星空自慢の宿 帯広八千代 YH Starry Sky Inn

日高山脈が綺麗に見える
北海道十勝 帯広 星空自慢の宿
大きな畑と森と空がいっぱいです。

瞬き一瞬

2018年02月10日 23時51分04秒 | 旅人


最後のゲストさんも到着して
落ち着きました。
午後から降雪、薄く新しい
白い雪が積雪のミルフィーユの層を
増やしました。

自転車旅の午後
テントを立て、寝床をしつらえ
買い出しへ出かけ・・
真夏のニュージーランドは乾燥していて
夕暮れ時になると僕はいつも
喉も身体もカラカラになっていました
小さな田舎町には旅人など見かけず
僕は一人、街にあるホテルの看板を
探して歩きました、当時?今も?ですが
田舎町ではパブがホテルに併設されていて
そこで冷たい冷たい生ビールが飲めました
つなぎを着た地元の人やオバさんに混じり
ルールのサッパリ?わからない
クリケットゲームのテレビを観ながら
僕は毎日サーバ-から注がれる生ビールを
一人飲みで楽しんでいました
パブのドアを開けると
皆がジロリと誰だ?の目を
僕に向けましたが、それも瞬き一瞬で終わり
僕も笑いもせずハーィと一声かけ
なんとなくその場に馴染み、しかし
誰かと会話する事も無く・・。
ニュージーランド南島ウェストコースト
ぽつりぽつりとある街は僕にとっては
思い出深い小さな名もなき街ばかりです。

小さなカバンを肩にかけ
旅にでませんか

言葉が理解できないけれど

2018年02月10日 09時52分55秒 | 旅人


ゲストさんのスタート待ち・・
昨夜は遅くまで星の写真を撮影され
<驚くほどの夜空でした・・>
満足の一夜だったようです・・・
良かった・・


言葉が理解できないけれど
一杯のチャイを無言でさしだされ
僕はほっとしたことを思い出します。

標高3700m、ナムチェバザールは
ネパール東部、高所
チベット系のシャエルパ族の暮らす
地域の中心地、人の手で担ぎ上げられた物資や
ここで作られた物を交換したり売り買いできる
バザールが開かれる集落でした。
僕はエベレストやヒマラヤを見るため
一人ここを訪れその後約2週間程
ベースキャンプや氷河を歩き体調を崩してしまい
行く前に宿泊したロッジに戻りました
定席だったキッチンの火の前に座ると
深いいくつしみの目を僕に向けた
ここをを取り仕切るシャルパ族の
おかみさんは無言無表情でチャイを
だしてくれました
きっと?おかえりの言葉代り・・もしかしたら?
高所<標高5500m>辺りまで出向いた後の
僕の体調が悪いのを察してだったかもです?
あれから30年・・・・いまも
少しぬるめで少し甘くて少しスパイスの効いた
一杯の優しいチャイを思い出しています

旅にでませんか
膨れ上がった好奇心をいっぱい
ザックに詰めて・・