やっちのブログへおでんせ!

おでんせ…方言で「いらっしゃい」を意味します。音楽、時事問題など気になったことは何でも。

剥離骨折だった!!-右手の親指-

2015-10-04 02:10:17 | お肌・健康
4月17日にコンクリートに激しく転倒した際、右手も負傷したという話は過去に掲載してきました。

「転倒から2か月経過したけど…。」(H27.7.1記事)

経緯は上記の記事をご覧いただくとして、

まとめますと、

痛めた箇所:右手の親指
      かなり腫れて内出血も酷かった

最初の病院「○○整形外科・形成外科クリニック」(4月当初から蜂窩織炎治癒の6月半ばまで通院)

     レントゲン2枚撮影:手のひらをパーにした状態で甲側からの撮影(1枚)
               OKサインをするように、人差し指と親指で丸を作った状態で甲側からの撮影(1枚)
        ↓
     レントゲン結果:骨折は見られない。異常なし。

     貼るタイプの湿布を出され続ける。添え木等での固定は一切なし。(こんなに腫れているんだが…)

     「1週間から10日もすれば治りますよ。」と言われるが、1か月しても痛み続け腫れもひかない。

     何だか神経もピリピリと針がさすような痛みも感じ始めてきた旨伝えると、何がどうしてなのか疑問だけど

     「腱鞘炎入ってきたかな…」(何で、腱鞘炎なの??これが???)
     


2か所目の病院:○○○脳神経外科○○○○○(6月半ばから7月上旬くらいまで)

     事情を説明したところ、骨折(ヒビ)かも知れないと、念のためレントゲン撮影。
    
     レントゲン2枚撮影:手のひらをパーにした状態で甲側からの撮影(1枚)
               パーの状態から、指を1本ずつ上にそらせ浮かせるような感じで甲側からの撮影(1枚)
        ↓
     レントゲン結果:骨折(ヒビ)を疑っていた先生も、画像を見るに「ヒビはないですね。」

     塗るタイプのクリーム(湿布の塗り薬版)を処方される。
     お風呂に入ってしっかりとマッサージするようにとのこと。
        ↓
     その後MRIを撮影するも、「見えないなぁ…。転倒から2か月経ってるから見えないのかなぁ。」
     先生曰く「かなり強く転んだと思う。捻挫を酷くした感じかな。相当時間がかかると思います。」
     リハビリのような、電気治療等を言われるかと思いきや、ここでも「治療は何もなし。」
        ↓
     後日通院し、曲がらないのは置いておいても、痛みを何とかしてもらいたいと訴えるが、塗り薬で痒みが出てしまったため、
     それ以上の処方は何もなく、治療もなし。
     「転んだ影響って、人によっては1年近くなる人もいますからね。」と。
     え??ちょっと待って~~~、1年くらいも何も治療せず放っておくんかいな???これじゃ、親指を庇ってる右腕が本当に腱鞘炎
     になってしまうじゃんよ~~~(T_T)


整形外科って、一体何なんだ?
ここは重傷患者じゃないと、治療はしないのかい??
痛いって言っているのに、湿布だすだけかいな????
何か他に原因があるのかもって、もっと掘り下げて見つけようとしないんかい?????

西洋医学とはこんなもんかいとうなだれてしまい、他の病院を探す気力もなくなっていった。

    (しばし、病院中断…)

4月に転倒してから5か月。勿論、ケガ当初の四六時中痛みで夜も眠れない状態だった時からすれば、痛みは和らいでいるし可動域も広がってきてはいる。けれども、相変わらず内側に曲げることが出来ず、親指の第二関節だから「文字を書く」のが何たって辛い。本来の正しい鉛筆の持ち方で書こうとすれば、第二関節が邪魔をして思うように書くことが出来ない。
何とか文字を書こうとすれば、余計なところに力が入り腕が疲れてくる…そうこうしているうちに「負担のかからない持ち方」を見つけた。
なるべく指先にペンを持ち、立てるようにして文字を書く。これなら、腕に負担もかからなくていい。ただし、綺麗には書けないけれど…。
仕事中のパソコンのマウスは、左に持ち替えて使っている。(他の方が使うこともあるだろうから、右利き仕様のまま左で使っている。正直左利き仕様に変えて使う方が楽なんだけど。)
色々工夫をして、右腕に負担がかからないようになった。

ちなみに、私は右利き。だけど、だいぶ以前に「右手首」を「亀裂骨折」した経験があるので、その時は親指以上に痛みも辛くて可動域もなく、クリックするだけで腕にズキンズキンときて、とてもじゃないけど仕事にならずやむを得ずマウスを左で使ったことがある。
当時は「左利き仕様」に設定を変更して使っていたから、左でマウスを使うことには慣れているので全く苦ではない。
携帯電話の操作も何故か知らないけど、携帯電話を持つようになってからほぼ8割方「左手」だけで操作している。
そのため、右手親指を痛めたことで携帯電話の操作には、私の場合ほとんど支障はなかったので、それは不幸中の幸いかな。

そのうち、
整骨院をどうしようか、整体にいくべきか、違う整形外科を探すべきか…かなり悩んでいた。

そんな時に、親の知り合いから整形外科を紹介された。
「どうせ、またレントゲン問題なしで湿布出されて終わるんでしょ。」と、正直あまり乗り気ではなかったけど、もう一度レントゲンを撮っておきたい気持ちもあったので、気乗りしないまま行ってみることにしたのが、3か所目。転倒から5か月が経過していた。


3か所目の病院:○○整形外科(親の知り合いの方からの紹介)現在通院中~。

     問診票に「ふつうにレントゲン撮影では、分からなかったようです。」と書き入れた。     
     最初に親指を入念に触診。「あれ?関節ってこんなに硬いっけ?」と言いながら、何度も曲げたり伸ばしたり。(んぐっ!!痛いっす)
     そのあとに、レントゲン撮影。
     レントゲン4枚撮影:色々なパターンで4枚も撮影してくれた。手のひら側からも撮影。
         ↓
     レントゲン結果: ここでやっと原因が判明!!  剥離骨折  はくりこっせつ~~???「え~~~???」

     
 
 右手親指の第二関節の人差し指側で、上の関節の部分が、剥離していると。




 が~~~ん!!!!

 先生曰く「本来なら手術で治すんですが、金具よりも骨片が小さいので…これは、手術はう~ん…難しいなぁ…手術は無理かな。」と。

 じゃどうするのか?

 シーネという固定具を先生がカーブをつけてくれて、内側に曲がらないこの親指に巻き付けてくれた。本来なら初期段階で固定するものだけど、内側に曲がらない(手術出来ない)から、ならばと、カーブをつけたシーネをつけてみて様子を見るということらしい。けど、ずっとつけていなくてもどちらでもいいと。「いいようならつけてみていいですし」と、強制はしなかった。というのも、固定具をずっとつけていると関節が拘縮してくるから。




 むしろ、「温めて。とにかく温めて。で、自分の手で少しずつ曲げるように動かして」ということだった。こちらの方が最重要事項。

 シーネ固定は仕事中だけにして、帰宅後は外してお風呂でマッサージ。

 先生曰く「効果のほどは分からないけど」、昨日から「電気治療(温熱)」と「レーザー治療(5分間)」を続けてみることになった。


 何で2か所の病院で分からなかったんだろう?

 というか、私自身も剥離骨折は初めてのことなので、全く予想していなかった。以前のケガ「亀裂骨折」が相当痛かったという記憶が脳裏にも体にも焼き付いているため、今回はむしろその経験が邪魔をしてしまったことにもなる。

 剥離骨折とは、ぼきっと折れる骨折や、ヒビの入る亀裂骨折に比較するとそこまでは痛くないので、捻挫に間違われるケースもあるそう。
私の場合は、圧痛や腫れがかなりあって、内出血も酷かった。けれど、亀裂骨折の痛みに比べたらそこまでではなかったので、剥離骨折なんぞ全く頭になかったから、いくらネットでググってみたところで、私の親指の状態にヒットするものが探せずにいたわけですね。

 かなり難しい状態にある私の親指だけど、やっと原因が分かったことで、どれほどホッとしたことか…。


 転倒してケガをされている方で、通院して1か月しても痛みも腫れもまだ残っているという方は、「剥離骨折」の可能性も視野に入れてセカンドオピニオンされることをオススメします。


人気ブログランキングへ ←いつもありがとうございます。


 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Fried Pride-独特な個性がク... | トップ | 骨折かどうかの見極め方 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お肌・健康」カテゴリの最新記事