ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

GWウィークの終わり

2011年05月09日 | 日記

さてさて、5月も2週目ということで、1年前半戦のお楽しみ、GWも終わり、

今日からまた平日、平常、平坦…などなど、色々平らなものと過ごして行く日常に

戻ったわけですが。

七咲も、お祭り騒ぎのゴールデンウィークが終了し、意味不明の風邪からようやく復活!!

これで延々、起き上がれない日々ともおさらばだぜ!!

干した布団が陽に当たっているのを見るだけで幸せを感じる(涙)

(朝は自分の布団のじっとりさ加減に恐怖心が喚起され飛び起きる有様)

もう二度とひかせてやらん!!

と、風邪に宣告してやったくらい今回の風邪は強敵でした。

七咲にとって、熱で寝込んだ今年のGWは、ガッデムウィーク、と読みます。

 

 

  

七咲は、病気とはほとんど無縁なんですが、風邪だけは別。

風邪だけは、「これが真の友情だ!」と、風邪ウィルスと肩を組めるくらいには

よく風邪をひきます。

しかも一度ひいたら、低空飛行(症状は軽い)で、め ち ゃ く ち ゃ 長い!!

1カ月以上、ずっと咳、鼻水、声がれ、が続いている、とかいうのが結構あります。

(しかもその長い風邪生活の間に、また別のを引いたりしてるんじゃないかとも思う)

今もまだ、咳痰鼻声喉炎症という風邪の諸症状は続行中なんですが、

熱が引いた、というただそれだけで、

地獄から生還したかの様!!

平熱って、素晴らしい!わが熱よ、平らかであってくれてアリガトウ!!

 

と感極まっておりますのも、普段、風邪をひいてもめったに熱とかでないんで

(熱が出ないが為に体内治癒が覚束なく長引いてるんじゃないかという説もある)

熱が出ただけで、これ風邪じゃないんじゃないの?!とか

思ったりするくらいです。

今回の一人大騒ぎGW(ガッデムウィーク)も、風邪じゃないんじゃないの?!

という自問自答との戦いでした。

 

熱が出始めた当初、37℃台だった熱は、それ以降、38℃台をうろうろする。

いつもなら、この程度の熱ならすぐ下がっちゃうのですが

今回は、この熱と共に、「頭痛+歯痛」が襲来!!

どこが痛いって、もうとにかく、

シャレコウベが痛い!

としか言いようがない。

まだ白骨化したことのないわが頭蓋骨ですが、余りの痛さに

皮膚の下ではおのずと白骨化してんじゃないかと日夜、疑う。

 

そんな具合に頭の骨がそこらじゅう痛くて、でもどうしようもないので

布団の中で歯を食いしばって耐えていると、今度は歯が痛くなってくるという

悪循環。

 

これは、熱のせいなのか、白骨化のせいなのか、素人には判断できん!

と思っても、普段、病気にならない七咲の一番の疑問点は

 

医者に行っていい熱って何度からだ?

 

これですよ。

まあ、常識で考えて、40℃になると自力で行けないから、せめて

歩行できる39℃だよな?

と、わりと冷静に判断しているので、

最初の二日はなんとか市販の薬で下げようと努力してたんですが

 

これがちっとも効きやしねえ!!

 

おのれ「ぱ○ろん」!風邪薬という看板に偽りありか、この根性なし!!

と、二日で早々にキレちゃったので、というかもう

熱よりも痛みの方に耐えられないので

まず、痛みを何とかしてくれそうな「ばふ○りん」を飲んでみる。

その薬が効き始めた途端、なんと38,8℃から、一気に36,2℃まで下がる。

まてまてまてまて。

 

逆に怖いわ!!

 

いや、本当、何が入ってるんだ「ばふ○りん」!

容赦なく「熱」と「痛み」をぶっとばし、それまでの症状が嘘のように

素の状態に戻してくれるばふ○りん!

半分は優しさで出来ているとして、もう半分は何だ?!

禍々しすぎて、「半分は優しさでできています」とかいうキャッチーさを、あ え て

前面に押し出さないといけないくらい、最凶の何かでできているのか?!

 

そんなもの飲んじゃったよ!!

 

と、すっかり、ばふ○りんに、風邪ともども恐れ入っていたのですが(さすが親友)

その効き目が切れた途端、再び熱38,6℃へ急上昇!!

 

効き目も半分か!!

 

と、再びキレる。

キレても仕方がないので、(薬が)切れる度、ばふ○りんをがばがば飲んで

世間様の三連休をなんとかやり過ごす。

 

しかし!

 

七咲、「風邪は寝て治す」がモットーです。

何年か前、ある風邪薬の効能の所に、「風邪の諸症状の緩和」と書かれているのを

初めて見て、風邪薬というものを理解した時以来、

「風邪薬は役に立たん!」と思い込んでしまっているので(思いこんだら試練の道を~)

自力で治す方向にシフトチェンジ。

 

だから今回も寝て治したいんですよ。

寝て治したいんですが、頭痛が酷くてろくに寝れないので

その根本的なところの、「寝るために痛みを止める」ばふ○りんを飲んだのですが

ばふ○りんは、興奮剤か何か入っているのでしょうか。

 

ぜんっぜん!眠れません!!!

 

24時間戦えますか、っていうドリンクもCMでなく本当に24時間戦えるんだろうな

と信じてしまったくらい、脳が眠る行為を忘れてしまったようです。

寝て治したいのに興奮剤で眠れないなら、ばふ○りんを飲む前の状況と何一つ

 

改善されとらんがな!!

 

と思いいたった時、ようやく、「病院」という二文字が浮かびました。

 

もう熱が何度あれば…とか、そういう次元を通り越して、6日夜、

自転車で15分ほどの所にある総合病院に駆け込みました。

(近所の病院はどこもやってなくて途方にくれたんですが、そこはほら

興奮剤が効いてるから、いつもより意欲的に攻めていきましたよ)

 

そうして病院に行ったら、自前「寝て治す」を鼻で笑われるくらい薬を貰ったので

(各症状に合わせて、いちいち何種類もくれるんですね、病院って…)

驚くほど早く熱が下がりました。

 

頓服の効き目、コエー。

ばふ○りんの時のようなドーピング感(薬で無理やり平熱に見せかけている)が

一切感じられないのに、「風邪?だれが?」って状態にもってきている。

(ばふ○りんは完全に、体内に悪症状がこもっているのが解る)

 

ばふ○りんが熱と痛みを抑える様を狩りに例えると、

集団でよってたかって獲物をとり囲み、大立ち回りをやらかすライオンの様。

獲物(この場合、熱と痛み)は、地面に押さえつけられてじたばたしている感じ。

ところが頓服は、音もなく背後から獲物に襲い掛かり、急所を一突きする鷹の様。

獲物は襲われた自覚もないままに、昇天!という感じだろうか。

 

そういうわけで、頓服3回分で「昇天」してしまった熱と痛みの1週間、

 

あれ本当に現実の事だったのだろうか、

 

と平常に戻っている今、空恐ろしくてたまらないので

記憶も鮮明なうちにブログにしたためておきましたよ。

 

b型インフルエンザが流行ってるようです。

(インフルエンザかどうか検査させてもらいたんですけど、と看護婦さんに頼まれて

検査してもらった結果、ただの風邪でした。ええ、七咲もそう思ってましたとも)

皆様もどうぞお気を付け下さいませ。

そして「寝て治す」前に、とりあえず病院に行って鷹に急所を突いてもらう事を

お勧めします。

 

 

 

  

いやあ。

連休中のため病院が開いていなくて「薬一つで大騒ぎの巻」でしたが

病院もめったにいかないので、一人大騒ぎでしたけどね?

 

何年前だかの診察券をあてに夜間診療に行ったらどこもやってなくて

結局一番遠い(しかも無駄にでっかい総合医療)病院に行く羽目になり

己の健康っぷりを改めて自覚した、とか。

 

とりあえず初診受付で事細かく症状を聞かれ、問診票らしきものに書きこまれつつ

「ええ?!五日前から熱?ずっと?!」と驚かれたのに対して経緯を細かく話し、

「特別待合室(熱があるから)」という所で待っていると

やってきた看護婦さんらしき再び問診され、「で?熱に気がついたのはいつ?」と素で聞かれ

「え!五日前から?あー、初めの方からちゃんと聞くわ」(ちゃんと聞いてなかったんかい)

と、ここでも再び事細かく話して、問診票らしきものも書いたのに、

いざ対面したお医者さんが「どうしました?」って聞いてきて脱力してしまった、とか。

お医者さんもやっぱり、「ええ?!五日前からずっと熱?さがらんの!」と驚いていたが

 

各部署のみごとな断絶ぶりにこっちが驚きだよ!

 

と思った事とか。

(あの3枚の問診票らしきものは誰の手にも渡らない個人収集物的なものなのか?)

 

特別待合から内科に移される時に、「順番から言ってすぐ呼ばれます(動かないでね)」と

わざわざ言われたから5分くらいか?と思ってたら2時間近くたって呼ばれたりして、

看護婦さんと一般人の時間の感覚は、太陽と天王星ほども違うんだな、と学習した事とか。

(だとしても2時間近くもこの場所を離れてうろついてたらそりゃ病人じゃなくて、ゴリラだよ)

 

この診察カード昔の物だから作りなおして受付に渡しておきます、と云われた待合17時。

診察が終わって受付に行くと同じカードを渡された21時。

自動会計機に通らない旨伝えると「どうしてエラーがでるんでしょうね?」と素で困られて

もう手動で会計しちゃいますネ、と、ここでも各部署の断絶感に圧倒されたものの

次来るのはまた3年後とかそんな感じだからもういいか、とか。

(でも作成された新たなカードがどっかに人知れず置き去りにされてたら惨めだな、とか…)

 

処方箋薬局で、お薬手帳をつくるので「アンケート書いて下さいね」、と言われ

Q1.飲めない薬の種類は?( 錠剤 カプセル 粉 液体 )

となっていたから恥を忍んで粉薬に○を付けたら、実際処方されたのは

粉薬ばかりだったとか。

(なんのアンケートだったのか?統計?単なる嫌いな薬ランキング?)

 

 

そんな感じで。

普段、病院に行ったことがない人間が病院に行くと、ただそれだけで

しょうもないドラマが待っています。

 

平らかに飽きた時は、ちょっと行ってみましょう。