去年の冬、72歳で初めて「あかぎれ」ができました。いままで台所で
冷たい水にさわることもなかったので、まったくできなかったのですが
妻が亡くなり、「あかぎれ」に悩まされることになりました。
そこで、今年の冬は充分注意していたのですが、またできてしまいました。
朝起きて、蛇口から温かいお湯が出るまで待っていればいいのですが、
なんとなく、うっかり冷たい水に触ってしまうのです。
去年の冬、72歳で初めて「あかぎれ」ができました。いままで台所で
冷たい水にさわることもなかったので、まったくできなかったのですが
妻が亡くなり、「あかぎれ」に悩まされることになりました。
そこで、今年の冬は充分注意していたのですが、またできてしまいました。
朝起きて、蛇口から温かいお湯が出るまで待っていればいいのですが、
なんとなく、うっかり冷たい水に触ってしまうのです。
妻が抗ガン剤の治療も空しく、8月3日亡くなりました(享年70歳)。
3月に医師から余命6ケ月と言われていましたが、自分の気持ちの整理が
出来ません。6月上旬までに計6回ほど抗ガン剤の治療を行いましたが
医師の話では、ほとんど効果がなく、むしろ他に転移しているという
話でした。
妻が最も嘆き悲しんだのは、この時だったと思います。
他に治療法がないといわれたので、相当苦しかったと思います。
飲み薬の抗ガン剤があるようですが、妻は拒否しました。
でも、この選択は正しかったと思います。もう抗ガン剤に
耐える体力が無かったのです。
この後病院で療養するか、在宅療養するか選ばなければ
いけなかったのですが、妻は在宅療養を選択しました。
この後、妻の容態は急激に変化していきました。
私のサポートで湯船に入ることが出来たのも、3日で出来なくなり
シャワーだけで洗うことも3日で出来なくなりました。
最も、亡くなる前日まで、ベッドから茶の間まで歩いていました。
そして、亡くなる日も長女と電話で話していました。
そして、死を迎える訳ですが、この時の様子はいつまでも
忘れることは出来ないと思います。
井上陽水の歌にあったので覚えているのですが、血ヘドを
吐くという歌詞があったのです。文字通り、妻の最後は
それでした。
今は、感謝の気持ちしかありません。
毎日、遺骨に向かって感謝の気持ちを伝えています。
我が家は、山のすぐそばにあるので、当然
といえば当然ですが、最近は野鳥の鳴き声がうるさいくらいです。
私にはチョットコイ・チョットコイと聞こえるのですが
調べてみると、コジュケイという鳥のようです。
中国原産で、外来種のようですが、全長27cmもあるというのに
姿は全く見えません。しかし、最近幼鳥は見たことがあります。
元々、日本にいなかったのに1920年頃、多数放たれたそうですけど。
狩猟の獲物としてのようですが、良かったのか悪かったのか!
そのほか、ヒヨドリもかなりうるさいです。
私には、ヒーヨとかピーヨと聞こえるのですが!
野鳥には詳しくないのですが、ホトトギス程度は分かります。
ホトトギスの鳴き声も、かなり大きいのですが、
この鳴き声は許容範囲です。
しばらく前に、アカショウビンの鳴き声も確認できたのですが
次の年に聞くことはありませんでした。
我が家のショウジョウバカマとヒトリシズカが、咲きました。
ショウジョウバカマ(猩々袴) ユリ科
ヒトリシズカ(一人静) センリョウ科
花言葉:静謐、隠された美
これらの花は、皆、亡くなった父が育てていたものですが
たくさんの野草を残してくれて、今は感謝しかありません。
定年退職後、すぐに介護が始まり
同時にオムツ交換もしなければならなくなりました。
これが、いつまで続くんだろうなどと思いながら介護していたので
夜もなかなか眠れなくなってしまいました。
結局、3年続いたわけですが。
しかし、亡くなってみると、もっと他に
出来る事があったんじゃないかと思ったりして
後悔も残ってしまいます。
けれども、今は父の残した様々な花に癒されています。
我が家のキクザキイチゲが咲きました。
キクザキイチゲ(菊咲一華) キンポウゲ科
昨年の開花は3月8日だったので、少し遅くなっています。
ちなみに我が家では、まだアズマイチゲが咲いていません。
昨年の開花は3月15日でした。好きな花なので
待ち遠しいです。