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やっぱりメアリーキングスクロースは思い切って訪ねて良かった
エジンバラの歴史、劣悪な環境での庶民生活が自分の目で感じることが出来ました
その後は待ちに待ったパブ
Kyokoさんがシーフードの美味しいレストランを予約してくださっています。
「何と言っても生ガキとバケツ一杯のムール貝が楽しみ」
「お店は新市街なんですよね」「ホテルからもそんなに遠くない場所らしいですよ」
新市街ということはロイヤルマイルから下って駅の上の橋を渡ります。
「こんどは下りだから楽チン」
「通り沿いにも立ち寄ってみたい雰囲気のパブがたくさんあるなあ」
Kyokoさんのお話ではエジンバラは治安が良いそうです。
夜歩いても割と安全な街なんだって
女性の一人旅には嬉しい街なんですね。
確かに日本とあまり違わない感覚で歩いています。
期待のレストランは「マッスル・イン」。
「ガイドブックやネットでもよく見かけるお店だよ」
「現地にお住まいのKyokoさんも選んでくれたってことは」
「本当にお薦めなんだよね」
丁度予約時間の頃に到着です。すぐに席に案内されました。
ちょっとテーブルの間隔が狭いけれど明るい店内。
活気に溢れたいかにも人気店らしいレストランです。
「壁には可愛いお魚の絵があるよ」「みんな美味しそうに何を頂いてるの
」
思わず他のお客さんの食べているものをチェック。
席に着くまでに色々キョロキョロな私
「スコットランドではぜったいに食べようと決めていたものを覚えてらっしゃいますか」
「そうです 生ガキとシングルモルト
」「いよいよ食べることが出来るぞ
」
着席して最初に気になったのは隣のカップルのテーブルにあるバケツ
「大きい」「あれがムール貝
」
日本にも「バケツ一杯のムール貝」ってメニューがあるよね。
「私も注文したことがあるよ。」
「日本のバケツは子供のおもちゃのバケツくらいしかなかったもんなあ」
「あれは絶対注文しなきゃ」
「こらこら、まず飲み物からでしょ」
「もちろんシングルモルト」
「そしてもちろん生ガキも」
「シングルモルトをかけて頂くんだものね」
スコットランドに決めたのは「世界ウルルン滞在記」の影響も大きいもの。
アイラ島でボウモアを生ガキに垂らして食べていたのが未だに忘れられない私。
「お酒と美味しいものを見ちゃったら忘れられないんだなあ」
メニューを見ると生ガキだけでも色々な食べも方があります。
「私はシンプルにレモンで頂くのを注文。」「だってウィスキーをかけるもんね」
「もちろんムール貝も注文。」「こちらもあっさりワイン蒸しにするよ。」
「わあ ホタテ貝だあ
」「これも大好き
」「大きな帆立と小さなのと2種類あるんだあ」
「ソースのバリエーションも一杯」
「小さなホタテ貝をクリームソースのようなソースで頂くものに決まり。」
いよいよシングルモルトのウィスキーが運ばれて来ました。
「スコットランドでスコッチウィスキーなんて感激きゃーきゃー
」
「ゆっくり香りを楽しまなきゃ。」
「大切なのは1欠片の氷を落とすこと オオオオ
」
「香りを引き出すためなんだって」
ドキドキしながら口に含みましたよ。
こんどは生ガキが運ばれてきました。
「日本のカキに比べると小さいね。」「内臓部分が凹んでいる。」
「日本のカキってぷっくりしているよね」
まずレモンを振って1つ頂いてみます。「美味しい」
日本のカキに比べるとカキ臭さがないのに驚きました
日本人はカキの内臓の濃い味が好きなのかもしれません。
こちらのカキは内臓部分の味がとてもあっさりです。
それは逆に考えると、生ガキが苦手な人にも美味しく頂けるのかも
帰国後、知り合いの板さんに話してみました。
「日本のカキはフォアグラと同じように内臓をぷっくり育てる」
「初めて知りました」
いよいよグラスのウィスキーをカキに垂らしてみます。
「やっと叶う」「アイラ島でボウモアを垂らした生ガキを食べたい。」
「この気持ちが大きかったからここに来たんだもんね。」
「生ガキの季節になるといつも思っていたもんなあ」
「日本の生ガキでは味わえない一品ですよ」
続く
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