with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第15話《チェックインは大丈夫?》

2023年01月11日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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心を落ちつけてスーツケースを抱えながら階段を上がったのに、ホテルの奥で男性がなぜか慌ててる。



「いきなり何よ〜

手を横に振りながら隣を指す。「えっ 何 ここが入口でしょ

でも、「来るな」って言ってるみたいだし・・・

階段をトボトボUターンするしかない

仕方がないし付近の入口を覗いてみる。

開いてるドアがあるから「そう〜っと」入ってみるとチェックインしてる外人さんたちがいた。

 

「なあ〜んだ」正面玄関は新しいタイル貼りの工事中だったんだ。

気を取り直してフロントに予約してることを伝えたよ。

「危機管理」で準備してきた住所やパスポート番号をすらすら・・・宿泊名簿への記帳も終了。

パスポート番号とかのためにバッグを探る必要ないからね。





「ホッ」 としたのもつかの間。また、難関だ

ルームキーを渡されて部屋の場所の説明が始まった。

「『セカンドフロアー』って聞こえたから3階の部屋・・・

なんて思ってるうちに、その後の説明はまたまた

さすがにこんどは表情でバレちゃったみたい。





「仕方ないなあ」て顔して何故かタイル工事のお兄さんを呼び寄せるホテルの人。

「なぜ」何が何だか分からない・・・

工事のお兄さんが私のスーツケースを持って階段をどんどん上がってっちゃう。

タイルの工事中だからエレベーターが使えないらしい。

それもあって英語の案内を理解してそうにない私の案内役にされちゃったみたいだね。

ポーターがいないホテルだけどちょっとラッキー

私の前にチェックインした女性たちは自分でスーツケース持って階段を上がってたもん





工事のお兄さんに案内されて今夜と明日、御世話になる部屋に到着

スーツケースを中に入れると、お兄さんはなんか見つけたらしい。

窓際のヒーターを指してる。

ヒーターのカバーが外れてるのを指して、何か言ってる。

たぶん「直そうか」って言ってるような気がする。

これは私の勝手な解釈。そんなの雰囲気、雰囲気・・・

「お願いします」って返事してみる。

当たったみたい

「ちょっと待ってて」って工具を取りに廊下へ行くお兄さん。


あっ!もしかしてこういう時はチップが必要





荷物を運んで貰ったし、ヒーターのカバーも直してくれるみたい。

明日の朝、枕元に置くチップのために、

空港でミネラルウォターを買って、硬貨は用意出来てる。

「良かった〜」財布の中にはバッチリと硬貨。

でも初めて見るイギリスの硬貨。チンプンカンプン

部屋には修理のためにお兄さんが出入りしてるし・・・

 

「緊急事態

とっさの判断で財布とガイドブックを持って化粧室へダッシュ。。

硬貨を並べる・・・

1ポンド、50ペンス、20ペンスetc…ガイドブックの写真で確認しながら並べてみる。




慌ててるし、硬貨の見分けは難しい・・・

お兄さんは忙しそうに修理してる・・・焦る・・・






一つ解決したら、また疑問

こんどはこんな時のチップっていくらなの

ガイドブックのページを探しまくる

こんなに早く、突然必要になるなんて

どうも修理が終わったらしい。

よし涼しい顔して「ありがとう」って、1ポンド硬貨を渡す。

冷や汗ものだったね〜

ふうっ〜 マジで焦ったよ〜



何はともあれ、無事に地下鉄でホテルに到着。

チェックインも済んで後は待ち合わせのアールズコート駅へ向かえばいいだけ

明日からのことなんて今は忘れて、友人の待つ駅に向かおう。



ロンドンでの最初の晩は彼女に甘えてお任せ状態。

まず、夜景を楽しむためにロンドンアイへ直行。

そして「フィッシュ&チップス」の評判のいいお店にも案内していただいて、

こちらでの生活のお話をあれこれ聞かせていただく。

このお話しで聞いたロンドンを実感するんですよね。もうすぐ・・・

 

 

 

 

続く

 



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