ある内科医は、病気の原因の約7割が、口呼吸が原因としています。
実際、全身的な疾患を診ているわれわれ歯科医もほぼ同じ意見です。(割合は別にして)
ほ乳類である人は、本来鼻で呼吸すべきです。「私は、鼻で呼吸している」という人でも口呼吸をしている人は多いのです。
そうでなければ、がんや難病でなくてもこれだけ病気が増えて、医療費が毎年一兆円ずつ増えていく日本の現状を
救う手立ては、ありません。
口呼吸を続けている限り、病気のかかるリスクは増えて、結果的に国民全体の医療費が増えていくのです。
口呼吸は、最終的に様々な病気を引き起こしますが、身近な処では
・喘息をはじめとする呼吸器疾患
・鼻炎・花粉症・科学物質過敏症・金属アレルギーといったアレルギー疾患
・アトピー性皮膚炎・乾癬・掌蹠膿疱症などの皮膚疾患
・関節リウマチ・潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患
・いびき・ドライマウス・虫歯・歯周病・インフルエンザ、、、、
数え上げたらきりがありません。
また、それらの病気の先には、もっと深刻な病気が待っているのです。
その他にも成長発育過程の子供たちにおいては、脳や心や身体の発達障害がおこる可能性が高く、
不登校や引きこもりやいじめの引き金になっている可能性も考えられます。
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