ハワイ最後の夜。
別れを惜しんでまたラナイに三脚を立てます。
晴れていて月も昇り始めたし、最後にどんなのが撮れるかな?
また懲りずに長時間露光でノイズと闘ってみよう~って感じでした。
撮影モード:バルブ シャッター速度:120秒 絞り:7.1 焦点距離:16ミリ ISO感度:50 画質:RAW
(DPP現像時)輝度ノイズ緩和レベル:3 色ノイズ緩和レベル:0
コンポジット撮影やダーク減算なんて知らずに撮りまくってたのですが
カメラの設定一本であーだこーだと頑張りました。
RAWで撮影してノイズリダクションの使用を最小限で現像します。
撮影モード:バルブ シャッター速度:121秒 絞り:6.3 焦点距離:35ミリ ISO感度:50 画質:RAW
(DPP現像時)輝度ノイズ緩和レベル:4 色ノイズ緩和レベル:0
長時間露光とはいえ、雲の流れが速いです。
涼しい風が吹き続け居ていますが、恐らくコオラウ山脈より上はかなりの強風と思います。
カイルア方面から吹く湿った風が山脈に当たって雲を発生させているという典型でしょう。
撮影モード:バルブ シャッター速度:373秒 絞り:8.0 焦点距離:19ミリ ISO感度:50 画質:RAW
(DPP現像時)輝度ノイズ緩和レベル:3 色ノイズ緩和レベル:0
ノイズを少なくするにはISO感度を下げる、シャッター速度を早く(短時間)にする、ですが
どちらも適用すると光が集められず真っ暗な写真になってしまいますので
どっちを犠牲にした方がマシな結果が得られるのかを試してみたわけです。
撮影モード:バルブ シャッター速度:279秒 絞り:8.0 焦点距離:27ミリ ISO感度:50 画質:RAW
(DPP現像時)輝度ノイズ緩和レベル:10 色ノイズ緩和レベル:0
なんだか不気味な写真にも見えますが
その不気味さがお気に入りの1枚です。
皆が寝静まった深夜、一人での撮影。
撮影終了時にカメラボディのモニターに、パッと映し出されたプレビュー画像を見た時
なにか邪悪なものが吹き出してワイキキの街を覆い尽くそうとしているように見えたのでぞっとしました(笑)
撮影モード:バルブ シャッター速度:20秒 絞り:8.0 焦点距離:27ミリ ISO感度:1000 画質:RAW
(DPP現像時)輝度ノイズ緩和レベル:20 色ノイズ緩和レベル:5
最後のこの一枚が結論。
シャッター速度がさほど長くも無いのに酷いノイズです。
最高のリダクション処理をしているのにノイズを全然消せ切れません。
しかもリダクション最強にすると元画像もかなり潰れて鮮明さは失われています。
ISO感度を出来るだけ下げて長時間露光で撮った方がましのようです。
ここで僕はISO50を使っていますが、これは拡張機能とのことで、あまり使わない方が良いそうです。
諧調を損ねるそうです。
しかし、ノイズを抑える点ではどうでしょうか?
今度ISO感度50と100で比較してみよう。
さあ遂にハワイネタも終わりに近づいて来ました!
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