with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第15話《こんどはリムジンのルート変更で冷や汗》

2023年03月21日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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「さあ、出発ですよ~」今までならちょっと緊張の朝と喜びの朝。

「でも

今回はちょっと寂しさも混合。圭佑とちょっとの間お別れだもの。

圭佑が問題なく過ごせるように準備はちゃんとしたつもりだけど。

旅行中はシッターさんから圭佑の様子の写真がメールで送られてくることになってはいるけれど。

やっぱり離れがたいです

「圭佑、待っていてね

 

いつも空港に早く到着し過ぎていたので、今回は出発を少しゆっくりにしました。

チェックインまでの時間があり過ぎると、スーツケースを持っているので、身動きが取りにくいんです。

スーツケースを一時預けると料金は1000円位。

「結構高い

インターネットですでにチェックインも済ませているから、そんなに早くなくても大丈夫だよね。

 

「それがこんな不安な出発になるなんて

マンション前から通りに出てタクシーを拾います。リムジン乗り場のある新宿まではタクシーを利用。

いつもだったらたくさん通り過ぎるタクシー

「なぜだろう・・・」

全くタクシーが見当たらない。これがその後の展開の予告とは

 

暫くしてやっと反対方向に向かうタクシーが来ました。

反対方向だったけど、しっかりドライバーを見つめてアピール。

ドライバーさんも気が付いてくれて、先の交差点でUターンしてくださいました。

乗車するとドライバーさんが「視線をしっかり感じた」と笑っていました。

焦りを感じていた私に気付いてくれたみたいです。

「こんな日もあるんですね

毎朝多くのタクシーが通る通りなのに

 

少しだけ予定より遅くなりました。すぐにリムジンバスのチケットを購入。

すると販売員の方が早口で

「~が通行止めなのでいつもと違うルートですよ。時間が掛ると思いますけどいいですか

「ガーン」「『いいですか』って言われても

スカイライナーの時刻表なんてチェックしてないし

「どのくらい掛るんですか

「まだ、先発のバスが到着してないからわかりませんねえ」

「2時間以上掛ると思いますよ。」

「ガーン

「悩んでも仕方ない

「2時間とちょっと位で到着なら、それくらいの時間の余裕はみているし」チケットを購入することにしました。

そしてすぐ来たバスに乗車。

暫く走るとバスは聞いていた通り、首都高速を降りちゃいました

そして大きなバスが都心のビル街の狭い道を抜けて行きます。

「こんな狭い通り もうどこを通っているのか全く分からない」ずっと不安と緊張のバスの中

随分乗っていたと思っていたのに、どうもバスは箱崎辺りみたい。

「まだ箱崎・・・」

 

その後バスは高速道路に入って行きます。

「良かった~ これなら2時間位で空港に到着出来るかな」そう思ったのもつかの間

高速道路も渋滞です。

「通行止めの高速道路があるから

カーブで時々前方が見えても、遥か遠くまで車が続いています。

「この先は料金所だよね」

渋滞はきっと料金所があったから…と、ちょっと期待してみちゃいます。

でも殆どの車がETCで通過する料金所は期待はずれ

通り過ぎてもまだまだ渋滞

そして大きな橋。またまたわずかに期待しちゃいます。

橋には各道路から川を渡るために車が集まってきますよね。

だから橋を渡ったらきっと渋滞は解消されるはず

「また期待はずれ

 

そして乗車から2時間が過ぎちゃいました。

「あと30分なら大丈夫

自分に言い聞かせる私。今ならまだ搭乗までに少し余裕があるもの。

そしてそれでもまだ到着は無理。

搭乗までに1時間半なら余裕、余裕、でも冷や汗。

「手荷物検査が混んでいたら・・・」

「出国手続きが混んでいたら・・・」

本気でだんだん危うい気持ちが募ってきちゃいました

 

「やっと到着

離陸時間まであと1時間30分をだいぶ切っています。

でもすでにインターネットでチェックインは済ませているので、別レーンでスーツケースを預けられました

その後すぐに手荷物検査。

そして出国手続き

「助かった 空いているよ。」何とか搭乗口まで来ました。

「でも焦った

渋滞があったら全く時間が読めない。

それはやっぱり精神的にはキツイですよねー

改めてインターネットでチェックインしておくことはお薦めです。

そして途中で何があるか分からない移動。空港で時間を持て余す位がいいですね。

「反省です

 

 

 

 

続く

 



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