1.SONNY ROLLINS [What's New?] 1962
2.mighty sparrow [hot & sweet] 1974
3.Cedric 'Im' Brooks [From Mento To Reggae To Third World Music] 1975
僕のカリプソ名盤。
カリプソは1940~50年代、旧大英帝国の植民地、トリニダードかジャマイカが全盛なのだが、
上記はいずれも、時、場所がずれている。
1は、アメリカにて黒人ジャズサックス奏者による。母親がカリブ移民だったたみたい。
2はトリニダード産だが、時代はカリプソ黄金期からずっと後、遅れてきたカリプソニアンによる。ちなみにプロデュースはヴァンダイクパークス。
3はジャマイカ産黒人サックス奏者による。ルーツレゲエ全盛期になぜか制作。
いずれも、カリプソマナーに則った、カリプソへの愛情たっぷりの作品だけれども、
時代場所のズレからくるオリジナルとはまた違った味がたまらない。
たぶん、当の本人達はそれほどパーソナリティにはこだわってつくっていないと思う、それでも無意識に醸し出てくるもの、、恣意性の無い時代場所の味が、本当のパーソナリティではなかろうか。
それは、「フィルター」というより「鏡」という言葉の方が適宣だ。
その「鏡」のような表現こそが普遍性のある音楽になりうる、と思う、よ、僕は。
そんな小難しいこと考えないでも、ポップミュージックとして十分に楽しめる、キッチンでドライブで海で山でカフェでダンスフロアで、歌って踊れる陽気な音楽なので聴いたことが無い人はぜひ聴くべし。
--------【告知】--------
僕がバンマスやってるラテン楽団「オルケスタ デ ワイルドシンク」が、ライブイベントを主催いたします。
●07月17日 日曜日(祝前日)
Wild Think presents 「Yellow Atlantic」
場所:下北沢 440
開演:12:00(昼) / 終演:15:00
お代:1800円(ドリンク別)
チラシ持参で1500円
学割! 学生証提示で1000円
出演 :
●オルスタ デ ワイルド シンク
●ハリガリアンサンブル
DJ:
松本卓也(ロソララ/タムタム楽団)
デルクモ(ワイルドシンク)
陽光降り注ぐ下北沢のカフェ「440」にて日曜のお昼をトロピカルに彩ります。
真夏の東京を擬似カリブに誘いますぜ。
みなさま是非お越しをば。
【詳しくはクリック】