近年、お口やその周囲の筋力の低下、咀嚼機能の低下が、子供の健康状態や知能の発達に影響を与えていることが
懸念されています。
複数の調査からきちんと噛んで、鼻呼吸をしている子どもほど、運動能力や成績が向上していることが
明らかになっています。
きちんと噛んでないまたは噛めていない子供は、
「朝なかなか起きることができない」
「風邪をひきやすい」
「アレルギーになりやすい」
「何事にもやる気がおきない」
「落ち着きがない」
といった傾向も指摘されています。
佐賀県で、小児専門のマスダ小児矯正歯科医院を開業している増田純一院長の臨床経験では、
正しく噛めていないと、ストローでものを吸ったり、ろうそくの火を吹き消す
といった能力も低下するそうです。
こういった子供は、鼻呼吸ではなく口呼吸になる傾向があり、上唇が富士山型の
いわゆる「お口ぽかん」状態になります。
これでは、喘息、アトピー性皮膚炎、扁桃腺肥大を起こしやすくなるという事です。
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