志免鉱業竪抗櫓から、大刀洗平和記念館へ向かいました。
太平洋戦争で使われた戦闘機が海から引き揚げられて
展示されてるとのことでしたので、前から見に行って見たかったんです。
恐らくゼロ戦の主砲、20ミリ機関砲です。
子供のころからゼロ戦は好きでしたが、最近読んだ本で子供の頃に読んでいた
20ミリ機関砲とのイメージと今のイメージでは違うものだったので複雑な思いでした。
子供の頃の本では当時、不可能と言われた戦闘機への大型機関銃の搭載を
日本は世界に先んじてゼロ戦に搭載させたのでした。
もちろん火力は強烈ですが、実際にはあまり精度も良くなく
発射時の弾丸の速度が遅く、急降下しながら発射すると
自分で撃った弾を追い抜いてしまうという始末だったそうです。
あだ名はしょんべん弾・・・
よほど良い条件で敵機に付かないと役に立たなかったそうです。
その代わり、一発でも敵の戦闘機やB29以前の爆撃機なども
1発から、数発で粉々に出来たそうです。
日本の撃墜王の坂井三郎氏も自伝で20ミリ機関砲よりも7.7ミリ機関銃の方が
自分の命を預ける武器としては信頼していたと書いてます。
栄二一型エンジン
空冷星型14気筒、27,900cc、950馬力/2,500回転
う~ん、ゼロ戦の機体の重さがおよそ2,700kg
僕の車が4気筒2,700cc、車体重量約2,000kg
すごい軽い機体にハイパワーエンジンなんですねーやっぱ戦闘機ってすごいです。
いわゆる星型エンジン。
シリンダーが美しいです。
飛行機もバイクも空冷エンジンはフィンがきれいにエンジンの造形を見せてくれるのが好きです。
本当はここの一番のお目当てはゼロ戦より前の時代の九七式戦闘機だったんですが
残念ながら撮影禁止・・・めちゃショックでした・・・
ネット上でも書籍でも写真見れるのになんで撮影禁止やねん!!!っと落ち込みまくりでした。
このゼロ戦のようにきれいに色付けはされておらず
ほぼ海底から引き揚げられて全身サビだらけ?のままの茶色い機体ですが
非常に、色んな意味で説得力というか迫ってくるものを感じました。
それは本の写真からも強く伝わってきたので是非生で見たいと訪れたんですが・・・・
仕方ない(ToT)
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