いっちゃんの DAILY LIFE☆

犬飼いっちゃん 今日もいいことあったかなぁ?

恋女房

2011-06-13 21:51:26 | お仕事・介護

こんばんわ いっちゃんです

 

 

梅雨前線が活発になった日曜日、朝からず~っと

 

こんな日、いっちゃん両親と一緒に 福岡県に住む叔母のお見舞いに出かけました。

いっちゃん父の妹である叔母は4年前に突然くも膜下出血で倒れ、今は自宅で叔父の介護によって生活しています

後遺症として高次脳機能障害があり、生活のすべてに介護が必要です

言葉もほとんど出せません・・・・

前日の電話で

「日替わりで体調が変わるので もしかしたら君達のことがわからないかも知れない・・・」との話でしたが、

今日は体調がよかったらしく笑顔も見れてこちらのことを認識してくれていました

 

 兄であるいっちゃん父が手を握ると嬉しそうに微笑んでくれます。

叔母74歳、いっちゃん父80歳・・・

何歳になっても、いえ、この歳のなったからこそ兄妹の絆 は太く強いんでしょうね・・・・

 

家のことはすべて叔母まかせだった叔父は、叔母が倒れた時からすべてがその肩にのしかかって来ました。

それこそ貯金通帳や印鑑がどこにあるかもわからなかったそうです。

叔父が現役を退いて さあ!これから・・って時でした。

どちらかというと丈夫で働き者の叔母と、病弱で楽観的な叔父・・という組み合わせだったんだけど・・・・

人生わからないものです・・・

ここから叔父の人生もガラリと変わり、うろたえたのは叔母がICUにいる間だけでした。

状態が安定したと同時に介護の勉強を始め、介護保険の仕組み、介護認定の流れ・・・退院したらすぐに役立つようにと食事介助やオムツの替え方など練習を始めました

何処にそのバイタリティがあったのか?と驚くような行動力に周囲は驚きました

『今までいかにおんぶに抱っこだったか思い知らされたよ。今度は僕が幸せにしなきゃ・・・。

彼女は僕の恋女房だからね・・・』

 

もちろんこの言葉が出るまでに大変な葛藤と悩みがあったと思います。

でも、あの叔父にこんなことを言わせた叔母ってすご~い!って感心しましたね

今では、ショートステイとデイサービスを上手に利用し、自宅ではすべて叔父1人で介護をしています。その介護ぶり・・・もうびっくり!でした

言葉の出ない叔母の顔色、動作で「あ・うん」の呼吸でしたね・・・

深い愛情がないとできませんね~

それに、元来の叔父の楽観的な性格がいいほうに幸いして家の中がとても明るかったです

この笑顔が自然に出るようになるまで・・・ホント頑張ったんだろうな・・・・

いっちゃん達介護福祉士は、こんな御家族に少しでも多く笑顔が増えるようにサポートしたいと思いました。

 なんだかね~いい勉強になりました

 

「恋女房」・・・・・

う~ん・・・・ウイパパにも言わせてみたい!

 

 

帰りに近くの太宰府天満宮に立ち寄りました

土砂降りの雨の中、たくさんの参拝のみなさん、ご苦労様です  あ!いっちゃん達もか・・・・

 

今回も同行したウイちゃんは・・・当然車待機でした~