


                     土牛といえば、醍醐の桜、
          
                       
そして、鳴門。
           


    これが一番、有名で、 私の最も好きな作品です。


  土牛は、小林古径に師事していました。

  古径は線の画家、土牛は色彩と面の画家と言われていますが、

  写生をしっかり行うことを師から学んだのです。

  そして、「ものの本質をつかむには、写生によって、そのものを写し込むこと。」

                         なのだそうです。
     「そうなんや、ものの本質はやはり写生なんや・・・。」

  人の心の本質を写す、映す、 カウンセリングや、コーチング。

  その人の本質をとらえるには、写生するのですね~きっと。



                       三人のセラピストとは、
                   家族療法のヴァージニア・サティア
                   ゲシュタルト療法のフリッツ・パール
                   現代催眠のミルトン・エリクソン


                   パターン化:規格化、形式化
                   モデリング:類型化された模倣


  NLPについてのお問合せは、こちらまで


                    

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