安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

想い出の新潟・角田山と日本海

2009年03月24日 | 
 以下の写真は2003年4月1日に、新潟・角田山(481.7m)に登ったときの写真です(フィルムカメラで撮ったもの)。登山の目的は自生している雪割草(オオミスミソウ)を見たくて行ったわけです。天気も良く花もちょうど見頃で、穏やかな日本海の海の色も素晴らしいものがありました。ただひとつ残念だったのは、山の反対側の向陽観音堂まで下りて、飯豊連峰を見ることが出来なかったこと。
 角田浜の駐車場に車を置き、桜尾根を経て山頂を目指し、灯台コースで下山しました。桜尾根にも花は咲いていたのですが、陽の光が花に当たらないせいか、花びらが閉じているものが多くありました。

 
   ショウジョウバカマ                雪割草

 道は、はっきりしていて問題ありませんが、1ケ所だけ標識もなく分岐していました。ここは高みを目指せばOKです。なお桜尾根のルートは、「安蘇の山懐から」というサイトの記事を参考にさせていただきました(ガイドブックに載ってないので)。なおこの山、地元の人達は長靴で登っている人もいましたが、じめじめして滑りやすいので良いのかもしれません。


                              キクザキイチゲ

 灯台コースを下山する頃には花も笑顔を見せてくれました。



 花も良かったのですが、海なし県に住む私にとって、真っ青な海の色も印象的でした。遠くにはぼんやりと佐渡の島も見え、なぜか私は北朝鮮に拉致された人の顔を、思い浮かべていました。こんなのどかな景色のなかで、とんでもない事件は起きるのだと!



 かつて見た映画で、「津軽じょんがら節」という映画の中に出てきた、真冬の荒々しい日本海となんと違うことか!



 灯台コースは海に向かって歩く感じ、しかもすこぶる展望も良く、途中椿なども咲いていました。


   角田岬灯台

 無風快晴の中、海抜0mから登る角田山の楽しさを充分味わいました。


   角田浜はもうすぐ!

 帰りの車の中で、早春の越後の関越道を走る楽しさが分かりました。真っ白な山々を見ながら高速道路を走ることは、なんとゴージャスなことか(その山が登った山ならなお楽しい)!

 

梅まつりで賑わう偕楽園

2009年03月06日 | 
 3月5日、久々に晴れた日、水戸の偕楽園に行ってきました。8時少し前に家を出ましたが、現地に着いたのは10時10分くらいでしたから、まず渋滞もなく順調だったといえるでしょう。駐車場もまだ少し空いていたので、入り口である梅桜橋の近くに車をおくことができました。そこでビックリ、なんと橋の両脇にエレベーターが設置されているのです。階段を登るのに不自由な人のためと思われますが!
 何年も前に訪れたことはあったのですが、あまりにも昔のため、私の頭の中に偕楽園のイメージはほとんど残っていませんでした。



 梅の花はやや賞味期限を過ぎてしまった感もありましたが、人出は凄いです。私たちが車を置いてからまもなくすると、平日にもかかわらず駐車場は満車状態になってしまいました。

 インターネットで開花j状態を確認してから行ったのですが、インターネットでは九部咲きとなっていました。しかし、もうすでに終わりかけていた花のほうが多かったかもしれません。今年の天候のの影響なのかよく分かりません。

 

 花を最高の状態のときに見るということは、ほんとうに難しいものがあります。



 上の写真の「好文亭」の二階からも写真を撮ったのですが、写真に自分の指が写ってしまい、失敗してしまいました(カメラが新しいカメラだったのと、指のリハビリ中ということもあったかもしれません)。


 道路の反対側・田鶴鳴梅林を望む

 それにしても、地元の偕楽園を散歩コースにしている人達は、なんといい散歩コースをもっていることか!(入園も無料であるし)