ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

アンドリュー!!

2010年11月27日 | 日記

この日は、なんばHatchで「安藤裕子JAPANESEPOP」のライブでした。

 

携帯も壊しましたが、ウォークマンも壊れてまして…

(これは買った時から調子が悪かったのをだましだまし使ってたら案の定壊れた)

そのため今回のアルバムは、まったくと言っていいくらい聴けませんでした。

なので、会場でも昔の曲以外はさっぱり初聴きで、

今からアルバムを聴き直そう!

と思っているくらいなんですが…

 

良かったです!!

 

安藤裕子は、映画「自虐の詩」のエンディング、「海原の月」を聴いて

ぞっこん惚れてしまった歌い手さんです。

それ以前に、お酒のCMで流れた「のうぜんかつら」を耳にしていた時は、

全く気にも留めていなかったのですから(charaが歌っているのかと勝手に思ってた大馬鹿者)

曲との出会いとは本当に不思議で重要です!!

 

彼女のライブは、これが2度目。

(初めてのライブは確かホールでベストアルバムのツアー)

今回はスタンディングしかとれなかったので、一番後方に陣取り、壁にもたれて

体力をだましだましの二時間くらいでした。言いたいですが、歳を感じます…

先月ののあのわもスタンディングでしたが、

カウンターを陣取ってたのと、終始飛び跳ねてたのとで余り疲労感がなかったです。

どちらかというと安藤裕子は座ってじっくり浸み渡るように聴きたい。個人的に。

というわけで、次のコンサートは座席指定ですように。なんの要望だ。

 

今回のアルバムの曲はさっぱり題名がハテナ?でしたが、唯一、

「アネモネ」が強烈にインプットされました。

バックコーラスの声が、ハッキリと「昭乃さんの声だ!」と聴きとれたから、

というのもあるんですが。

新居昭乃さんの研ぎ澄まされた透き通る声が、まっすぐ刺すように響いてそれでいて

メインボーカルを一切殺さない、光のようでした。

どうして安藤裕子のコンサートの話で、昭乃さんの声を褒めているんでしょうか。

何をはき違えているんでしょうか。

いやいや、なんか聴きなれた昭乃さんの声が聴きとれて、感動したので(汗)

今まで(といってもこれが二度目)昭乃さんのバックコーラスは聞こえていても

ねえやんとの調和が素晴らしく、とくに昭乃さん個人の声を意識したことがなかったので

新鮮だったと言いますか…

 

久しぶりに、新居昭乃さんのアルバムを借りてみようかと…

 

あ、もちろん、ねえやんも抜群にカッコ良かったです!

神秘的なバラードを陶酔するように聴きたいのも事実ですが、

激しいロックをしびれるように聴かせてくれるのもまた安藤裕子の放つ魔力だと思います。

ライブDVDが出たら、ぜひともまた聴き直したいものです。

 

…その前に、今回のアルバムを聴けるようにしないといけないのですが。

(ウォークマンが治ったら今度はパソがCDを飲みこまなくなった。オーマイガッ)


傷口に塩

2010年11月23日 | 日記

携帯を洗濯してしまいましたよ!!オーマイガッ!!

 

…素敵な呪文だな、「オーマイガッ」って。

唱えとくと、なんか事態が好転するような気がする。

いや、気がするだけだ!しっかりしろ、自分!!

 

そもそも何で携帯を洗濯したのかというと、

単純にジーンズのポケットに入れたまますっかり忘れて

そのままジーンズを洗濯しちゃったんですよ。

…まあ、それ以外にこんな状況あり得ないとは思いますが。

 

いやいや、携帯に保存されている浮気メールを妻に見られては困る!!やばい!!

という切迫状態に駆られて、なすすべもなくデータ消去のために、うっかりミスを装って、

洗濯機にぽちゃんする夫もいるかもしれないじゃないですか。ねえ。

 

…うん、まあ、大体服に携帯入れっぱなしだったのを

 

忘れる

 

くらい、携帯の必要性がない生活をしている七咲には(忘れたまますすぎが終わるまですすいだ)、

ファンタジーと比べても遜色がないほどに、現実味のない話ですが。

 

それくらい普段携帯を使わない人なのに、明日は!どうしても!携帯がいるんだったよ!!

ちょっとどーすんのどーすんの!!

と、周りが大騒ぎしてくれて、携帯を一台貸してくれることになりました。

うん、素晴らしいよ、君たち。

七咲のゆかいな仲間たちも、他人に見られて困る携帯使用状況じゃないらしい。

(そして七咲も他人の携帯がどーなっていようがどうでもいい)

類友。類友万歳。

 

しかし、自分の失態のせいで(失態、とかいう言葉でごまかしていい状況じゃないと思うが)

周りが大騒ぎして、それで迷惑をかけているなあ、という気分になったので(遅いよ!!)

とりあえず携帯会社に電話することにしまして。

 

ああ!そうとも、携帯保証サービスに入っているから、安心なんだよ!

月々無駄に基本料金と携帯保証金を支払っているのはこういう時の為なんだよ!

 

と、偉そうに言えるのは、

夏にも一度、携帯を破壊してしまい、ショップに駆け込んだからなのですが。

 

その時は、ショップの人が携帯会社の本社に電話をかけてくれて、

電話がつながったとたん七咲が電話を受け取り最後まで手続きをしたので、

七咲は

 

ショップまで赴いて店の電話を借りた

 

という、なんだかわけのわからない(店員さんにとってはハタ迷惑な)結果を招いてしまったので

つまり家から七咲が自分で本社に電話をすりゃ良いんだよな。

と、同じ轍を二度踏まない己を褒めてやりたいくらいです。

いやこれは、猿の様な学習能力に対してではなくて、

「携帯水没」という動揺のままショップに駆けこまなくても良いくらいには悲嘆から立ち直り

冷静に行動できる自分に対しての称賛です。

(どれだけ精神のハードル低いんだ自分、と思わずにもいられないんですが)

 

そういう冷静さでもって携帯会社に電話すると、まず自動アナウンスが流れました。

流暢なガイダンスの後に、お上品に「ご用件のボタンを押してください」と言われ

 

冷静さ崩壊。

 

うちの電話機、プッシュフォンじゃねー!!

いや黒電話じゃないけど見かけがプッシュなだけで、プッシュ回線の料金払ってねー!

だって夫婦共に携帯があるから家電話の必要性を感じないんだもの!(家族割で通話無料だし)

実質基本料金以外払ったことないんだもの!(かかってくる分にはどうでもいいし)

 

大体携帯が壊れたからかける専用電話番号がプッシュ回線で選択ってどういうことさ!

近所の電話ボックスまで走っていけというのか!

あ、あそこの電話ボックス撤去されたんだった。(←結構冷静?)

 

などなど、お上品なガイダンスをBGMに脳内で毒づいていたら、音声がとぎれ

(七咲にはその沈黙が、「はぁ、しょうがないわね」という機械の溜息に聞こえたという)

「選択のボタンが認識できませんでしたので、係員におつなぎします」

と言われ、当然、七咲は烈火のごとくブチ切れる。

 

最終的に繋ぐなら最初からつなげー!!

 

こんなことでキレるなよ、と思われるでしょうが、七咲の怒りの着火点は恐ろしく低いです。

それだけに鎮火も一瞬です。

 

繋がったと解った瞬間、着火した事もすでに忘却のかなたで

「スイマセン、携帯水に落したんですけど!!」

と、係員のお姉さんに泣きつき、速やかに(?)事を運べます。

 

この携帯保証を利用するのも、ひと夏の思い出、って感じにまだ生々しい記憶だったので

(そんな生々しい期間に再び携帯を壊すとは、己はなんなのか)

お姉さんの説明も一語一句、うんうん知ってる知ってる、って感じでしたが

礼儀正しくすべてをご拝聴させていただきまして、新しい携帯を送ってもらえることになりました。

 

しかし。だがしかし、ですよ。

4~5万もする携帯をほいほいと交換してくれるほど会社も慈善事業ではないので

 

当然、審査があります。

 

「携帯が水に落ちたという事ですが、どのような状況だったのですか?」

洗濯した、というのは恥ずかしかったので、そこは曖昧に、水に落ちた、で

誤魔化していたのに!!嗚呼!(良い大人が誤魔化すな)

「それではどの程度、携帯は壊れていますか?」

ドの程度もレの程度もミの程度もないよ!完全に壊れてるよ!水も滴る良い携帯、だよ!

ああそうとも、携帯とも呼べないよ!知ってるよ!水をたっぷり含んで重みを増した真綿だよ!

「では、今回のような状況に至った経緯で、どこに問題がありましたか?」

すいませんすいません!私です!私が諸悪の根源です!!根源が電話してスミマセン!!

すーみーまーせーんんんんッ!!

 

という、平身低頭、というか五体当地、というか、額が床にめり込むくらい謝罪しまくって

次々と繰り出される審査の数々を乗り越える。

ここは地獄門か、と受話器を握りしめつつも、携帯は交換してもらう。

 

そもそも携帯を壊してデータがぶっとんでへこんでいるのは何よりも利用者なのに

そのぱっくり開いた傷口に瀬戸の荒塩をすりこぎ棒で塗りこめるような質疑応答。

一応5250円は払うじゃないか!!

その為に毎月315円払ってるじゃないか!!

そもそもそういうサービスを頼まれもしないのに提供してるのはそっちじゃろーが!!

(またやや着火してる?)

 

そういう経緯があって、携帯を落とした絶望で、悲嘆にくれていた時には

「ムンクの叫び」で顔をゆがめている絵を、

今なら人間だと判別できないくらい、ゆがめさせることができるね!今ならね!

(七咲の叫び?)

とか自嘲していられるくらいにはまあまだ余裕があったんですが

お姉さんとの質疑応答終了後には、ネガティブホロウをくらったとき以上にネガティブになり、

 

こんな人間が携帯を使ってスミマセン。しかも交換してくれなんて電話してスミマセン。

 

とかいう気分になる!!

 

お願いですから、もう少し労りのある質疑応答マニュアルを作っていただけませんか?

(まだ保証サービスを使う気満々だ!!)

傷口に塗りこむのは塩でなくて砂糖でも十分、

 

ざりざりして痛いですから。

 

 

*ネガティブホロウ…漫画ワンピースに出てくる攻撃技。
これをくらうとどんな人間でもネガティブになってしまい生きる希望を失う恐ろしい技。
余談だが、唯一ネガティブホロウに勝ったウソップを、七咲は心の底から尊敬している。

*ウソップ…漫画ワンピースに出てくる麦わらの一味のメンバー。
初登場時から七咲の心をわしづかみにし、50巻を超えた今でも彼が出続ける限りこよなく愛そうと思う。
余談だが、連載10年も超え、無数に登場人物がいるのに七咲好きキャラ一位の座は揺るがない。

*七咲…言わずと知れたこのブログの管理人。
漫画は好きだがアニメには興味がないのでアニメのワンピースの話題にはくいついていけない。
余談だが、これはアニメのワンピースの話題をふってくれ、というフリではない。


小さな世界

2010年11月19日 | 日記

先日の記事で借りた本を返しにいくついでに借りてきた本。

 

谷山浩子 きみの瞳につまづいたネコ

谷山浩子 メゾピアノ(CD)

ステファノ・フォン・ロー 小さい”つ”が消えた日

 

お世話になっている方のブログで「谷山浩子」の名前を目にして

懐かしいな、と思い、ネットで図書館の蔵書検索をしてみたら、

あるわあるわ!ってくらいヒットしたので(古い物は大体、書庫扱いだったんですが)、

まずは、昔読んでみたくて、でも読まなかった本、から読んでみる事に。

なにせコバルト文庫ですよ!「恋を夢見る乙女のための小説誌コバルト!」

このコピーが気恥ずかしくて、当時リアルタイムでは読まなかったんですよね。

「恋」も「乙女」も、鼻でせせら笑ってました。(むしろ男に生まれたかったタイプなので)

そうして通りすぎてきたものに、せせら笑われる年齢になった今、果敢にチャレンジ。

…まだ1Pも読めてません。(乙女を求めておきながら、乙女の格式の高さに足踏み)

 

その検索ついでに、彼女のCDもヒットしたので、借りてみました。

初!図書館でCDを借りる!!

「ただで借りられるんだ!」という感動があったのが可笑しかったです。

本だってただで借りてる、っつーのに。有難い話です、本当。

CDは彼女の代表曲を集めたピアノオンリー、つまりインストルメンタルだったので

(cotton colorと恋するにわとり、以外は知らない曲だった)

彼女の作詞の魅力を堪能する為に、歌入りのCDを借りる必要性にも迫られてます。

(うちのパソはyoutubeがうまく動作しない)

 

それから、「小さい”つ”が消えた日」は、人から勧められて読んでみた本。

予約して2カ月以上まち、ようやく読めました。

七咲のあとにもまだ予約が詰まっているらしいので早く回さないといけません。

七咲はこの本、全然知らなかったのですが、有名な本なのでしょうか。

言葉遊びがとてもとてもとても楽しかったです!!久しぶりにわくわくしました!

 

そしてこの本を読んで思い出したのが、「あ、七咲もやってた!」という

幼少期の思い出。

 

色鉛筆(当時はクーピー)を、きいろさん、あおくん、しろさん、だいだいちゃん…と

12本全部に人格を与えて(今で言う処の、色鉛筆擬人化、ってやつですよ)

人形遊び、ならぬ、クーピー遊びをやってました。

多分、誰しも何かしら「擬人化」という経験はあるんじゃないかと思いますが

(だからこそ今、こんなにも巷でウケているんじゃないかと)

未だに、大まかなストーリーとか人間(?)関係とか設定とか思い出せます。

 

園児なりに「自分の世界」を作っていたあの時が、今に繋がってるのかと思うと

(葉っぱちゃんたちの擬人化の諸悪の根源)

なかなか根深いな自分、と、やや半眼になります。


こころの教養

2010年11月16日 | 日記

今日は、七咲お気に入りのブログの話題です。

 

おすすめ、というと偉そうなので、「気に入ってるんですヨ」と言うにとどめますが

本当は、<葉っぱのミカタ>の方で大々的に、

「ガーデニング好き、植物好きの人必見です!」

と、声を大にして言いたいくらいなのですが、<葉っぱのミカタ>の方は

「葉っぱオンリーラブ」と声を大にしている上に(七咲が花に惚れることがない)、

ガーデニングというカテゴリーにも関わらず、ガーデニングの「ガ」の字もない有様なので、

こっちの個人的な日記の独り言、として記しておきます。

 

ネット世界でも引きこもりがちな七咲が、たまたま偶然、そこにたどり着いて

「素敵すぎる!」と、一瞬で魅了されて、

このブログの写真集が出たら買ってしまうだろうな、と思っているブログです。

 

リンクフリーかどうかの記述がブログにもホームページの方にも見つけられなかったので

ブログの題名だけ記しておきます。

「極上のひとり遊び」

これでググる(google検索する)とヒットするので、たどり着くのは簡単だと思います。

(「」は不要です)

 

葉っぱ好きの七咲は、花関連にはあまりトキメキがなかったのですが

(普通に、綺麗だな、とは思いますが、葉っぱに対する興奮状態にはなりません)

この方のフラワーアレンジメント(?)は、一目見ただけで虜になり

七咲にとって、まさに「心の教養」という感動を与えられているような時を過ごせるので、

足蹴く通ってしまいます。

 

花って、こんなに素晴らしいんだ、こんなに色々な表情があるんだ、と

作品のひとつひとつに花の魅力に驚かされて、色の素晴らしさに感動して、

脳ではなくて、「心」が、「知識」を蓄えているような気分になります。

 

植物園に行ったり植物の写真集をみたり、ディスプレイやお祝いの花束など

今までそれなりに花に接していたはずですが、ここまで感動する事はなかったんですよね。

フラワーアレンジメントにも、自分の好み、というものがあるんだ、と知りました。

だからこそ、芸術なのだ、とも言えるかもしれません。

(お花を誰かに贈る時は、この方に作ってもらいたいなあ、とか思っちゃいます)

 

そういうわけで、ブログの写真の素晴らしさに、この方のホームページにも足を伸ばし、

そこのイラストにも「うっひぇー」と感嘆の溜息をつきまくって酸欠になりそうになり、

本も出しておられたという事を知ったので、図書館で検索して借りてきました!!

 

私の英国風フラワーガーデニング~コンテナ&スモールガーデン~

中村寿重美 絵・文 駿台曜曜社

 

今これを手元において、自分の庭を着々と建設中です。

空想の中で。

(これぞ、まさに秘密の花園)

 

 

  

そういうわけで、七咲が「うっとり」眺めるブログ。

小難しいことも考えず、極力脳は使わず、心で眺めるだけで良い。

そう魅了され続けて2年あまり、やっと!告白できました。(かなり自己満足)


痛い話

2010年11月15日 | 日記

えーと、これは「アタマ悪そう…」とかいう類の「痛い」話ではなくて

「身体的に痛い」話ですのでそういうのが苦手な方は

 

レッツ回れ右!!プリーズ!!

 

…よし、誰もいなくなった。(いや、駄目だろ)

 

というわけで寂しく(?)独演会を始めます。いや全然寂しくないです。

いつもだいたいリアルで独り言を言っているので日記で独り言を言うくらい

お茶の子さいさいです。

いや、独り言を言わない日記、の方が存在感が怪しい感じですけども。

ま、それはともかく。

 

連日手芸をしていると、「痛てえ~!」と深夜から日中まで何度も何度も叫んで、

あの部屋はマゾが住んでいるのか、とご近所で評判になっていそうなくらい

ひっきりなしに叫んでいる理由は、単に、針で指を刺した、という程度だったんですが

(不器用が細かい作業をしようとするのでいかんともしがたい)

昨日は布と間違えて自分の手をハサミで切ってました。

 

のわ~!

 

って云いましたよ。あまりの痛さに。

人間である己がそんな奇声を発することが現実に在るとは思わなくて驚いた、

…って話です。(どうでもいいわ!とツッコミつつ着いてきて下さい)

 

針で刺した痛みに比べるとさして痛くもなかったんですが

(だからそんなふざけた奇声が出たと思われますが)

ハサミで肉を切る、という衝撃に、脳が事実確認として

「そりゃ痛てえよ!!」という信号を瞬間的に発したんだな、というくらいの痛さでした。

いや、痛かったんですけど、肉どころか厚い皮も切れてなかったので血も出ませんでした。

(今じゃどこ切ったんだかわからないくらいです)

 

手って、血管が見えてるのに切っても血が出ないんだな…

 

としみじみ眺めていて、思い出した事があります。(今日はこれを言いたかった!)

 

小学校の家庭科で手芸の授業が始まった頃、だったので多分

3~4年生の頃だったと思うのですが、クラスで、手を縫うのが流行りました。

 

はい?!なんですか?!

 

と思われた方も、まあ、聞いて下さい。

針に糸を通して、それで手のひらを縫う遊びが流行ってたんです。

(手のひらの肉と皮の間に針を通して糸を縫い付けるのです)

誰だか知りませんが女子が自慢げに並み縫いになっている手のひらを見せびらかし

クラスに一気に広まった、という具合です。

もちろん、七咲もやりましたとも。

 

当時、それは全国区で安全保障された遊びだったのかどうかが気になるのですが

(七咲はテレビっ子じゃなかったのでそういう情報に疎い)

 

なにアホな遊びをやらかしとんじゃ!

 

って、今なら思いますよ…(汗)

(ムリ。今じゃムリ。針が肉を滑る感じとか糸が肉を擦る感じを想像しただけで怖い)

(それも消毒もしてない普通の縫い針で)

 

他にも、

水糊で両手をコーティングしてお祈りポーズをしたまま固まるまで待つ遊び、とかね…

マンホールの蓋を開けて、雪合戦並みに汚水をぶっかけあう遊び、とかね…

教室の窓のサッシで度胸試しの前回りをする遊び、とかね…

 

子供の頃わーきゃー言って遊んでたあれはなんだったのか、と。

あんたら猿ですか、と。

 

今の親が子供たちに危険な遊びをさせないのは、

自分たちのそういうアホさ加減を継承してはいけないという、

人類としての自戒(猿脱却!)なのかもな

と、思い出の感傷に浸りつつ考えてみる。(ろくな思い出がない)

 

とまれ、

 

手のひらをハサミで切っても、自分でオペできる(縫える)。

 

という事に気がついた、よなべの仕業でした。

(…結果的に「アタマ悪そう」な話になっているのはなぜなのか)


一端きどり

2010年11月13日 | 日記

最近、暇さえあればフェルト手芸をしているので部屋が片付かない。

広げたいだけ広げて作業をするのでハタ迷惑なことこの上ない。

しかも掃除に対する意欲が低下するのが難。

「朝掃除機かけても午後からまた散らかるんだよな…」

とか思うと、もう明日でいいか、と思ってしまう。

 

とにかくゴミの様相(?)が細かいのだ。

フェルトの切れ端はまだしも気付いた時に拾えるものの、

フェルトの毛くず(パーツが細かいので綿のようになる)やら糸の切れ端やらが

部屋のあちこちに埋もれている。

ついこないだは、廊下を挟んだ隣の部屋にまで手芸ゴミが進出していて

掃除機をかけながら、やや切なくなる。

(七咲の愛用の掃除機はハンディ。基本、床にはいつくばって掃除機かける)

 

しかし、それくらいならまだ切ない、とか言っていられるレベルだったものの

今日、風呂に入っていたら湯船に黒のフェルトの切れ端が浮いていて

「なんの虫だ」

と、湯から3メートルほど飛び出しそうな程驚いた。

いや、実際、浴室の天井は3メートルもないので、そんな所で飛び出したら最後、

天井に頭ぶつけて大出血、

「凄惨!団地妻になにが?!浴室密室変死体事件!!」←ワイドショー風に

になるところだ。いや全く、何が災いするか気が抜けない人生だ。

(その前に、物理的に3メートルも飛ばないから安心しろ自分)

 

多分、体のどこかにくっついて(冬の今、どうやって?という謎もあるが)、

ぬけぬけと入浴していたフェルトの切れ端をすくいあげながら、

そんなこと(本当に”そんな事”だよ…)を考えていたのだが

あ、そういえば漫画家も、

「フローリングは様々なスクリーントーンのこまぎれ模様になっている」とか

「風呂にスクリーントーンが浮いている」とか

そういう、職業話を披露するものだよなあ、と思いだし

「ふふ、これで七咲もいっぱしの漫画家か」

と、ちょっと悦に入った本日の入浴であった。

 

(別に漫画家を目指しているわけでも漫画の作業をしているわけでもない)


ただごとです

2010年11月04日 | 日記
昨日今日とカレーだったんですが(突然なんなんだ)

カレーは旦那様が作ってくれました。
それはまあ良いんですが。

旦那様が料理する、その後片付けを七咲がする、と…
それもまあ良いんですが。

旦那様が使ったあとの調理器具とかを洗っていたら、
洗い桶の中からスライサーが出てきました。

七咲が愛用しているスライサーは、
本体に刃の部品をつけかえて、おろしから薄切り千切りetc.と用途によって
活用できるものなのですが(お分かりいただけたか不安だが話を進めます)

その薄切り用刃だけが出てきました。

何?なんで?本体なしでこれを使う事ってあるか?
そもそもカレーに薄切りする具はないが?

と興味があったので、ちょっと旦那様に何に使ったのか聞いてみました。
その答えは。

「ああ、人参の皮剥いた」

でしたよ!!

皮むき?!薄切り部品で皮むきかい!!

ピーラー(皮むき器)が見つけられなかったようなのですが(聞いてくれて良いのに)
それにしたって、これで皮剥くってすげーなおい!!という感想に尽きました。

これで皮剥くくらいなら、七咲、包丁使うがな…

と、部品を手に感動した、衝撃の(?)カレー秘話でした。



  

えー、それはともかく、ようやく「横浜旅行記3日目」を編集し終わりました。

お待ちいただいていた方がいらっしゃるとすればお詫び申し上げますと共に
リンク先に飛んでいただけますと幸いです。

あと、コメント受付を開放することにしました。

試験的に始めた「ただごと」だったために、わりと奔放に放置している状態でしたが
コレを期にちゃんと管理しようと思いまして。

放置気味だといかがわしい業者のコメントも放置気味になるので
コメントそのものを受け付けないように設定して、
ミニ掲示板を設置していたのですが(右サイドバーにある)この一言掲示板は、

なんと20件しか保存されない!

ということに、最近ようやく気がついた七咲です(いつも後手後手)

せっかくいただいた面白コメントやあったかいコメントが消えてしまうのは

ブログ管理者にとって、一生の不覚!!

というわけで、「ただごと」をちゃんと本腰入れて管理していこうと
覚悟を決めたしだいです。
遅ればせながら、どうぞよろしくお願いします。

ってこれは、単なる七咲の決意表明であって、決して!

そう、決して!コメントの催促ではありませんので

引き続き、見てるだけ!と胸を張って黙って見守ってやって下さいませ。



あ、勿論!コメントしたくなっていてもたってもいられなくなったら
自由に書きこんでいただいてオッケイなんですよ

のあのわハロウィン

2010年10月31日 | 日記
ハロウィンの本日は、心斎橋CRUB QUATTROで、『のあのわ』の大阪公演でした!

のあのわはCDTVでエンディングだった『ゆめの在りか』を聞いて以来
ぞっこん惚れてしまったバンドです。

こころ踊る。

というキャッチコピーなんですが、本当にこの「こころ踊る」という言葉が
ぴったりの楽団なのです。

こころが踊りすぎて、うまく言葉になりません。それくらい素晴らしい!!
今日のライブも素晴らしく良かった!!

最初から最後まで笑顔でステージの上を跳ねまわっている彼等。

その姿は幸せの象徴のようで、終盤の『ゆめの在りか』では
感極まって泣きそうでした。
もう歳なのか、こんなに涙線が弱くてこの先どうしよう、って感じですが。

七咲は編曲重視です。
曲も歌詞も声も、そのアーティストに惚れる為には勿論大事な要素なんですが、
むしろそこは導入部なので、それほど重要な決め手ではありません。
曲、歌詞、声にどれだけ惚れこんでも、最終の編曲を好きにならないことには
聴き続けることができなかったりします。

その意味では、のあのわは、いきなり編曲から惚れました。

編曲がたまらなく素敵で、メインのボーカルがむしろ脇に回ってしまうくらいです。
勿論、良い意味で。

普通はボーカルをメインに、伴奏をバックに聴くのですが
のあのわだけは、伴奏をメインにボーカルをバックに聴きます。
それが本当に心地よく、こころ踊る。なのです。

会場のみんなで大合唱したり、最期は記念撮影があったり
夢のようなハロウィンの一夜はあっという間に過ぎてしまいましたが
一生、思い返せば心躍る、大切な宝もののような一夜です。

仮想ハロウィン

2010年10月29日 | 日記
お久しぶりすぎです、こんにちは。
そして、あっちも(葉っぱ)もこっち(ただごと)も、絶賛放置中ですみません。

ちょっと個人的な現実世界が惨憺たる有様で、個人的に腐ってた(誰も知らない)のですが、
先日、新しい食器洗剤を開封して、それで食器を洗っていたら

なんとまあ幸せな香り!

と、現実世界の良さを再認識した次第ですよ。

腐っていた目も覚ます幸せ洗剤は、「泡の力・爽やかシードルの香り」なんですが。
いや、この場合、メーカーがどうだこうだという話ではなくて、ですね。

七咲は、腐る時はとことん腐る!

どうせ腐るなら、納豆のように糸を引くまで醗酵し、己の価値を高めるべし!

というのがモットー(?)なので、いつまでもどん底に居る方が落ち着くのですが
(天辺や中途半端な高みにいると、いつ落ちるかと不安でヒヤヒヤして落ち着かない)
今回は思わぬところで浮上してしまいました。

こんな小さな香りでも幸せを感じることができる現実世界は

幸せ成分で出来ている

ということを忘れていたなあ、とちょっと思ったんですよ。

そうです。現実は幸せ成分でできているんです。
現実、をひっくりかえすと、実現、ですしね。実は希望に溢れている世界なんですよ。

と い う わ け で

安心してネットの世界に戻ってこれました。(なんか違うだろ)

と、ここまでが、今回の長い長い前置きです。

今回のタイトル、仮想ハロウィンは、仮装ハロウィンの変換ミスではありません。
仮想現実の、ハロウィンを堪能してます!と、いう話です。



仮想現実でのんびり暮らす、が売りのニコッとタウンに登録してきました。

このブログの編集画面でも散々CMしてるのでかなり前からこの仮想現実の存在は知っていたのですが
この手のサービスは、「所詮有料サービスを利用させるための商売だ」ということは
大人なら誰でも解ることなので、七咲はそれほど興味がなかったのです。
(独身時代に、ネットの仮想世界(FF11)で散々遊んで遊び疲れた、というのもある)

ところが、七咲がいつもお世話になっている方のブログに貼り付けてあったアバターが
ハロウィン仕様になった瞬間

これは!!

と、魂をわしづかみにされてその足でニコッとタウンのページに飛んでいました。

ハロウィンの為なら、仮想世界にも躊躇なく出張!

上の画像はマイルームなのですが、無料でここまでできます!無料でここまでできます!
(思わず二回言った)

良い。一生、ここで暮らす。(理想の部屋が完成した)

と思ったことは言うまでもありません。

ハッキリ言って、
ハロウィンさえ完成すれば他のアイテムには興味がないぜ!!
(仮想世界にお金を払ってまで豪遊したいとは思わないぜ)
という心構えだったはずなんですが

有料のハロウィンアイテムがこれまた無視できないメロメロさ!

ハロウィンの為なら!ハロウィンのためなら5000円くらいまでなら

有料サービスを利用しちゃってもいいんじゃないかな!!

という気分になってます。

恐るべし現実世界の商魂にまんまとのせられて、仮想世界を実現させられようとしている
憐れなハロウィン信者がここに一人誕生…



  

そういうわけで、仮想世界ニコッとタウンのアバターは「雨季ノ」です。も一人「晴日ナ」もいます。
大体いつも不在なんですが、ご訪問はもちろん大歓迎です♪

…いや、不在の人間が言って良いことじゃないですが(笑)
主不在の部屋でかぼちゃとおくつろぎください。

ホームステイ

2010年09月21日 | 日記

今の団地に住んで6年目(?)になるのだが、その間にヤツを見た回数は少ない。

引っ越してきた年に2~3匹。あとは残りの数年に1~2匹。

その程度だったので、
初年度に設置していた置き型殺虫剤も、期限が切れてからは
新たに設置する必要性も特に感じず、今までわりと我が家は
ヤツらの間では警戒のぬるい家として大評判だったのではないかと思うのだが。

本当に不思議な事に、大挙して押し寄せてくる様子は微塵もなかった。

この辺りでは絶滅寸前なのか?と疑ったくらいだ。
(奴らに限っては地球が滅んでも滅ばないとかいう説があるが)

それが。

今年の夏は2匹も出たー!!

茶バネ!茶バネのちっこいのだ。
まあ、黒か茶か、と問われれば、黒のテカってるヤツの方がより苦手なので、
茶で良かったじゃん。と、やや思わなかったでもないのだが。

そんなことよりも気になったのが、ヤツらが決定的『ブツ』を残して行った事だ。

フンだ、フン。
くそったれ!ああまさにこれが正真正銘、『くそったれ』ってヤツだよ。
覚えとけ七咲、ヤツらがフンを放置したところで、<フン尿の後始末は飼い主のモラルです>
とかいう立て看板は無意味なんだぜ。

だって飼ってるわけじゃないからな!!

と、戸棚に放置されたフンを片付けながら、やや錯乱する七咲。
(大体七咲の日常生活は脳内に色んなキャラがいて、名乗りもせず勝手にしゃべる)

過去、『ハチミツとクローバー』のキャラたちが、ヤツらの事を
(というか、ヤツらの話題で引き合いに出すのも非常に気が咎めるマンガだが)
イニシャルG、とか、ホームステイ、とか比喩されていた事に感銘を受けて
七咲もそれに倣っているわけだが。

ホントに、このホームステイだけは許すまじ!!(今まで警戒ゆるゆるだったくせに)

と思って、とりあえず今年は置き型殺虫剤を買ってきた。
設置した直後に箱を捨てたので銘柄はわからないが、効果に期待するしかない。

そもそも、一般的な殺虫剤の会社は、『殺虫剤』を大量に開発しているわりに、
イニシャルGが苦手な人間の気持ちを酌んでいないと思う。

なんでパッケージにリアルGの絵を載せる?!

絵とはいえ触りたくないんだよ!
二階堂が、教科書のネズミのページを自主的に袋とじにしている心情を尊重してよ!!
(二階堂=動物のお医者さんのキャラ。失神するくらいネズミが嫌い)
と、心底思う。

いやいや、まてまて。

そもそも365日もイニシャルGの嗜好や体質、習性や耐性などなどなどと、
細胞レベルまでヤツらの事を調べつくしているんだから、恋する中学生並みの執念だ。

もうイニシャルGが好きで好きでたまらんのだろう。
だからパッケージにも細密な絵を載せたくてしかたがないのだろう。
(そのわりに一撃必殺の薬を作りだすひねくれた心境は理解しがたいが)
だから泡で包みこんでポイする薬とか開発しちゃうんだろう。

泡の中に閉じ込める事で不気味さが倍増しになって、余計怖いっつーの!!

などと考えながら、丸い置き薬(これもGに類似した黒々さで容器を持つのも嫌なんだが)を、
勝手にホームステイしているヤツらのえさ場やたまり場を推測しながら
設置する。12個も!(1度開封すると箱の中で効果が切れる)

何故、12個分も
ヤツらの社交状態を予想したり、食事風景を想像したりしないといけないんだか…

と、物悲しくなった時に目についたのが、某お悩み解決サイト。

  なぜ、ゴキブリ(←嗚呼ついに実名が)があれほど嫌われるのか解りません。
  蚊や蜂と違って、これほど人畜無害な虫もいないのに。
  ただ餌がちょっと人間の生活圏にあり、ちょっと人間の食料を頂いているだけなのに。

というG好きの人の嘆きの意見が!(かなり要約したが)

…なるほど。

…そうか。

…そうだな。

七咲は別にカラスが嫌いじゃないしな。それと似たような感覚なんだろうな。
(カラスは子育て期など、十分に人畜無害と言えるかも知れんが)

そう考えてみれば、あの3行に要約したG好きの人の意見も、
Gの事を指しているとは思えなくなってくる。

人間の生活圏で活動して、人間のものを頂いていく生き物。

…この夏に遭遇したじゃないか。
スクリーンで。


借り暮らしのアリエッティだと思えば良いのか?


って、だからそういう現実逃避が、ヤツらのホームステイを増長させる元だっつーの!!



そういうわけで、最近ちょっとアンニュイです。

(そんな理由でアンニュイとか云われてもな…)


アイロン賛歌

2010年08月09日 | 日記
七咲の苦手なものに、自信・髪切り・家事・おじゃん、というものがありますが。
おじゃんはただのごろ合わせです。ですが、まったくもって家事は苦手です。

しかし苦手でない家事もあります。

それはアイロンがけ。

あ。
アイロンがけは家事じゃないだろう!!というツッコミが聞こえる。
いーんです。独身ならまずやらないだろう、という作業はすべて「家事」なのです。(個人的に)
本日は、アイロンがけが苦手ではない、だからと言って得意だ!というわけでもないんだ。
という、「おいおいなんだかなあ」、なお話です。
(まったくブログのお題に一切背かない記事っぷりだ)

さてさて。

七咲はアイロンをしなければならない服は持っていないので
一生独身だったなら、まずアイロンなんてものは無用の長物だったと思われます。
そのスタンス(?)を長年貫いていたので、当然、アイロンがけは下手くそです。
かといって、この歳になるまで全くアイロンがけをしなかったかというと、そんなわけはなく
確か、小学校の授業で習ったよな、というのが最初のアイロンに関する記憶です。

しかし。小学校の授業で、洗濯(それも手洗いだった)とアイロンがけを習ったとして
そんな歳から、家庭科「よくできました」レベルを活かせる場面もそうそうあるはずもなく、

「授業で習ってきた!面白そうだからやらせて!」

と、父親のワイシャツにアイロンをかけてみたくとも、

「下手にやると一生とれないアイロンじわができるから駄目!」

と、母親の鉄壁のガードの元に敢え無く好奇心は跳ね返され、
その燻りは、自分のハンカチを余熱でちまちまアイロンがけすることで鎮火したという、
(いかに母親に信頼がない子供だったかがうかがわれる)
なんだか物悲しい思い出しかないので、
文部科学省はハッキリいって教育の順番をはき違えている!と思わないでもないですが。
(いや、今の小学校が家庭科でアイロンがけを教えているかどうかは謎ですが)

しかし、花嫁修業的に高校or大学の家庭科でアイロンがけを習っていたとしても

「なんであたしが!」

とか思いながら、父親のワイシャツをアイロン掛けしていたことを思えば
(実際結婚する前までは七咲の仕事でしたので。
好奇心いっぱいの小学生時には拒否されたのに、大人になってからやらされてもなって気分)
要はかける人間の心がけ、という事になるんですが。

そんなアイロンがけが、七咲の人生に大きく関わってきたのはここ1~2年の事です。

それまで、旦那様は自分で自分の(会社の)制服にアイロンをかけておられました。
当然、七咲はそれを、謹聴、…というか謹観というか、まあ、そういう姿勢だったわけです。
(隣に居てただじっと見る)
なぜなら。

下手にやると一生とれないアイロンじわができる

からです。

子供の頃に受けた教えは大人になってもなかなか覆らないものなのでしょうか。
七咲がアイロンかけて、旦那様の大事な制服に「一生」とれないアイロンじわができるとなると

おいそれと手を出すわけにはいかんだろう!

と、くそ真面目に思っているだけに、進んで「アイロンかけましょうか」とは言えません。

酷い奥さんもいたものですが(まったくな)、
旦那様は神様仏様なので、ずーっと自分でアイロンがけ。七咲みてるだけ。

その、見てるだけ、の視線が気になったのか旦那様、
ある時、「やりたいの?」と問いかけられては、
「うん、ちょっとやりたい(しわついても怒られないなら)」と返答せずにはいられません。
すると、「いいよ」と、旦那様の、寛大なお許しが。

うわッ良い人だー!!(感涙)

七咲はこの「怒られない」というのに慣れてないので(駄目人間だから)
ものすごく感激して、それ以来、

アイロンがけが苦手ではなくなったというわけです!!

いや、どうでもいいよ!というツッコミが聞こえる…。

聞こえますが、ここまで読んだからには最後までお付き合いください。
もうアナタも七咲のただごとに一蓮托生です。
いや、どっちかというとなし崩し、な感じか…。

そういうわけで。

以来ずっとアイロンがけは七咲の家事になったのですが
このアイロンをかけていると、なんと旦那様はしわを許さない人だ、という事が解ってきました。
いえ、アイロンじわが付いたが為に、アイロンで折檻されたというわけじゃなく
(人聞きの悪い事を…)
「これもアイロンして~」と、制服の他に持ってくるシャツが凄い。

七咲のそれまでの人生で、アイロンがけするのは
「フォーマルもしくはおしゃれ着」という固定概念があったので
カジュアルな(ユニクロとかの)シャツを持ってこられてビックリです。

七咲だったら洗いざらしで普通に着るけどな、というシャツをアイロンがけしながら
なるほど、人はカジュアルでもちゃんとアイロンで『ビシーッ』と着るものなのか…
なんてカルチャーショックを受けながら、アイロンがけをしていましたがそれにしても!

ワッフル生地のシャツもアイロン!(ワッフルぺっちゃんこ!)
エンボス加工のシャツもアイロン!(エンボスの意味ってなんだっけ!)
ネル生地のシャツもアイロン!(毛が寝る!ネルだけに!!あいたたた…)

そんな様々なシャツと格闘していると、ついに解禁じゃないシャツが登場!
(ポロシャツ?ポロシャツっていうの?首から3つくらいしかボタンのないシャツ)

おおう、時代は3Dに突入したが、まさか七咲にもこんな形で3D技術を求められるとは!!

どーやってかけるんだよー!と半ば泣きごとになりながら
それでも回を重ねるたびに、3D技術習得!やるな、自分!いやホント!
次にたとえTシャツがきてももうこわくないぜ!と悦に入っていたらなんと

ズボンがきたー!!

ちょ、ちょ、ちょ、ズボン?ズボンってなに?あ、スラックスです。スラックスといいます。

何?これにアイロンかける意味がわからないよ!なんで布団押しじゃ駄目なの!
(七咲の高校時代、制服は布団の下に敷いてしわ伸ばしたもんだが)

「こんなの七咲には無理だよー絶対アイロンしわになるよー」

「アイロンしわにならんようにアイロンして」

「(無茶言うなおい!)じゃあふんわりあてるよ?」

「いや、ふんわりじゃなくちゃんとあてて」

「だってしわになるでしょー!」

「えーねん、しわになっても。どうせ会社に持っていく時(制服だった)、くしゃくしゃになんねんから」

「じゃあアイロンかけなくていーんじゃん!!」

「(ハッ)…いや、いいからかけて!!」

そんなやりとりの末、もめてても仕方がないので、
というか、(ハッ)の旦那様リアクションにちょっと膝が砕けて、果敢にズボンに挑戦。

いやアイロンがけ技術に挑んだのではなく、
いかにちゃんとアイロンをかけたように見えるか、という演技に挑戦。

生地からアイロンを1ミリほど浮かせておきながら、渾身の力を込めて

アイロンを押しあてているようなポーズ

で、アイロンがけすること3分。
ウルトラマンのカラータイマーがなるよりも早く終了したのですが
「じゃーん!どうですかー?」と、ことさら得意げに仕上がりを見せると
「はい、ありがとさん」と、意外にも、軽くオッケーがでたんですよ!

それが

七咲のアイロンがけ技術を評価したうえでの賛辞なのか
なにはともあれアイロンをかけることに折れてくれてありがとう、なのか
その演技に騙されてやったぞ、の「俺はわかっているぜ」にやり脅しなのか

全く不明ですが、「ありがとう」と言われると、逆に

申し訳ない気持ちでいっぱいになると言うか!

「あのー、もうちょっとピシっとしたほうがいいですか?」と恐る恐る問うも
「いいよ、これで」と、さっさと明日会社に持っていくための準備をされては
この先、アイロンをかければいいのか、かける演技だけで良いのか

判断に、大いに困ると言うもの!!

…なので、自信を持って「はいどうぞ」と文句なしのアイロン仕上げにするために
アイロン教室に行こうかな、とか思ってしまう今日この頃。

そういう、たあいない家事ひとつとってみても他人と暮らすと言う事は、
自分の世界が膨大な荒野であったということに気付かされ、
まだまだ人生は未知数である、という歓喜の歌をあえて歌いあげることだと思われます。
ああ、ハレルヤ!!

(ワタクシ、この駄目人間ぶりをハレルヤと賛する根性だけで生きています)

めくるめく消しゲー

2010年08月01日 | 日記
突然ですが。
夏休み真っ盛り!というわけで、もないのですが。
七咲が、『嗚呼どうしてもやってしまう!!』というゲームをいくつかご紹介。

ザ・よくわからないパズル 

gooゲーム Fumikesu

gooゲーム クリックス

ミニゲーム さくさくスイーツ

以上、4つ。時系列、取りつかれた順にご紹介しました。
(つまりに今、さくさくスイーツを、どうっしても!やってしまう!!)

ネット恐怖症の七咲が安心して遊べるゲームなので(無料の陰に潜む詐欺っぽいものがない)
ちょっと小腹が空いた時にどうぞ。

よくわからないパズルはRGBの色合わせで消していくゲームなんですが
予想外の連鎖や、狙った読みが外れるやられた感とかが面白くてハマりました。
音楽もたまりません。

Fumikesuは、かわいいモンスターをいっぱいくっつけて消していくゲームなんですが
(ぷよぷよみたいな?)モンスターの声がものすごくツボで、グラの愛らしさとともに
身も心も悶えまくること必然です。

クリックスは数字を操作して合体させて消していくゲームなんですが
レベル80を越えた時点でマウスが壊れました。(どんだけ遊んでるんだよ)
再び遊ぶためにマウスを購入するかどうか、このひと夏の葛藤、って感じです。

さくさくスイーツは同じ種類のお菓子をくっつけて消していくゲームなんですが

(どんだけ消すゲームがすきなんだよ!!)

昔でいうところの、ヨッシーのクッキー?みたいな?感じです。
これをやったあと、どうしてもクッキーが食べたくなってしまうのが困りものなんですが。
めっちゃ美味しそうです。さくさく食べちゃう音とか。

という、七咲の個人的な趣味の暇つぶしゲームなんですけれども。
リンクを貼っていいものかどうか自信がなかったので、ぐぐってみてくだしゃんせ♪

ザ・よくわからないパズル、はガジェットがあったので、試しに貼ってみました。
記事の一番下に貼り付けています。
日参して空振りで帰る貴方様にせめてものお遊びを…、じゃなかった、お詫びを。
な気分です。

今、動作確認の為ちょっと遊んできましたが
100万点とか出しちゃうくらいまで遊んでしまう危険なゲームなので(お前だけだ)
勧めておいてなんですが、お熱くなるのもほどほどに☆

ニヒルなアイツ

2010年07月27日 | 日記

昼に道を歩けば、地べたを高速回転する蝉に「ぎゃっ」と云わされ
夜に道を歩けば、地べたをはいずりまわるGに「ぎゃっ」と言わされる夏!

そんな夏を満喫する気力も情熱も、はるか昔の学生時代に置き去りにしてきた昨今、
学生時代なら8月までのカウントダウンに焦る7月最終週ですが。
学生でない今、7月下旬だろうが8月に入ろうが、夏は夏!!って感じですので
あ、そう、そろそろ8月なんだ。だから?と言える身分が、
ますます情熱を失う事に磨きをかけているような気がしないでもないですが…

暑いので!!そんな事はもうどうでもいいのだ!!

と、6月の旅行の記事も途中で投げ出したまま、何をしていたかというと。

来る10月のためにハロウィンのカボチャ作ってました!!

…嘘です。

10月がこようがこまいが、ハロウィンのカボチャ作ってます。と思いました。

思えば去年、
『今年は余りにも自分好みのカボチャが少ない!』(こういうのも不作といえばいいのかどうか)
と、あちこちの店先で嘆いて回り、
『だったら自分で作ればいい!!』とばかりに、
オレンジと黒のフェルトを勢い買いこんで、色々な物を作ったのですが。

全敗しました。
(そして、カボチャにならなかったフェルトのゴミを全廃しました)

七咲には一秒だって裁縫の神は微笑まなかったらしい。

まあ、そんなことは小学生の時の雑巾縫いで解ってはいたのですが。
子供の頃は不器用だったけど大人になったんだから、そろそろ裁縫も出来るんじゃないか?
とか思うじゃないですか!思わないですか!
(子供の頃嫌いだった野菜が大人になって食べられるようになった、とか、そういう感じで)

まあそんな都合のいい事に乗せられて、というか自分で勝手に乗っかって
大量に買い込んだフェルトがまだ残っていたので

性懲りもなく(ホントにな)

再び、挑戦!!したのが、冒頭の写真です。

懲りると言う事を知らないのか、はたまた懲りてはいるもののまた懲りたいのか(マゾだから?)
とにかく、一度痛い目を見たことでも興味さえあれば何度でも繰り返す!
それが七咲プライベートレッスン!!(意味不明)

(まあそれが根底にあるから失敗だらけの観葉のブログなんか続けてるのかもしれませんが…)

今年は去年ほどには痛々しくない!!奇跡だ!という出来だったので
10月まで待てずに、記事にする痛々しさ…。

『ただごと』を開いていながら毎日があまりにもただごとすぎてちっとも日記がうまりゃーしない。
だったら、6月の旅行記事を書き上げろ、って話ですが
鉄は熱いうちに打て!といいますか、茄子は暑いうちに食え!と云いますか、
まあつまり、日にちが開けば開くほど旅行した記憶が薄れ、
私は本当に旅行したんだろうか?という気分が高まってきておりますので
なるべく早いうちに書き上げないといけないのですが!
記事を書き上げるために、誰かもう一度七咲を横浜に連れてって、という現状であります。
(スイマセン、お待ちいただいてる方がいるかどうかは不明ですが必ず書き上げますので)

そんなこんなで、気の早いハロウィンのカボチャ。
20㎝のフェルトで3体製作可。
大きさはこんな感じです。



解んないか…(汗)
ミディトマトとミニトマトの中間くらいのサイズ?
(というか、カボチャなのにトマトを引き合いに出される悲しさよ…)



アップにするとこんな感じ。
目はな口の黒のフェルトは、裏がシールになっているものを使いました。
(唯一、昨年の全敗で学んだことです)

これが思いのほかうまくいったので、10月までちまちまちまちま作り続けようと思います。
10月に入ると、全国の手芸屋さんからオレンジ色が品薄になるかもしれませんので!!
(どれだけ危機感抱いてるんだよ)

今年のカボチャワールドは勝手に豊作の予感です。


とろとろ?

2010年07月24日 | 日記

テレビCMで偶然目にしてから、7月13日の発売日が待ち遠しかったドリンク!
とろとろスライムでっす。

待ちに待った発売日から、約10日!
ようやくゲットできました…(疲労)
(正直、関西地方は発売日が遅いのじゃないかと疑ったくらいどこにも売ってなかった)

とろとろスライム。298円!×2本。
飲み物としては白眼を剥くほどお高いが、スライムのガラスフィギュアだと思えば

価格は妥当だ!

「スライムのフィギュアを買ったら、中に飲み物が入っていた」

こんな感じで楽しめるならいいじゃん♪って感じの人にはお勧め。

正直、店頭で見るまでは「確認するくらいがちょうどいい」と思っていたくらい
買う気ナッシングだったのだが(いや、ほんと)、
見つけるまでの10日のブランクと実物のかわいさあまって、つい!
「見つけた~!」と旦那様の元まで走って行って、買ってもらってしまった…(子供か!!)



キャップもスライムのイラスト入りで捨てがたい!



切り口での怪我にご注意ください、ってこの顔で言われると「うんうん」って感じ。

でも実際見るまでは、

『このキュートなフォルムの瓶にスライムが印刷されている代物』

と思っていたので
(あの色は飲料の色で、中身がなくなったてしまったらただの透明瓶だと思っていた)
単にビニールのラベルが巻いてあるだけ、と知った時はがっかりしたものの…
(いや、ラベルでも、この絶妙なフォルムにぴったりと貼りつける技術だけでも称賛ものですが)

いい、許す!!(何さまだ)。実際手元にあると、可愛いから。



ホイミサイダー味!?と、メラトロピカル味。

結構、あちこちのブログで味の感想とか書かれているので耳タコかもしれませんが。
個人的には、とろとろ感をまったく感じ取れませんでした…
(こんな時、味音痴、…というか、味雑把な自分が悲しい)

飲む前までは、うっかりテーブルにこぼしてしまっても

『ぷるん』とスライム並みに震えるくらい、とろっとろ~

なんだろうなあ。と勝手に思っていたので、なおさら、
とろとろ感を感じられなかったのかもしれません。
(いついかなる時も己の勝手な妄想には打ちのめされるばかりであるよ)

ホイミサイダー味!?と、メラトロピカル味。
味は、子供の時飲んだ甘い風邪薬ジュース?を思い出しました。
個人的には、ホイミサイダー味の方が飲みやすかったです。

まあ飲料自体を云々いうなら、
数年前のFFの『ポーション』も結構ながっかり感(個人的に)だったので
それに比べると、はるかに美味しい子供向け飲み物でした。
(つーかなんでも商品名に踊らされて買ってしまうわが身のしょっぱさが身にしみる…)

そんなこんなで、とろとろスライムが高いか安いか!?と言われれば
高い!と誰もが返答するかとは思うのですが。

こちをご覧あれ。



これは、ドラゴンクエストのボトルキャップフィギュア。(368円也)
ホイミスライムと、スライムタワー。

箱の中に、各スライムがひとつ、ランダムに入っているものなんですが。(くじ引き要素)

ボトルキャップなので、このように使います。



どーですか。
下298円、上368円。それが2セット。約1400円!!

ね、下の298円の瓶がお安く感じられるでしょ?!



…というか、もう良い歳なんだから、なんでもかんでも「みつけた~♪」と
旦那様に駆け寄っていくのは自粛しようと思う今日この頃…

(旦那様が買ってくれるのが指輪とかじゃなくってスライムってどうなの自分)
(いやもう本当に自粛しようと思う)


だサイダー

2010年07月17日 | 日記

のっけからタイトルが昭和臭い。

それもそのはず、
復刻堂の仮面サイダーシリーズコンプリート!だからだ!(特撮のナレーション風に)

旦那様が日々着々と集めていたジュースの缶が揃ったの図。

「危なかった!!すでに第二段が始まってて、残りひとつが手に入らん!て焦った」

と大真面目に鞄から残りひとつを出して見せてくれたのが今日の朝。
(大人の男の熱い情熱を見た。)
しかしこれ、全8種類+シークレット1種類、なのだが。

二段に積むと、コンプリート感0だ!!

なんで、全9種類+シークレット1種類、で計10缶にしてくれなかったのか!
(まあ縦に積んで飾るとは思わなかったんだろうな)
一か所だけ空いていて、A型の七咲は気になって仕方がない。
(隙間なくみっちりするのが好きなんだ。ジグソーパズルとかテトリスとかタイル貼りとか)

そういうわけで、この『不完全風コンプリート保管状態』を打破する為に
どこにどうやって飾ればいいのか思案中。

9本も横一列に飾るスペースはそうないよ?

…縦ならいけるんだが。

大黒柱風に、縦に積み上げるか。
のれんみたいにして天井からつりさげるか。