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ヴォルフスブルグ駅前の通りに出ると街らしい商店などが見えません。
「タクシー乗り場とデザイナーアウトレットのビルはあるけど」
「オフィス街のような雰囲気の街ね」
街を見ることなく、すぐにビルを通り抜けてアウトシュタットに続く橋を渡ることにします。
「とても景色の良い橋だわあ」
ヴォルフスブルグ駅やフォルクスワーゲンの本社工場、アウトシュタットが一望出来ます。
「えっ クルージングが出来るの」
「今日はちょっとお天気が残念かも・・・」
「まあ、今日は室内の観光だからお天気はあまり関係無くて良かった」
橋を渡るとアウトシュタットの入り口になります。
「クルージングで船からだと目の前が入り口だあ」
中に入るとまず大きな地球儀が目に飛び込んできます。
「広くてどこでチケットを買うのか分からない」
途中、テーマパークの地図があったので確認。「広すぎて回れるかなあ」
「とりあえず迷わないように地図の写真を撮っておこう」
ずっと奥の方にカウンターが見えているので行ってみます。
「チケットはここで買うのね」英語で大人1枚と言ったら無事に買えました。
「噂通りドイツは英語で良いみたい」
一緒に地図を頂くと順序が記されていたので、これで迷わないですみそうです。
「何しろ東京ドーム5個分の敷地に15以上のパビリオンらしいよ」
全部見ようと思うと一日では足りないそうです。
「だから敷地内にはホテルもあるのね」
「また3時間かけて帰るんだから、見たいパビリオンを選ばなきゃ」
フォルクスワーゲングループ傘下ブランドの「アウディ」「ランボルギーニ」「ポルシェ」なんかもあるそうです。
「あそこがチケットを通す機械かな」そこからテーマパークに入って行くことが出来ました。
「わあ パビリオンの建物が素敵」
しかもパビリオンとパビリオンの移動の時には、素晴らしいオブジェや池や庭園を楽しみながら散歩が出来ます。
「ここはまるで現代アートの美術館って感じ」
最初に入ったパビリオンにはベンツの三輪車やシトロエンです。
「まるで映画を見ているみたいな車がいっぱい」
「ジョン・レノン特注のVWビートルがあるんだって」
「Kazさん 見たいでしょ」(Kazより:も、もちろん! 見たい見たい)
ここはカーマニアにはたまらない空間です。
私が一番行きたかったのは納車センター『カータワー』
ガラス張りの2つの塔の中にこれから納車を待つ新車800台が保管されているんです。
「ドイツでは購入した車を工場から直接受け取る事が出来るの」
「そうなんです」「だから受け取りを楽しむテーマパークが出来たんだって」
「日本には無い発想ですよね」
本当は一番体験したかったのが『カータワー・ディスカバリー』
「新車と同じようにコンテナに乗って運ばれるアトラクション」
「こちらは予約が必要なんだよね」
見学をしていると、次々お客さんがコンテナでタワーの上に運ばれて行きました。
「やっぱり人気のアトラクションなんだね」
「いいなあ 予約しておけば良かった」
テーマパーク内のホテルは『リッツカールトン』。
ミシュラン三つ星のレストランもあって、テーマパークと言っても本格的なんだそうです。
私は地図で面白そうなテーマパークを選んで見学して、ショップへ向かいます
ショップの方では子供達が色々な乗り物に乗って楽しんでいました。
「体験型テーマパーク」「ピッツァを自分たちで作ってる~」
「大人も子供も楽しめるテーマパークなのね」
もっとゆっくり滞在したかったけれどデュッセルドルフに戻ることにします。
遅い時間になるとICEが乗継になってくるようです。
「帰れるけれど、乗継は車内でゆったり出来ないし」
「デュッセルドルフまで直通が安心だものね。」
「それに乗継は時間も掛かるし」
続く
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