及川光博：コンサートツアー「大人の恋」ＮＨＫホール（５月１５日）

及川「モテません。女性から距離おかれてます」

及川さんの発言に、会場は当然、「えーーーーー」の大合唱。

及川「最初から（相手女性の）腰ひけてるんですよ」
くいっと腰を突き出すコミカルなしぐさに会場大爆笑でした。

ほんとのところ、どうなんでしょうね？
及川さんがモテないなんて思えないですよね？



はい。
及川光博コンサート「大人の恋」ＮＨＫホールに行ってまいりましたーー。
今回のツアー初めてのコンサートです。

楽しかったです。
とにかく楽しかったです。
ミッチーの愛とサービス精神に溢れるコンサート、素晴らしく楽しかったです。


どんだけサービス精神に溢れているかと。
１列目の人はミッチーに触れます。
触れるどころか時には抱きしめてもらえます。
抱きしめてもらえるところか、ミッチー、自ら差し出してお尻まで触らせてあげてました。
こんなサービス、ＮＨＫホールレベルでは見たことがありません。


そして、トークが楽しい。

もうねー。
ファン心をくすぐるトークが多いんですよ。

及川「僕の視線は大体2階あたりにいく訳ですが（２階席、キャーー）、僕と目が合ったって思ってる人もいるよね？
勘違いです。（満面笑顔）」

会場爆笑です。
もちろん、すかさず「ちゃんと見てるよー」ってフォロー入れてました。


全編ユーモアを交えてコミカルな口調でいうので、ものすっごく楽しませてもらえます。
及川さんの魅力的な話し方はレポでは再現できないかもしれませんが、そんな感じの話し方で頭の中で重いうかばべていただけると嬉しいです。
イメージとしては、神戸をもっとおもしろくした感じ？


いつもどおり、台詞も正確じゃないし、順番も怪しいレポですが、ちょっとでも雰囲気が伝わればと思います。
あ、あと、相棒からのにわかファンなので、間違った解釈あったらすいません。


★なぜか、夏メロ特集。

及川さんは、ファンのことをベイベーと呼び、会場を1階ベイベーとか２階ベイベーとか呼ぶのですが、その時に、

及川「３階ベイベー！（客席から歓声）３階ベイベーはフレッシュだねー。
フレッシュ！　フレッシュ！　フレーッシュ！　夏は扉を開けて～」

いきなり歌いだしました。
お若い方に説明すると松田聖子さんの「夏の扉」というヒット曲です。
そっから夏メロ特集に突入。

及川「２階ベイベーは『夏色』だね」

2回目になると、会場は及川さんが言いそうなことをキャッチして、くすくす。

及川「恋じゃない！　ＹＥＳ！　愛じゃない！　ＹＥＳ！」

お若い（略）早見優さんの「夏色のナンシー」というヒット曲です。
お若くない私と含めたファンの方々は「やっぱりそれ歌うかー」って感じで、爆笑です。

そうやって順繰りに行くんですが、

及川「一階後ろベイベーは……異邦人だね」

もうどこが異邦人なのやら、訳がわかりません（笑）

及川「子供達が～♪　空に向かい～♪　両手をひーろーげー♪」

お若い（略）久保田早紀さんの「異邦人」です。


まだここまで「訳わからない」で済みました。

及川「１階前ベイベーは……あずさ２号だね」

なぜ、あえてそれを選ぶ？！（笑）

及川「8時ちょうどのあずさ2号で～♪　私は、私は、あーなーたからー。旅だ～ち～♪（素に戻って）ません」

ファンとしては旅立たれたら、とても困ります（笑）


★愛と哲学の小部屋

　そんな感じで客席を笑わせるトーク満載の及川さんのコンサートですが、毎回トーク専用コーナーがあります。
みなさんからの質問に答えながら楽しいトークを展開する「愛と哲学の小部屋」

この時に質問者の名前を言う時もちゃんと●●ベイベーからの質問です、とおっしゃいます。


質問「コンサート以外で運動をしてますか？」
及川「してませんね～。あ、答え終わっちゃった（笑）」
運動しようとルームランナーを買おうと思ってるそうですよ。


質問「足ることを知ることが大事だと思ってますが、煩悩が止まらない。どうすればいいでしょうか」
及川「煩悩。欲望。いいじゃないですか！
女の子だってエッチなことを考えているんだ。
　　　僕、知ってるんだ。
　　　エッチなことを考えてるのは男子ばっかりだと思われてるでしょ？
　　　でも、違うんですよ。
　　　僕、知ってるんだ」
煩悩、欲望あたりはとても色っぽくおっしゃってたのに、「僕、知ってるんだ」は少年ぽくおっしゃってて、とても可愛かったです。

こんな話題が出る辺り、さすが、「大人の恋」ツアーですよね。」


質問「学生の時にしておいた方がよいこと。」
これは、真面目なお答えで「部活」。社会人になるとできないから。
及川さんははホッケー部と演劇部だったそうです。
ホッケー下半身鍛えられるからダンスに生きてるそうです。
この時に下半身を落とした状態でホッケーのスティック（？）をお尻ふりふりな感じで実演してみせて、ここでも笑いを取ったり。


質問「眠気を飛ばす方法」
どんなに早いロケでも朝早く起きて、お風呂に入って汗を流す。
これはなんかでも言ってましたね。


質問「お休みの日は何してますか？」
及川「何もしたくない。
何もしないという贅沢を味わいたい。」
コンサートスケジュールが込みこみで、明日からようやく３日間お休みになるそうで、小説を読みたいとおっしゃってました。
小説を読むとその内容が映像や音声になって頭の中に展開していくのが楽しいそうです。


★当日の衣装

目が悪い上にド乱視で、あの広い会場の後ろから2列目だったので、定かではないですが。

初登場、多分、白いスーツに黒いシャツに白いネクタイでトレンチコート着てたかな？
次が黒パンツに白シャツ
休憩時間後が赤シャツに黒パンツ。
その後が黒のスーツwithスパンコールで髪の毛オールバック。

だったと、思います。
目視できるくらい近くで見たかったー。



★コンサートの全体的な感想

コンサートって大体客席とステージの一体感はあると思うんですが、お触りＯＫ（どういう表現だ・笑）だし、客席を構ってくれる感が半端なくってすごく嬉しいです。
お触りＯＫといっても、それで会場が混乱することもないので、最前列の方はファンクラブの方だろうと思われますけど、すごく節度を持った方々なのですね。
そういうみんなでライブを作っていこう感もすごいところなのかな。
いくつかの曲には振りもついてて、会場が一体となって踊ってますし。
運動神経鈍い私は中々覚えられないんですけどね。（笑）

そんな一体感の中、ファンキーな曲で楽しませてくださったり、バラードでしっとり聞き惚れさせてくださったりと、もうもう楽しいこと嬉しいことてんこ盛りです。

相棒効果はすごいらしく、コンサートの増員数が各会場で１０パーセント増しだそうですよ～。私もその一人ですが。
そんな初心者ベイベーもすぐ溶け込めるところもすごいなって思います。
多分、及川さんの歌知らなくても楽しめるんじゃないかなー。
曲はキャッチーですぐ耳になじむし、トークで笑いまくれるので、曲にもそのまま乗れちゃう感じです。


及川さんは、「今日のコンサートは１（及川さん）対３３７０（ファン）じゃなくて、１対１×３３７０なんだよ」とおっしゃったんですが、まさにそんな感じ。
後ろから2列目のろくに及川さんの顔も判別できない私も充分楽しめましたから♪

まだコンサートに行ったことがない方はぜひぜひ行ってみてくださいね♪


私は次は市川市民会館です。
追加で講演がきまったのをＮＨＫホールで知って、チケットを取らずにはいられませんでした。
その次が6月のＮＨＫホール。ちなみに、またもや後ろから２番目なんですが（苦笑
楽しんできます♪



こっから個人的な余談ですが。

お隣の方がお一人で、なおかつ相棒からのファンということで、親切にもちょっとお話相手になっていただきました。
ポンポンも貸してくださるとおっしゃってくださったり。
ありがとうございます。
嬉しかったです。

ここを見てない確率の方が高いですが（笑
及川さんのコンサートの人と話したのが初めてで嬉しかったので書きました。