with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第35話《ヴァージントレインに乗車》

2023年01月26日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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外に出るとスタッフの男性が「ミュージアムの見学は?」って尋ねてくれる。

「残念。ロンドンに帰らなければならないの」

名残惜しくアンフィールドの門を外へ。

バスは不安だし、タクシーで駅に向かおう。

タクシーに乗るのも慣れたものね。

「さあ、手を上げてタクシーを止めて窓から行き先を告げる。」

「オオータクシーはばっちりだね。慣れたよねえ。」

このためにホテルの名刺だって持ってきてるよ。

名刺を見せて、「ここに行きたい」って言う。

だって今回もミスは許されない。

列車に乗車しなくちゃいけないんだもの。乗り遅れるわけにはいきませんよね。



確実にタクシーはホテル前に到着。

朝の預かり証を見せて無事にスーツケースも受けとって、化粧室もお借りする。

一人旅での化粧室利用は大変だものね。

身軽に利用出来るうちに利用しとかなきゃ。

旅も終りに近づくと、だんだん知恵もついてきてるね。



まだ時間に余裕があるよ。

まず最初に電光掲示板をチェックしてホームを確かめなきゃ。

ホームにはもう乗車予定のヴァージントレインが停車中だ。

なんて可愛い列車なの。

You Tubeで何度かチェックしてたけど、本当に可愛らしい。

「楽しみだなあ



乗客が整列を始めた。

私も並んで早めに乗車しなきゃ。

だってスーツケースを置く場所はあまり広くないらしいから。

指定席の番号を頼りに車両を探して乗車。

「あれかな」 

車両の中ほどにスーツケース置場があった。

早めだったので下の段にスーツケースを置くことも出来て安心。

スーツケースを持って行かれちゃったら大変だと思って、自転車と留めるチェーンとかも持ってきたんだけど・・・

何だか誰もそんなことしてないなあ。日本で経験者に聞いてた通りだ。

こういうのって自己責任なんだけど、誰もそんなことしてないし、

貴重品は入れてないし、チェーンは出来なかった

「自己責任」って言い聞かせながらね。



ロンドンに到着したらホテルまではまたスーツケースを運ばないといけないし、

なるべく持ち上げなくて済むように、しっかり計画しながらホテルまで行かなくちゃ。

シートは赤と青で明るいね。

「外観だけじゃなくて車内も可愛い〜

コートも掛けて、テーブルに飲み物も置いて、

ゆっくり出来るように準備してたら静かに列車は動き出してる。

発車のベルって本当にないんだ。

これから2時間30分程の列車の旅。

「ゆっくり体を休めよう」ってボーッとしてたら眠ってしまったみたい。

終点までの乗車だから安心だけどね。

こんなにすぐに眠れちゃうなんて、充実したリヴァプールでの日程に結構疲れてたんだね...



気がつくともう列車はロンドンユーストン駅。停車前から乗客の方たちは降りる準備。

停車すると次々に降りて行く。

降りるまでの準備が速くてちょっぴり焦っちゃうよ。

この辺は日本と似てるかな・・・

 

 

 

 

続く

 



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