連続の更新です。もう直ぐ、第一章が終了します。自分でも頑張ったなぁ~。
時がかかり過ぎましたが。
「陸小鳳はこの人達はなぜこんなに焦っているんだろうと思った。」
目しいは再び大牛にこっそりと目で合図を送り、2人は陸小鳳の後ろに回った。そして突然同時に手を出し、左右から陸小鳳を挟み撃ちにして捕まえに掛かった。
陸小鳳は以外にも手向かう事はしなかった。
目しいは、冷たく笑いながら「この野郎、影でこそこそととんでもない奴だ、とどめておくわけにはいかない。」
大牛は「そうだ!手を離してやるから、先ら出て行っていただこう」
2人はまるで食いしん坊が、やっと太った羊を捕まえたとの様に得意満面で手を叩いた。
ただ残念ながらこの羊は、太っていないばかりでなく本物の羊ではなく、羊の皮を被った虎だった。
彼らは本当に陸小鳳に早く出て行って欲しいと思った。突然、この男が千斤の重みを感じさせ、彼らに逆らって拳を上げるのではないかと思い始めたのだ。
陸小鳳は両手を一振り、「ど~ん」という音が響き、大牛の頭は目しいの頭に衝突した、2人とも頭は柔らかくない様だ。だから2人気気を失った。
陸小鳳は2人の頭を持ち上げ放って、また壁に掛かっている山水画を見た。
頭を揺らしながらため息をつき、ブツブツと「あなた達の話はいい、この絵は確かに下手くそだ」
彼は突然手を伸ばしこの一丈余りの長さで、四、五尺ほどの広い山水画を引き裂いた、絵の後ろに以外にも暗い門があった。
陸小鳳は目を輝かせた。微笑みながら「絵は出鱈目のようで、本当に下手くそ、見たところ後ろにまだ続く!」
賭博場は当然不正な職業、これを行う人の生活も当然普通では無く、飯を食らったり寝たりする時でさえも他の人とは完全に違う。
今、正に彼らは飯の時間、それゆえこの大広間にはただ大牛と目しいの2人が留守番をしている。
この2人は既に気を失って倒れている。
本日は、此処まで・・・・・また、明日更新予定です。
明天?!
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